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公開番号2024103668
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024088878,2022176987
出願日2024-05-31,2019-08-07
発明の名称画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
出願人富士フイルム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20240725BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮影条件が異なる第1動画撮影モード及び第2動画撮影モードに応じて、各動画撮影モードにより撮影される動画に対して好適な圧縮処理を行う画像処理装置、撮影装置、画像処理方法及び画像処理プログラムを提供する。
【解決手段】画像処理方法において、撮影条件が異なる第1動画撮影モードと第2動画撮影モードとでは、動画を圧縮する場合に適用される量子化パラメータのとり得る範囲を異ならせる。第1動画撮影モードの場合、第1範囲内で量子化パラメータを決定し、第2動画撮影モードの場合、第1範囲よりも狭い第2範囲内で量子化パラメータを決定する。特に第2範囲の第2上限値は、第1範囲の第1上限値よりも小さくし、第2範囲の第2下限値は第1範囲の第1下限値よりも大きくする。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
第1動画撮影モード、又は前記第1動画撮影モードとは撮影条件が異なる第2動画撮影モードに基づいて撮影された動画を取得する動画取得部と、
前記動画取得部で取得した動画を構成するフレームの画像データの量子化パラメータを決定し、前記画像データを圧縮する圧縮処理部と、
を備える画像処理装置であって、
前記圧縮処理部は、前記第1動画撮影モードの場合、第1範囲内で前記量子化パラメータを決定し、前記第2動画撮影モードの場合、第2範囲内で前記量子化パラメータを決定し、前記第2範囲の第2上限値は前記第1範囲の第1上限値よりも小さい、又は、前記第2範囲の第2下限値は前記第1範囲の第1下限値よりも大きい画像処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第2範囲は、フレームレートの設定値に応じて設定される、請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記第2範囲は、外部からの指示を入力する指示入力部からの入力に応じて設定される、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記動画取得部で取得した動画のシーンを判別するシーン判別部を備え、
前記第2範囲は、前記シーン判別部により判別されたシーンに応じて設定される請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記圧縮処理部は、MPEG符号化方式により前記動画を圧縮する請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記圧縮処理部は、前記動画の過去のフレームの画像データの量子化後の発生符号量に応じて量子化パラメータを決定する請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記第1動画撮影モードは、動画の鑑賞に適した撮影条件で動画を撮影する動画撮影モードであり、前記第2動画撮影モードは、静止画の抽出に適した撮影条件で動画を撮影する動画撮影モードである、
請求項1から6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記第2動画撮影モードは、前記第1動画撮影モードに対してシャッタスピード、オートフォーカスの速度、自動露出の追従速度、ホワイトバランスの追従速度及びフレームレートの少なくとも1つが高速に設定される請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
前記第1動画撮影モード、又は前記第2動画撮影モードに基づいて動画を撮影する動画撮影部と、を備え、
前記動画取得部は、前記動画撮影部により撮影された前記動画を取得する撮影装置。
【請求項10】
第1動画撮影モード、又は前記第1動画撮影モードとは撮影条件が異なる第2動画撮影モードに基づいて撮影された動画を取得する動画取得ステップと、
前記動画取得ステップで取得した動画を構成するフレームの画像データの量子化パラメータを決定し、前記画像データを圧縮する圧縮処理ステップと、
を含む画像処理方法であって、
前記圧縮処理ステップは、前記第1動画撮影モードの場合、第1範囲内で前記量子化パ
ラメータを決定し、前記第2動画撮影モードの場合、第2範囲内で前記量子化パラメータを決定し、前記第2範囲の第2上限値は前記第1範囲の第1上限値よりも小さい、又は、前記第2範囲の第2下限値は前記第1範囲の第1下限値よりも大きい画像処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は画像処理装置、撮影装置、画像処理方法及び画像処理プログラムに係り、特に動画の圧縮技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、被写体の一瞬のシーンを捉えるために、静止画抽出用の動画を撮影する動画撮影モードを有する撮影装置が提案されている(特許文献1)。
【0003】
特許文献1に記載の静止画抽出用の動画は、例えば、通常の動画と比べて1フレームの露光時間が短く設定されたものである。
【0004】
ところで、動画のデータ量は膨大であるため、動画を記録する場合には、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)符号化方式等により動画を圧縮して記録している。
【0005】
動画を圧縮する場合、動画の圧縮率を高くすると、画質が低下し、一方、圧縮率を低くすると、ビットレート(単位時間当たりに転送又は処理するビット数)が高くなり、装置の処理能力を超えるという問題がある。
【0006】
そこで、動画の過去のフレームの画像データの量子化後の発生符号量に応じて量子化パラメータ(QP:Quantization Parameter)値を制御し、発生符号量が大きくなると、Q
P値を大きく(圧縮率を高く)してビットレートが処理能力を超えないように制限し、発生符号量が小さくなると、QP値を小さく(圧縮率を低く)して高画質化を図っている。
【0007】
特許文献2には、処理する画像が静止画から動画に切り替わった直後における画質の劣化を回避することが可能な画像処理装置が提案されている。この画像処理装置は、処理する画像が静止画から動画に切り替わった直後に発生し得る、発生符号量が予め設定された下限値以下になる場合、その発生符号量を下限値に制限している。
【0008】
即ち、圧縮処理する画像が静止画であることにより実際の発生符号量がゼロ又はそれに近い場合であっても、ある程度の符号量(下限値)が発生したものとみなし、これにより、圧縮処理する画像が静止画から動画に切り替わった時点において、QP値が過度に小さく設定されないようにしている。その結果、圧縮処理する画像が静止画から動画に切り替わった直後において、QP値が過度に小さく設定される領域と過度に大きく設定される領域とが繰り返されるという事態が発生せず、静止画から動画に切り替わった時点の動画の画質の劣化を回避するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2016-32303号公報
特開2013-187634号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
特許文献2に記載の画像処理装置は、静止画のフレームと動画のフレームとが混在する入力画像に対して圧縮処理するものであり、静止画抽出用の動画を圧縮処理するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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