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公開番号2024103578
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024086315,2020181134
出願日2024-05-28,2020-10-29
発明の名称便状態表示システム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類E03D 9/00 20060101AFI20240725BHJP(上水;下水)
要約【課題】単にカメラで撮像された画像をディスプレイのような表示部に表示させても、被介護者の便の状態を介護者に容易に理解させることは難しい。
【解決手段】本開示は、ユーザーの便の状態を表示部に表示させる便状態表示システムである。この便状態表示システムでは、大便有無推定情報および受信された撮像画像情報を含む付加情報撮像情報の中から、撮像日が所定期間内に含まれる付加情報撮像情報である期間内撮像情報に含まれる大便有無推定情報を表示部に表示する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザーの便の状態を表示部に表示させる便状態表示システムであって、
前記便状態表示システムは、
便器、
サーバ、および
前記表示部を具備するユーザー側情報処理装置
を具備し、
ここで、
前記便器は、便座、撮像素子、および便器側情報処理装置を具備し、
前記便器側情報処理装置は、便器側データ送信部および便器側制御部を具備し、
前記サーバは、サーバ側受信部、サーバ側送信部、サーバ側記憶部、およびサーバ側制御部を具備し、かつ
前記ユーザー側情報処理装置は、ユーザー側入力部、ユーザー側送信部、ユーザー側受信部、ユーザー側記憶部、およびユーザー側制御部をさらに具備し、
前記便状態表示システムでは、
(t撮像第1工程)前記撮像素子が便器内を撮像するように、前記便器側制御部は前記撮像素子を制御し、
(t送信第1工程)前記撮像素子により撮像された撮像画像を撮像画像情報として前記サーバに送信するように前記便器側制御部は前記便器側データ送信部を制御し、
ここで、前記撮像画像情報は、前記撮像画像および前記撮像画像の撮像時刻を含み、
(s受信第1工程) 前記撮像画像情報を受信するように、前記サーバ側制御部は前記サーバ側受信部を制御し、
(s処理第1工程) 大便有無認識アルゴリズムに基づいて、前記サーバ側制御部は、前記ユーザーの大便の有無を、大便有無推定情報として、前記受信された撮像画像情報に含まれている少なくとも1つの撮像画像から推定し、
(s記憶第1工程) 前記大便有無推定情報および受信された前記撮像画像情報を含む付加情報撮像情報を前記サーバ側記憶部に記憶するように前記サーバ側制御部は前記サーバ側記憶部を制御し、
(u入力第1工程) 前記ユーザーの便の状態を閲覧する閲覧者が前記表示部に表示させたい便の状態の日付を、前記ユーザー側入力部を介して、前記ユーザー側制御部は取得し、
(u送信第1工程) 前記日付を前記サーバに向けて送信するように前記ユーザー側制御部は前記ユーザー側送信部を制御し、
(s受信第2工程) 前記ユーザー側送信部から送信された前記日付を受信するように前記サーバ側制御部は前記サーバ側受信部を制御し、
(s処理第3工程) 前記日付に基づいて、前記サーバ側記憶部に記憶された付加情報撮像情報の中から、撮像日が所定期間内に含まれる付加情報撮像情報を期間内撮像情報として前記サーバ側制御部は選定し、
(s送信第1工程) 前記期間内撮像情報を前記ユーザー側情報処理装置に送信するように、前記サーバ側制御部は前記サーバ側送信部を制御し、
(u受信第1工程) 前記期間内撮像情報を受信するように、前記ユーザー側制御部は前記ユーザー側受信部を制御し、
(u表示第1工程) 前記ユーザー側受信部により受信された前記期間内撮像情報に含まれる前記大便有無推定情報を前記表示部に表示するように、前記ユーザー側制御部は前記表示部を制御すること
が実行される、便状態表示システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
ユーザーの便の状態を表示部に表示させる便状態表示システムを作動させるためのプログラムであって、
前記便状態表示システムは、
便器、
サーバ、および
前記表示部を具備するユーザー側情報処理装置
を具備し、
ここで、
前記便器は、便座、撮像素子、および便器側情報処理装置を具備し、
前記便器側情報処理装置は、便器側データ送信部および便器側制御部を具備し、
前記サーバは、サーバ側受信部、サーバ側送信部、サーバ側記憶部、およびサーバ側制御部を具備し、かつ
前記ユーザー側情報処理装置は、ユーザー側入力部、ユーザー側送信部、ユーザー側受信部、ユーザー側記憶部、およびユーザー側制御部をさらに具備し、
前記プログラムは、
(t撮像第1工程)前記撮像素子が便器内を撮像するように、前記便器側制御部は前記
撮像素子を制御し、
(t送信第1工程)前記撮像素子により撮像された撮像画像を撮像画像情報として前記サーバに送信するように前記便器側制御部は前記便器側データ送信部を制御し、
ここで、前記撮像画像情報は、前記撮像画像および前記撮像画像の撮像時刻を含み、
(s受信第1工程) 前記撮像画像情報を受信するように、前記サーバ側制御部は前記サーバ側受信部を制御し、
(s処理第1工程) 大便有無認識アルゴリズムに基づいて、前記サーバ側制御部は、前記ユーザーの大便の有無を、大便有無推定情報として、前記受信された撮像画像情報に含まれている少なくとも1つの撮像画像から推定し、
(s記憶第1工程) 前記大便有無推定情報および受信された前記撮像画像情報を含む付加情報撮像情報を前記サーバ側記憶部に記憶するように前記サーバ側制御部は前記サーバ側記憶部を制御し、
(u入力第1工程) 前記ユーザーの便の状態を閲覧する閲覧者が前記表示部に表示させたい便の状態の日付を、前記ユーザー側入力部を介して、前記ユーザー側制御部は取得し、
(u送信第1工程) 前記日付を前記サーバに向けて送信するように前記ユーザー側制御部は前記ユーザー側送信部を制御し、
(s受信第2工程) 前記ユーザー側送信部から送信された前記日付を受信するように前記サーバ側制御部は前記サーバ側受信部を制御し、
(s処理第3工程) 前記日付に基づいて、前記サーバ側記憶部に記憶された付加情報撮像情報の中から、撮像日が所定期間内に含まれる付加情報撮像情報を期間内撮像情報として前記サーバ側制御部は選定し、
(s送信第1工程) 前記期間内撮像情報を前記ユーザー側情報処理装置に送信するように、前記サーバ側制御部は前記サーバ側送信部を制御し、
(u受信第1工程) 前記期間内撮像情報を受信するように、前記ユーザー側制御部は前記ユーザー側受信部を制御し、
(u表示第1工程) 前記ユーザー側受信部により受信された前記期間内撮像情報に含まれる前記大便有無推定情報を前記表示部に表示するように、前記ユーザー側制御部は前記表示部を制御すること
を実行する、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、便状態表示システムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されているように、水洗用の便器の洗浄便座の内側において排便の状態がはっきり分かる場所にデジタルカメラを取り付けて便の状態を撮像し排便管理が必要な人の便の状態を前記便の撮像画像から把握することを特徴とする排便を管理する装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
登録実用新案第3210435号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
単にカメラで撮像された画像をディスプレイのような表示部に表示させても、被介護者の便の状態を介護者に容易に理解させることは難しい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、ユーザーの便の状態を表示部に表示させる便状態表示システムであって、
前記便状態表示システムは、
便器、
サーバ、および
前記表示部を具備するユーザー側情報処理装置
を具備し、
ここで、
前記便器は、便座、撮像素子、および便器側情報処理装置を具備し、
前記便器側情報処理装置は、便器側データ送信部および便器側制御部を具備し、
前記サーバは、サーバ側受信部、サーバ側送信部、サーバ側記憶部、およびサーバ側制御部を具備し、かつ
前記ユーザー側情報処理装置は、ユーザー側入力部、ユーザー側送信部、ユーザー側受信部、ユーザー側記憶部、およびユーザー側制御部をさらに具備し、
前記便状態表示システムでは、
(t撮像第1工程)前記撮像素子が便器内を撮像するように、前記便器側制御部は前記撮像素子を制御し、
(t送信第1工程)前記撮像素子により撮像された撮像画像を撮像画像情報として前記サーバに送信するように前記便器側制御部は前記便器側データ送信部を制御し、
ここで、前記撮像画像情報は、前記撮像画像および前記撮像画像の撮像時刻を含み、
(s受信第1工程) 前記撮像画像情報を受信するように、前記サーバ側制御部は前記サーバ側受信部を制御し、
(s処理第1工程) 大便有無認識アルゴリズムに基づいて、前記サーバ側制御部は、前記ユーザーの大便の有無を、大便有無推定情報として、前記受信された撮像画像情報に含まれている少なくとも1つの撮像画像から推定し、
(s記憶第1工程) 前記大便有無推定情報および受信された前記撮像画像情報を含む付加情報撮像情報を前記サーバ側記憶部に記憶するように前記サーバ側制御部は前記サーバ側記憶部を制御し、
(u入力第1工程) 前記ユーザーの便の状態を閲覧する閲覧者が前記表示部に表示させたい便の状態の日付を、前記ユーザー側入力部を介して、前記ユーザー側制御部は取得し、
(u送信第1工程) 前記日付を前記サーバに向けて送信するように前記ユーザー側制御部は前記ユーザー側送信部を制御し、
(s受信第2工程) 前記ユーザー側送信部から送信された前記日付を受信するように前記サーバ側制御部は前記サーバ側受信部を制御し、
(s処理第3工程) 前記日付に基づいて、前記サーバ側記憶部に記憶された付加情報撮像情報の中から、撮像日が所定期間内に含まれる付加情報撮像情報を期間内撮像情報として前記サーバ側制御部は選定し、
(s送信第1工程) 前記期間内撮像情報を前記ユーザー側情報処理装置に送信するように、前記サーバ側制御部は前記サーバ側送信部を制御し、
(u受信第1工程) 前記期間内撮像情報を受信するように、前記ユーザー側制御部は前記ユーザー側受信部を制御し、
(u表示第1工程) 前記ユーザー側受信部により受信された前記期間内撮像情報に含まれる前記大便有無推定情報を前記表示部に表示するように、前記ユーザー側制御部は前記表示部を制御すること
が実行される。
【発明の効果】
【0006】
本開示の便状態表示システムによれば、大便有無推定情報が表示部に表示されるので、ユーザー(例:被介護者)の便の閲覧者(例:介護職員)は、容易にユーザーの便の有無を認識できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1における排泄装置図
実施の形態1における排泄装置及びシステムのブロック図
実施の形態1におけるシステムのブロック図
実施の形態1におけるユーザー側情報処理装置図
実施の形態1におけるユーザー側情報処理装置図
実施の形態1におけるユーザー側情報処理装置図
実施の形態1におけるユーザー側情報処理装置図
実施の形態1におけるユーザー側情報処理装置図
実施の形態1におけるユーザー側情報処理装置図
実施の形態1におけるユーザー側情報処理装置図
実施の形態1におけるフローチャート
実施の形態1における撮像画像情報の概略図
実施の形態1における撮像画像情報の概略図
実施の形態1における撮像画像情報の概略図
実施の形態1における付加情報撮像情報の概略図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における排泄装置図である。
【0009】
図2は、実施の形態1における排泄装置及びシステムのブロック図である。
【0010】
図1において、排泄を行うための装置として便器1と便座2を有し、これには機器固有のIDが割り振られている。また、便座にはユーザーが便座に着座したことを検知するスイッチセンサ(すなわち、着座センサ3)と、便器内を撮像するための撮像装置としてカメラ4を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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