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公開番号2024103864
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023007810
出願日2023-01-23
発明の名称測定装置、測定方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01B 11/26 20060101AFI20240726BHJP(測定;試験)
要約【課題】高精度の視線検出が可能な測定装置を提供する。
【解決手段】ユーザの視線方向を測定する測定装置(1000)であって、特定の波長の光を照明する照明部(11)と、2次元状に配置された複数の光電変換部(201)を有し、照明部により照明された光の反射光の光量分布情報を取得する光検出部(21)と、光量分布情報に基づいて視線方向を演算する演算処理部(51)とを有し、演算処理部は、光量分布情報に基づいて、照明部により照明された光が反射面で反射して光検出部に到達するまでの光路長情報を演算し、光路長情報に基づいて反射面の曲率半径を演算し、曲率半径に基づいて視線方向を演算する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの視線方向を測定する測定装置であって、
特定の波長の光を照明する照明部と、
2次元状に配置された複数の光電変換部を有し、前記照明部により照明された前記光の反射光の光量分布情報を取得する光検出部と、
前記光量分布情報に基づいて前記視線方向を演算する演算処理部とを有し、
前記演算処理部は、
前記光量分布情報に基づいて、前記照明部により照明された前記光が反射面で反射して前記光検出部に到達するまでの光路長情報を演算し、
前記光路長情報に基づいて前記反射面の曲率半径を演算し、
前記曲率半径に基づいて前記視線方向を演算することを特徴とする測定装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記照明部は、複数の光源を有し、
前記演算処理部は、
前記複数の光源から発せられる前記光に関する複数の光路長情報をそれぞれ演算し、
前記複数の光路長情報を用いて前記曲率半径を演算することを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
【請求項3】
前記演算処理部は、
前記曲率半径に基づいて、前記反射光がユーザの角膜からの第1反射光または不要な第2反射光であるかを判定し、
前記第1反射光に基づいて前記視線方向を演算することを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
【請求項4】
前記第2反射光は、ユーザの眼鏡からの反射光であることを特徴とする請求項3に記載の測定装置。
【請求項5】
前記演算処理部は、前記曲率半径が所定の範囲内である場合、前記反射光が前記第1反射光であると判定することを特徴とする請求項3に記載の測定装置。
【請求項6】
前記曲率半径をR(mm)とするとき、
6.0<|R|<10.0
なる条件式を満足する場合、前記曲率半径が前記所定の範囲内であると判定されることを特徴とする請求項5に記載の測定装置。
【請求項7】
前記照明部の照射タイミングと、前記光検出部の検出タイミングとを制御するタイミング制御部を更に有することを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
【請求項8】
前記照明部は、3つ以上の光源を有すること特徴とする請求項1に記載の測定装置。
【請求項9】
前記複数の光電変換部のそれぞれに入射する光をカウントするカウンタを更に有することを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
【請求項10】
前記特定の波長の中心波長をλ(nm)とするとき、
600<λ<1500
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、測定装置、測定方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ユーザ(観察者)が観察している位置を検出する、所謂視線(視軸)を検出する装置(例えばアイカメラ)が知られている。特許文献1には、光源からの平行光束をユーザの眼球の前眼部へ投射し、角膜からの反射光による角膜反射像と瞳孔の結像位置を利用して視線方向を求める方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平01-274736号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された方法は、ユーザが眼鏡をかけている場合、角膜からの反射光と眼鏡からの反射光とを判別できない。このため、眼鏡からの反射光を角膜からの反射光として視線方向を算出してしまう場合があり、高精度の視線検出を行うことができない。
【0005】
そこで本発明は、高精度の視線検出が可能な測定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての測定装置は、ユーザの視線方向を測定する測定装置であって、特定の波長の光を照明する照明部と、2次元状に配置された複数の光電変換部を有し、前記照明部により照明された前記光の反射光の光量分布情報を取得する光検出部と、前記光量分布情報に基づいて前記視線方向を演算する演算処理部とを有し、前記演算処理部は、前記光量分布情報に基づいて、前記照明部により照明された前記光が反射面で反射して前記光検出部に到達するまでの光路長情報を演算し、前記光路長情報に基づいて前記反射面の曲率半径を演算し、前記曲率半径に基づいて前記視線方向を演算する。
【0007】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、高精度の視線検出が可能な測定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態および第2実施形態における測定装置のブロック図である。
各実施形態における光検出部の画素領域の構成図である。
各実施形態における光検出部の駆動パルスの説明図である。
第1実施形態における測定装置の動作を示すフローチャートである。
第2実施形態における測定装置の動作を示すフローチャートである。
第3実施形態における測定装置のブロック図である。
第3実施形態における測定装置の動作を示すフローチャートである。
各実施形態における測定装置の説明図である。
各実施形態における曲率半径の算出方法の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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