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公開番号2024103560
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024085482,2020069413
出願日2024-05-27,2020-04-07
発明の名称画像読取装置及び画像形成システム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類B65H 5/06 20060101AFI20240725BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】画像の読取精度を向上させることが可能な画像読取装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置は、シートを挟持搬送する第1回転体対401と、第1回転体対401の下流側にてシートを挟持搬送する第2回転体対402と、第2回転体対402によって搬送されたシートの画像情報を読み取る読取手段701と、を備える。第2回転体対402の第2ニップ部N2は、シートを挟持する第1ニップ領域N2a及び第2ニップ領域N2bと、第1ニップ領域N2a及び第2ニップ領域N2bとの間の凹部領域N2cと、を備える。第1回転体対401は、回転軸線C1方向において凹部領域N2cと重なる領域にてシートを挟持するように第1ニップ部N1を形成し、第1ニップ部N1にて挟持搬送された状態で、第2ニップ部N2にシートを受け渡す。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成装置から排出されたシートの画像情報を読み取る画像読取装置であって、
シートを挟持搬送する第1ニップ部を形成する第1回転体対と、
シート搬送方向における前記第1回転体対の下流側にて、シートを挟持搬送する第2ニップ部を形成する第2回転体対と、
前記第2回転体対によって搬送されたシートの画像情報を読み取る読取手段と、
前記シート搬送方向における前記読取手段の上流にてシートを検出する検出センサと、を備え、
前記第2ニップ部は、シートを挟持する第1ニップ領域及び第2ニップ領域と、前記第1ニップ領域及び前記第2ニップ領域との間にて、前記第2回転体対がシートを挟持しない凹部領域と、を備え、
前記検出センサは、少なくとも一部が前記凹部領域に入り込むように配置され、
前記第1回転体対は、前記シート搬送方向から視て、前記シート搬送方向に直交する回転軸線方向において前記凹部領域と重なる領域にてシートを挟持するように前記第1ニップ部を形成し、前記第1ニップ部にて挟持搬送された状態で、前記第2ニップ部にシートを受け渡すように構成された、
ことを特徴とする画像読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はシートの画像を読み取る画像読取装及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シートに画像を形成する画像形成装置と、イメージスキャナーによって画像形成装置がシートに形成した画像を読み取る画像読取装置と、を備えた画像形成システムが開示されている(特許文献1参照)。この画像形成システムは、画像読取装置が読み取った画像データ(画像情報)と、画像形成装置が画像を形成するときの画像データと、を比較して、表裏位置調整、濃度調整、色味調整等を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-166916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、シートの画像を光学的に読み取る画像読取装置においては、回転する回転体対等によってシートを挟持して搬送しながら、シートの画像情報を読み取る構成が知られている。このような画像読取装置において、例えば、幅方向の一部にシートを挟持できない凹部が形成された回転体対等でシートを挟持して搬送する場合、この凹部でシートにしわや撓みが発生しやすくなり、十分な読取精度を得ることが難しい。
【0005】
そこで、本発明は、画像の読取精度を向上させることが可能な画像読取装置及び画像形成システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、シートに画像を形成する画像形成装置から排出されたシートの画像情報を読み取る画像読取装置であって、シートを挟持搬送する第1ニップ部を形成する第1回転体対と、シート搬送方向における前記第1回転体対の下流側にて、シートを挟持搬送する第2ニップ部を形成する第2回転体対と、前記第2回転体対によって搬送されたシートの画像情報を読み取る読取手段と、前記シート搬送方向における前記読取手段の上流にてシートを検出する検出センサと、を備え、前記第2ニップ部は、シートを挟持する第1ニップ領域及び第2ニップ領域と、前記第1ニップ領域及び前記第2ニップ領域との間にて、前記第2回転体対がシートを挟持しない凹部領域と、を備え、前記検出センサは、少なくとも一部が前記凹部領域に入り込むように配置され、前記第1回転体対は、前記シート搬送方向から視て、前記シート搬送方向に直交する回転軸線方向において前記凹部領域と重なる領域にてシートを挟持するように前記第1ニップ部を形成し、前記第1ニップ部にて挟持搬送された状態で、前記第2ニップ部にシートを受け渡すように構成された、ことを特徴とする画像読取装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、画像の読取精度を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施の形態に係る画像形成システムの概略図。
画像形成システムの制御構成を示すブロック図。
調整ユニットの概略図。
表裏見当部の概略図。
(a)シートライブラリの表示画面を示す画像図、(b)幾何調整値の補正方法の選択画面を示す画像図。
(a)表面に形成される表裏見当用のテストパターンを示す図、(b)裏面に形成される表裏見当用のテストパターンを示す図。
画像形成システムの制御例を示すフローチャート。
通常ジョブにおけるシート搬送動作を説明するための概略図で、(a)、(b)はそれぞれ異なる状態を示す。
表裏見当ジョブにおけるシート搬送動作を説明するための概略図で、(a)~(c)はそれぞれ異なる状態を示す。
表裏見当部及び入口搬送ローラ対の斜視図。
表裏見当部及び入口搬送ローラ対の平面図。
(a)上流搬送ローラ対によって搬送される撓んだ状態のシートを示すシートの搬送方向に視た図、(b)上流搬送ローラ対によって搬送される撓みが抑制された状態のシートを示すシートの搬送方向に視た図。
第2の実施の形態に係る表裏見当部を示す平面図。
第3の実施の形態に係る表裏見当部を示す平面図。
第4の実施の形態に係る表裏見当部を示す平面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、各実施の形態に係る画像読取装置及び画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、本技術の適用範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0010】
<第1の実施の形態>
[画像形成システムの概略構成]
図1は、本実施の形態に係る画像形成システム100Sを示す概略図である。画像形成システム100Sは、画像形成装置100と、調整ユニット400と、フィニッシャ600とを備えている。本実施の形態では、画像形成装置として、電子写真方式のレーザービームプリンタである画像形成装置100を例に説明をするが、これに限らず、画像形成装置は、インクジェット式のプリンタや、昇華型のプリンタであってもよい。また、調整ユニット400は、本実施の形態の画像読取装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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