TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024103829
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023007739
出願日2023-01-23
発明の名称コネクタ装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/52 20060101AFI20240726BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】フロントホルダの取付状態を維持する。
【解決手段】コネクタ装置1は、第一端子21を保持する第一ハウジング22を有する第一コネクタと、第二端子31を保持する第二ハウジング32、及び、フロントパッキン33を保持するフロントホルダ34を有する第二コネクタと、備え、第一ハウジング22は、第二コネクタに向けて開口する嵌合孔、及び、第一端子21の外周を覆い軸線方向Xに延びる第一筒部222を形成し、第二ハウジング32は、嵌合孔に挿入される筒状の嵌合部321を形成し、嵌合部321は、内面から内側へ突出する係止突起323を形成し、フロントホルダ34は、嵌合部321の内面に沿って延び係止突起323と係合する係止アーム341を有し、第一筒部222は、係止アーム341の内側に挿入され、係止アーム341の軸線方向Xと交差する方向の変位を規制するように構成される。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
軸線方向に向けて配置される第一端子、及び、前記第一端子を保持する第一ハウジングを有する第一コネクタと、
前記第一端子に接続される第二端子、前記第二端子を保持する第二ハウジング、前記第一ハウジングと前記第二ハウジングの間を止水するパッキン、及び、前記パッキンを保持するフロントホルダを有する第二コネクタと、備え、
前記第一ハウジングは、前記第二コネクタに向けて開口する嵌合孔、及び、前記嵌合孔の孔内で前記第一端子の外周を覆い前記軸線方向に延びる筒部を形成し、
前記第二ハウジングは、前記嵌合孔に挿入される筒状の嵌合部を形成し、
前記パッキンは、前記嵌合部の外周に取り付けられ、前記嵌合部と前記嵌合孔の間を止水し、
前記嵌合部は、内面から内側へ突出する係止突起を形成し、
前記フロントホルダは、前記嵌合部の前記内面に沿って延び前記係止突起に挿入される係止孔を形成し前記軸線方向と交差する方向に撓んで前記係止突起と係合する係止アームを有し、
前記筒部は、前記嵌合部と前記嵌合孔が嵌合し前記第一コネクタと前記第二コネクタが接続される状態において、前記係止アームの内側に挿入され、前記係止アームの前記軸線方向と交差する方向の変位を規制する、
コネクタ装置。
続きを表示(約 92 文字)【請求項2】
前記筒部は、前記係止アームとの隙間距離が前記係止アームの厚さより狭くなるように前記係止アームの内側に配置される、
請求項1に記載のコネクタ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタ装置としては、例えば、特許文献1に記載されるように、オスコネクタとメスコネクタを備え、メスコネクタにおいて、フロントホルダに係止突起を形成し、ハウジングに係止アームを形成したものが知られている。このコネクタ装置は、メスコネクタにおいて、フロントホルダをハウジングに接続する場合、係止アームが係止突起の接触により撓み係止突起を接続方向に摺動させて係止突起と係合させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-185911号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなコネクタ装置にあっては、係止アームによるフロントホルダの保持力が低下するおそれがある点で改善の余地がある。例えば、係止アームと係止突起が係合する場合、係止突起が係止アームに強く接触して摺動すると、係止突起又は係止アームが摩耗し、係止アームと係止突起の係合が緩むおそれがある。このため、ハウジングに対するフロントホルダの保持力が低下することが懸念される。
【0005】
そこで、本発明は、フロントホルダの取付状態を維持することができるコネクタ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係るコネクタ装置は、軸線方向に向けて配置される第一端子、及び、前記第一端子を保持する第一ハウジングを有する第一コネクタと、前記第一端子に接続される第二端子、前記第二端子を保持する第二ハウジング、前記第一ハウジングと前記第二ハウジングの間を止水するパッキン、及び、前記パッキンを保持するフロントホルダを有する第二コネクタと、備え、前記第一ハウジングは、前記第二コネクタに向けて開口する嵌合孔、及び、前記嵌合孔の孔内で前記第一端子の外周を覆い前記軸線方向に延びる筒部を形成し、前記第二ハウジングは、前記嵌合孔に挿入される筒状の嵌合部を形成し、前記パッキンは、前記嵌合部の外周に取り付けられ、前記嵌合部と前記嵌合孔の間を止水し、前記嵌合部は、内面から内側へ突出する係止突起を形成し、前記フロントホルダは、前記嵌合部の前記内面に沿って延び前記係止突起に挿入される係止孔を形成し前記軸線方向と交差する方向に撓んで前記係止突起と係合する係止アームを有し、前記筒部は、前記嵌合部と前記嵌合孔が嵌合し前記第一コネクタと前記第二コネクタが接続される状態において、前記係止アームの内側に挿入され、前記係止アームの前記軸線方向と交差する方向の変位を規制するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタ装置によれば、フロントホルダの取付状態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタ装置を示す斜視図である。
図2は、実施形態に係るコネクタ装置において第一コネクタと第二コネクタを切り離した状態を示す斜視図である。
図3は、実施形態に係るコネクタ装置において第一コネクタと第二コネクタを切り離した状態を示す斜視図である。
図4は、実施形態に係るコネクタ装置における第一コネクタの分解斜視図である。
図5は、実施形態に係るコネクタ装置における第二コネクタの分解斜視図である。
図6は、実施形態に係るコネクタ装置における第二ハウジングの説明図である。
図7は、実施形態に係るコネクタ装置の接続の説明図である。
図8は、実施形態に係るコネクタ装置の接続の説明図である。
図9は、実施形態に係るコネクタ装置の接続の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態は、コネクタ装置に関する。図1は、実施形態に係るコネクタ装置を示す斜視図である。図2及び図3は、実施形態に係るコネクタ装置において第一コネクタと第二コネクタを切り離した状態を示す斜視図である。図4は、実施形態に係るコネクタ装置における第一コネクタの分解斜視図である。図5は、実施形態に係るコネクタ装置における第二コネクタの分解斜視図である。図6は、実施形態に係るコネクタ装置における第二ハウジングの説明図である。図7は、実施形態に係るコネクタ装置の接続の説明図であり、図2のVII-VIIの断面図である。図8は、実施形態に係るコネクタ装置の接続の説明図である。図9は、実施形態に係るコネクタ装置の接続の説明図であり、図1のIX-IXの断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

矢崎総業株式会社
端子
7日前
矢崎総業株式会社
充電器
3日前
矢崎総業株式会社
充電器
3日前
矢崎総業株式会社
端子台
14日前
矢崎総業株式会社
収容箱
7日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
21日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
4日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
21日前
矢崎総業株式会社
表示装置
17日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
13日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
4日前
矢崎総業株式会社
表示装置
7日前
矢崎総業株式会社
電流センサ
3日前
矢崎総業株式会社
シール部材
3日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
14日前
矢崎総業株式会社
グロメット
3日前
矢崎総業株式会社
グロメット
10日前
矢崎総業株式会社
基板ユニット
3日前
矢崎総業株式会社
短絡判定回路
3日前
矢崎総業株式会社
導体接続構造
3日前
矢崎総業株式会社
高圧コネクタ
12日前
矢崎総業株式会社
導体接続構造
6日前
矢崎総業株式会社
超音波接合方法
17日前
矢崎総業株式会社
車両用照明装置
20日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス
3日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス
3日前
矢崎総業株式会社
超音波接合装置
17日前
矢崎総業株式会社
車両通信システム
11日前
矢崎総業株式会社
電子機器ユニット
4日前
矢崎総業株式会社
バスバーモジュール
19日前
矢崎総業株式会社
バスバーモジュール
19日前
矢崎総業株式会社
締結装置及び締結方法
17日前
矢崎総業株式会社
圧着端子と電線の接続構造
10日前
矢崎総業株式会社
圧着端子と電線の接続構造
10日前
矢崎総業株式会社
コネクタ接続構造及びコネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
クリップ状端子及び導体接続構造
3日前
続きを見る