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公開番号2024106210
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-07
出願番号2023010403
出願日2023-01-26
発明の名称読取装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ネクスト
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240731BHJP(電気通信技術)
要約【課題】読取装置において、原稿台に原稿が置き忘れられた場合の報知について改善することを目的とする。
【解決手段】MFP10のコントローラ11は、原稿台20に原稿が残されているか否を判断する。コントローラ11は、原稿台20に原稿が残されていることが判断された場合に、現在のログインユーザに応じて、原稿台20に残されている原稿に関する報知を、ユーザIF16を用いて行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
原稿台と、
スキャナと、
ユーザインタフェースと、
コントローラと、を備える読取装置であって、
前記コントローラは、
読取装置のログインユーザからの指示に応じて、前記スキャナに、前記原稿台に置かれた原稿を読み取らせることで画像データを生成することが可能であり、
前記原稿台に原稿が残されているか否を判断する残原稿判断処理と、
前記原稿台に原稿が残されていることが判断された場合に、現在のログインユーザに応じて、前記原稿台に残されている原稿に関する報知を、前記ユーザインタフェースを用いて行う報知処理と、を実行するように構成されている読取装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
前記報知処理において、
現在のログインユーザが、前記原稿台に前記原稿が置かれたときのログインユーザと異なるログインユーザであれば、前記報知を行い、
現在のログインユーザが、前記原稿台に前記原稿が置かれたときのログインユーザと同じログインユーザであれば、前記報知を行わない、ように構成されている請求項1に記載の読取装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記原稿台に原稿が置かれたときに、このときのログインユーザを示す識別情報をメモリに記憶させ、
前記報知処理において、
現在のログインユーザが、前記メモリに記憶されている識別情報で示されるログインユーザと異なるログインユーザであれば、前記報知を行い、
現在のログインユーザが、前記メモリに記憶されている識別情報で示されるログインユーザと同じログインユーザであれば、前記報知を行わない、ように構成されている請求項2に記載の読取装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
ログインユーザを認証するときに、前記残原稿判断処理によって、前記原稿台に原稿が残されているか否かを判断し、かつ、前記原稿台に原稿が残されていることが判断された場合に、
前記報知処理によって、
認証されたログインユーザが、前記原稿台に前記原稿が置かれたときのログインユーザと異なるログインユーザであれば、前記報知を行い、
認証されたログインユーザが、前記原稿台に前記原稿が置かれたときのログインユーザと同じログインユーザであれば、前記報知を行わない、ように構成されている請求項2に記載の読取装置。
【請求項5】
前記原稿台に原稿が置かれたことを検知するセンサを備え、
前記コントローラは、
前記残原稿判断処理において、前記原稿台に原稿が置かれたことによる前記センサからの出力の変化に基づいて、前記原稿台に原稿が残されていることを判断する、ように構成されている請求項4に記載の読取装置。
【請求項6】
前記原稿台に原稿が置かれたことを検知するセンサを備え、
前記コントローラは、
前記原稿台に原稿が置かれたことによる前記センサからの出力の変化に基づいて、フラグを第1値に設定し、
前記原稿台から原稿が取り除かれたことによる前記センサからの出力の変化に基づいて、前記フラグを第2値に設定し、
前記残原稿判断処理では、前記ログインユーザの認証が完了する前から、前記フラグが前記第1値に設定されている場合に、前記原稿台に原稿が残されていることを判断する、ように構成されている請求項4に記載の読取装置。
【請求項7】
前記コントローラは、
前記スキャナによる原稿の読取を指示する操作を受け付けたときに、前記残原稿判断処理によって、前記原稿台に原稿が残されているか否かを判断し、かつ、前記原稿台に原稿が残されていることが判断された場合に、
前記報知処理によって、
認証されたログインユーザが、前記原稿台に前記原稿が置かれたときのログインユーザと異なるログインユーザであれば、前記報知を行い、
認証されたログインユーザが、前記原稿台に前記原稿が置かれたときのログインユーザと同じログインユーザであれば、前記報知を行わない、ように構成されている請求項2に記載の読取装置。
【請求項8】
前記原稿の読取を指示する操作は、前記ユーザインタフェースに表示された前記原稿の読取に対応するアイコンの操作である、ように構成されている請求項7に記載の読取装置。
【請求項9】
媒体の接近を検知する無線通信インタフェースを備え、
前記原稿の読取を指示する操作は、前記原稿の読取に対応する前記媒体を、前記無線通信インタフェースに接近させることである、ように構成されている請求項7に記載の読取装置。
【請求項10】
前記コントローラは、
前記無線通信インタフェースが前記媒体の接近を検知すると、前記無線通信インタフェースを介して、前記媒体に記憶された、ユーザを識別する情報を取得し、取得された前記ユーザを識別する情報を用いて、ログインユーザの認証を行うことが可能であり、
前記報知処理において、
前記ユーザを識別する情報を用いて認証されたログインユーザが、前記原稿台に原稿が置かれたときのログインユーザと異なるログインユーザであれば、前記報知を行い、
前記ユーザを識別する情報を用いて認証されたログインユーザが、前記原稿台に原稿が置かれたときのログインユーザと同じログインユーザであれば、前記報知を行わない、ように構成されている請求項9に記載の読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
原稿台に置かれた原稿を読み取ることで画像データを生成する読取装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、原稿台に置かれた原稿をスキャナに読み取らせることで画像データを生成する読取装置が記載されている。また、読取装置は、原稿台に原稿が置き忘れられていることが判断された場合に、ユーザのメールアドレスにメールを送信することで、ユーザに対して、報知を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-219981号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された読取装置では、原稿が置き忘れられている場合に、原稿を置き忘れたユーザを対象として報知を行う構成であり、原稿の置き忘れ時における報知について改善する余地がある。
【0005】
本発明は、読取装置において、原稿台に原稿が置き忘れられた場合の報知について改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本実施形態に開示された読取装置では、原稿台と、スキャナと、ユーザインタフェースと、コントローラと、を備えている。コントローラは、読取装置のログインユーザからの指示に応じて、スキャナに、原稿台に置かれた原稿を読み取らせることで画像データを生成することが可能であり、原稿台に原稿が残されているか否を判断する残原稿判断処理と、原稿台に原稿が残されていることが判断された場合に、現在のログインユーザに応じて、原稿台に残されている原稿に関する報知を、ユーザインタフェースを用いて行う報知処理と、を実行するように構成されている。
【0007】
上記構成では、コントローラは、原稿台に原稿が残されていることを判断すると、現在のログインユーザに応じて、原稿台に残されている原稿に対する報知を、ユーザインタフェースを用いて行う。これにより、読取装置を使用するログインユーザに応じた有効な報知を行うことが可能になる。
【発明の効果】
【0008】
一律に、ユーザに対して報知を行う場合に比べて、読取装置を使用するログインユーザに応じた有効な報知を行うことが可能な読取装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
MFPのブロック構成図である。
コントローラにより実行される処理の手順を説明するフローチャートである。
ログイン前の待機画面を説明する図である。
ログイン画面を説明する図である。
ログイン後の待機画面を説明する図である。
図2のS11の処理の手順を説明するフローチャートである。
コントローラにより実行される処理の手順を説明するフローチャートである。
図2のS14の処理の手順を説明するフローチャートである。
原稿準備報知画面を説明する図である。
原稿交換報知画面を説明する図である。
原稿確認報知画面を説明する図である。
第2実施形態に係るコントローラにより実行される処理の手順を説明するフローチャートである。
図12のS72で実行される処理の手順を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施形態) 読取装置の実施形態をMFP(Multi Function Peripheralの略称)を用いて説明する。MFP10は、コントローラ11、メモリ12、プリンタ13、FAXIF14、スキャナ15、ユーザIF16、無線通信IF17、通信IF18を備えている。これらの構成要素は、バスを介して互いに通信可能に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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