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公開番号2024104559
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-05
出願番号2023008844
出願日2023-01-24
発明の名称製品管理システム
出願人株式会社ベルク
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/083 20240101AFI20240729BHJP(計算;計数)
要約【課題】製造メーカーなどから提供される製品情報を一元管理可能な製品管理システムを提供する。
【解決手段】製品管理システム10は、製品物流ラベルAに含まれる情報を読み取る読み取り装置を備えた端末装置3と、製品情報を記憶するデータベースを備えた製品管理サーバ1と、から構成される。データベースに記憶される製品情報は、標準規格の製品情報と、製造メーカーの独自規格の製品情報と、追加情報とを含み、標準規格の製品情報の一部は、製品物流ラベルに含まれる情報に対応付けられている。製品管理サーバ1は、端末装置3から送信された製品物流ラベルAに含まれる情報に基づき、製品情報をデータベースで検索して、検索された製品情報を前記端末装置に送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
製品物流ラベルに含まれる情報を読み取る読み取り装置を備えた端末装置と、製品情報を記憶するデータベースを備えた製品管理サーバと、から構成される製品管理システムであって、
前記データベースに記憶される前記製品情報は、標準規格の製品情報と、製造メーカーの独自規格の製品情報と、追加情報とを含み、前記標準規格の製品情報の一部は、前記製品物流ラベルに含まれる情報に対応付けられており、
前記製品管理サーバは、前記端末装置から送信された前記製品物流ラベルに含まれる情報に基づき、前記製品情報を前記データベースで検索して、前記検索された前記製品情報を前記端末装置に送信する、製品管理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の製品管理システムであって、
前記製品物流ラベルに含まれる情報及び前記製品情報は、製品識別番号及びロット番号を含む、製品管理システム
【請求項3】
請求項1に記載の製品管理システムであって、
前記製品情報は、前記端末装置及び/又は前記製品管理サーバから入力された追加情報を含む、製品管理システム。
【請求項4】
請求項1に記載の製品管理システムであって、
前記端末装置は、前記検索された前記製品情報を前記端末装置の表示部に表示する、製品管理システム。
【請求項5】
請求項1に記載の製品管理システムであって、
前記端末装置は、前記検索された前記製品情報に基づき、承継ラベルを印刷するための承継ラベル情報を生成する、製品管理システム。
【請求項6】
請求項5に記載の製品管理システムであって、
前記承継ラベルを印刷するプリンタ(例えば、モバイルプリンタ)を備え、前記プリンタは、前記端末装置と無線通信により、前記承継ラベルを印刷する、製品管理システム。
【請求項7】
請求項5に記載の製品管理システムであって、
前記追加情報は、前記標準規格の製品情報及び前記独自規格の製品情報に含まていない、前記承継ラベルに記載される情報である、製品管理システム。
【請求項8】
請求項1に記載の製品管理システムであって、
前記製品管理サーバは、前記製造メーカーのメーカーサーバから前記標準規格の製品情報及び前記独自規格の製品情報を受信する、製品管理システム。
【請求項9】
請求項1に記載の製品管理システムであって、
前記端末装置は、携帯端末装置(例えば、携帯電話、スマートフォン、又はタブレット型端末)である、製品管理システム。
【請求項10】
製品物流ラベルに含まれる情報を読み取る読み取り装置を備えた端末装置から前記製品物流ラベルに含まれる情報を受信すると共に、製品情報を記憶するデータベースを備えた製品管理サーバであって、
前記データベースに記憶される前記製品情報は、標準規格の製品情報と、製造メーカーの独自規格の製品情報と、追加情報とを含み、前記標準規格の製品情報の一部は、前記製品物流ラベルに含まれる情報に対応付けられており、
前記製品管理サーバは、前記端末装置から送信された前記製品物流ラベルに含まれる情報に基づき、前記製品情報を前記データベースで検索して、前記検索された前記製品情報を前記端末装置に送信する、製品管理サーバ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、製品管理サーバ及び製品管理システムに関し、より詳細には、製品情報を一元管理する製品管理システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来の食肉加工の際、小売業者は、製造メーカー等から仕入れた枝肉を部分肉に切り分けた後、部分肉をさらに切り分けた精肉を販売している。枝肉には、図2に示すような食肉物流ラベルAが貼られている。食肉物流ラベルから個体識別情報を読み取ることにより、生産から販売までのトレーサビリティ情報(流通履歴情報)を把握することができる。枝肉を部分肉に加工する際に、枝肉の個体識別情報を引き継ぐために、食肉物流ラベルから読み取った個体識別情報を含む承継ラベルを検品装置などの現場の機器で印刷して、部分肉に付すことが行われている。
【0003】
特許文献1には、牛肉食品のトレーサビリティ情報を管理する媒体記録装置が提案されている。この媒体記録装置は、ネットワークを介してトレーサビリティ情報を提供する複数の情報提供サイトを識別するためのサイト識別コードと、トレーサビリティ情報の管理単位ごとに商品に対して割り当てられる情報識別コードと、を含む複合コードを生成する生成手段と、生成された前記複合コードを、商品用記録媒体に記録する記録手段と、を備え、商品に係る情報を、当該商品に付随させる商品用記録媒体に記録する。
【0004】
この媒体記録装置は、例えば、商品の販売者サーバに構築されたウェブサイトである代理要求サイトが、消費者が必要なトレーサビリティ情報を提供する製造メーカーの情報提供サイトを代理で特定する機能を有しており、販売者サーバには、業者コードから、情報提供サイトのアドレスを特定するための変換テーブルが記憶されている。そして、代理要求サイトは、消費者端末装置から送信された問合せコードに含まれる業者コードに基づいて、製造メーカーごとの情報提供サイトのアドレスを特定し、特定したアドレスの情報提供サイトに、問合せコードに含まれる個体識別番号を送信し、情報提供サーバから送信されるトレーサビリティ情報を取得するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-318111号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の食肉加工の際、食肉物流ラベルには、標準規格の製品情報に加えて、各製造メーカーごとに独自規格の製品情報が記載されることがあり、これらの情報は一元管理されていない。標準規格の製品情報は、現場の機器のスキャナーから容易に読み込んで承継レベルに印刷することができる。一方、独自規格の製品情報は、製造メーカー間で統一できていない項目があるため、現場の機器は、スキャナーから読み込んだ情報を処理することができない。そこで、現場の機器に、各製造メーカー間で統一されていない(標準化されていない)製品情報の設定を手動で追加、変更して、独自規格の製品情報を印刷可能としている。
【0007】
しかしながら、既に現場の機器に設定されている製造メーカー以外を現場の機器に追加する場合、現場へ直接赴いて機器を設定する必要があり、時間やコストがかかるため、自由に製造メーカーを追加できず取引拡大を阻害していた。
【0008】
そこで本発明は、製造メーカーなどから提供される製品情報を一元管理可能な製品管理システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の態様は、次の通りである。
[態様1]
製品物流ラベルに含まれる情報を読み取る読み取り装置を備えた端末装置と、製品情報を記憶するデータベースを備えた製品管理サーバと、から構成される製品管理システムであって、
前記データベースに記憶される前記製品情報は、標準規格の製品情報と、製造メーカーの独自規格の製品情報と、追加情報とを含み、前記標準規格の製品情報の一部は、前記製品物流ラベルに含まれる情報に対応付けられており、
前記製品管理サーバは、前記端末装置から送信された前記製品物流ラベルに含まれる情報に基づき、前記製品情報を前記データベースで検索して、前記検索された前記製品情報を前記端末装置に送信する、製品管理システム。
【0010】
[態様2]
態様1に記載の製品管理システムであって、
前記製品物流ラベルに含まれる情報及び前記製品情報は、製品識別番号及びロット番号を含む、製品管理システム
[態様3]
態様1に記載の製品管理システムであって、
前記製品情報は、前記端末装置及び/又は前記製品管理サーバから入力された追加情報を含む、製品管理システム。
[態様4]
態様1に記載の製品管理システムであって、
前記端末装置は、前記検索された前記製品情報を前記端末装置の表示部に表示する、製品管理システム。
(【0011】以降は省略されています)

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