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公開番号2024103663
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024088704,2021528243
出願日2024-05-31,2020-06-16
発明の名称画像処理装置および画像処理方法
出願人ソニーグループ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04N 19/70 20140101AFI20240725BHJP(電気通信技術)
要約【課題】画像処理に必要な実装負荷の低減を図る。
【解決手段】復号部は、適応ループフィルタとして参照するパラメータセットの数の最大数が固定値として規定されたパラメータセットを含むビットストリームを復号して、復号画像を生成する。フィルタ部は、復号部により復号されたパラメータセットを参照して、復号部により生成された復号画像に対して、適応ループフィルタを適用する。本技術は、例えば、適応ループフィルタを利用して画像処理を行う画像処理システムに適用できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
適応ループフィルタとして参照するパラメータセットの数の最大数がAPS(Adaptation Parameter Set)のタイプであるaps_params_typeごとに規定された固定値として規定されたパラメータセットを参照して、ビットストリームを復号して生成された復号画像に対して、前記適応ループフィルタを適用するフィルタ部
を備える画像処理装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記最大数は、スライスを分割するタイルの数に依存しない固定値である
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記最大数は、レベルごとに規定された固定値である
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記最大数は、aps_params_typeごとに規定され、かつ、レベルごとに異なる固定値である
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
適応ループフィルタとして参照するパラメータセットの数の最大数がAPS(Adaptation Parameter Set)のタイプであるaps_params_typeごとに規定された固定値として規定されたパラメータセットを参照して、ビットストリームを復号して生成された復号画像に対して、前記適応ループフィルタを適用することと
を含む画像処理方法。
【請求項6】
適応ループフィルタとして参照するパラメータセットの数の最大数がAPS(Adaptation Parameter Set)のタイプであるaps_params_typeごとに規定された固定値として規定されたパラメータセットに従って、画像を符号化する際にローカル復号して生成されたローカル復号画像に対して、前記適応ループフィルタを適用するフィルタ部
を備える画像処理装置。
【請求項7】
適応ループフィルタとして参照するパラメータセットの数の最大数がAPS(Adaptation Parameter Set)のタイプであるaps_params_typeごとに規定された固定値として規定されたパラメータセットに従って、画像を符号化する際にローカル復号して生成されたローカル復号画像に対して、前記適応ループフィルタを適用すること
を含む画像処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像処理装置および画像処理方法に関し、特に、画像処理に必要な実装負荷の低減を図ることができるようにした画像処理装置および画像処理方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、非特許文献1に開示されているように、適応ループフィルタ(ALF:Adaptive Loop Filter)のパラメータセット(1セットあたり、最大25class)を、CTU(Coding Tree Unit)単位で切り替えることが可能とされている。
【0003】
例えば、切り替えられるパラメータセットは最大で22種類であり、係数が規格で決められている固定フィルタ(Fixed filter)は16種類であり、ユーザがAPS(Adaptation parameter set)で伝送したユーザ指定フィルタは6種類となっている。また、パラメータを伝送するのにAPSが用いられる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Benjamin Bross, Jianle Chen, Shan Liu, Versatile Video Coding (Draft 5), JVET-N1001-v7 (version 7 - date 2019-05-29)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、現在のAPSの仕様では、自由度が高すぎる(曖昧な点も含む)ため、使用方法に制約を加えないと、デコーダ側は、APS IDの最大数(=32)を常にデコードする必要があった。このことより、従来、実装負荷が高くなってしまうことが懸念されていた。
【0006】
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、画像処理に必要な実装負荷の低減を図ることができるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の側面の画像処理装置は、適応ループフィルタとして参照するパラメータセットの数の最大数がAPSのタイプであるaps_params_typeごとに規定された固定値として規定されたパラメータセットを参照して、ビットストリームを復号して生成された復号画像に対して、前記適応ループフィルタを適用するフィルタ部を備える。
【0008】
本開示の第1の側面の画像処理方法は、適応ループフィルタとして参照するパラメータセットの数の最大数がAPSのタイプであるaps_params_typeごとに規定された固定値として規定されたパラメータセットを参照して、ビットストリームを復号して生成された復号画像に対して、前記適応ループフィルタを適用することとを含む。
【0009】
本開示の第1の側面においては、適応ループフィルタとして参照するパラメータセットの数の最大数がAPSのタイプであるaps_params_typeごとに規定された固定値として規定されたパラメータセットを参照して、ビットストリームを復号して生成された復号画像に対して、適応ループフィルタが適用される。
【0010】
本開示の第2の側面の画像処理装置は、適応ループフィルタとして参照するパラメータセットの数の最大数がAPSのタイプであるaps_params_typeごとに規定された固定値として規定されたパラメータセットに従って、画像を符号化する際にローカル復号して生成されたローカル復号画像に対して、前記適応ループフィルタを適用するフィルタ部を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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