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公開番号2024103521
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024079523,2022121914
出願日2024-05-15,2022-07-29
発明の名称ゲートシステム、ゲート装置の制御方法、及び、ゲート装置の制御プログラム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H04N 7/18 20060101AFI20240725BHJP(電気通信技術)
要約【課題】入場する人物に対して照合結果を適切に視認させる。
【解決手段】ゲートシステムは、通路の所定の領域を第1方向に移動する人物及び第1方向とは反対の第2方向に移動する人物を撮影可能な撮影装置と、第1方向に移動する人物が視認可能な画面を有する表示装置と、プロセッサとを備え、プロセッサは、各人物の移動方向を検出し、撮影装置は、通路を移動する人物の顔画像を撮影し、表示装置は、第1方向に移動する人物の顔画像の照合結果を表示し、第2方向に移動する人物の顔画像の照合結果を表示しない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
通路の所定の領域を第1方向に移動する人物及び前記第1方向とは反対の第2方向に移動する人物を撮影可能な撮影装置と、
前記第1方向に移動する人物が視認可能な画面を有する表示装置と、
プロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、各人物の移動方向を検出し、
前記撮影装置は、前記通路を移動する人物の顔画像を撮影し、
前記表示装置は、前記第1方向に移動する人物の顔画像の照合結果を表示し、前記第2方向に移動する人物の顔画像の照合結果を表示しない、
ゲートシステム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記所定の領域は、前記通路における仮想的な第1ラインと第2ラインとの間の領域の少なくとも一部であり、
前記第1方向は、前記第1ラインから前記第2ラインへの方向であり、
前記第2方向は、前記第2ラインから前記第1ラインへの方向である、
請求項1に記載のゲートシステム。
【請求項3】
前記第1ライン及び前記第2ラインの幅は、複数の人物が並んで通過可能な幅であり、
前記表示装置は、複数の人物の照合結果を同時に表示可能である、
請求項2に記載のゲートシステム。
【請求項4】
前記プロセッサを含む管理装置をさらに備え、
前記管理装置は、
前記第1ラインと前記第2ラインとの間を移動する各人物の移動方向を検出し、
前記第1方向に移動する人物の顔画像の照合結果を、前記表示装置に表示させる、
請求項2に記載のゲートシステム。
【請求項5】
前記管理装置は、
前記撮影装置から顔画像を取得することができない、前記第1ラインと前記第2ラインとの間を移動する第1の人物が存在する場合において、
前記第1の人物が前記第1方向に移動している場合、前記第1の人物の身体画像を警告情報と共に前記表示装置に表示させる、
請求項4に記載のゲートシステム。
【請求項6】
前記管理装置は、
前記第1ラインと前記第2ラインとの間を移動する各人物の位置を検出し、
前記第1方向に移動する人物の位置に基づく所定の範囲内において複数の異なる顔画像が検出され、前記複数の異なる顔画像のうちのすべての顔画像が照合成功である場合、照合成功したすべての顔画像を含む照合結果を前記表示装置に表示させる、
請求項4に記載のゲートシステム。
【請求項7】
前記管理装置は、
前記第1ラインと前記第2ラインとの間を移動する各人物の位置を検出し、
前記第1方向に移動する人物の位置に基づく所定の範囲内において複数の異なる顔画像が検出され、前記複数の異なる顔画像のうちの少なくとも1つの顔画像が照合成功である場合、照合成功した少なくとも1つの顔画像を含む照合結果を前記表示装置に表示させる、
請求項4に記載のゲートシステム。
【請求項8】
前記管理装置は、
前記第1ラインと前記第2ラインとの間を移動する各人物の位置を検出し、
前記第1方向に移動する人物の位置に基づく所定の範囲内において複数の異なる顔画像が検出された場合、最も高い位置にある顔画像の照合結果を前記表示装置に表示させる、
請求項4に記載のゲートシステム。
【請求項9】
通路の所定の領域を第1方向に移動する人物及び前記第1方向とは反対の第2方向に移動する人物を撮影可能な撮影装置と、
前記第1方向に移動する人物が視認可能な画面を有する表示装置と、
を備えるゲート装置の制御方法であって、
前記ゲート装置は、各人物の移動方向を検出し、
前記撮影装置は、前記通路を移動する人物の顔画像を撮影し、
前記表示装置は、前記第1方向に移動する人物の顔画像の照合結果を表示し、前記第2方向に移動する人物の顔画像の照合結果を表示しない、
ゲート装置の制御方法。
【請求項10】
通路の所定の領域を第1方向に移動する人物及び前記第1方向とは反対の第2方向に移動する人物を撮影可能な撮影装置と、
前記第1方向に移動する人物が視認可能な画面を有する表示装置と、
を備えるゲート装置の制御プログラムであって、
各人物の移動方向を検出させ、
前記撮影装置に、前記通路を移動する人物の顔画像を撮影させ、
前記表示装置に、前記第1方向に移動する人物の顔画像の照合結果を表示させ、前記第2方向に移動する人物の顔画像の照合結果を表示させない、
ことをゲート装置に実行させる、ゲート装置の制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ゲートシステム、ゲート装置の制御方法、及び、ゲート装置の制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、所定の領域内に複数の撮像装置が設置されており、各撮像装置が撮影可能な監視領域内に存在する複数の被写体に対して照合を行い、管理者に該照合の結果をリアルタイムで表示する人物監視システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-85874号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、施設等の入口側に、当該施設等に入場する通行人を撮像できる撮影装置と表示装置とを設置し、撮影装置で通行人の顔を撮影し、その撮影画像に対して顔照合を行い、照合結果を表示装置に表示することが考えられる。しかし、撮影装置は施設等から退場する通行人も撮影可能であるため、従来技術では、表示装置に、退場する通行人の照合結果(例えば不正通行等のエラーメッセージや該通行人の後ろ姿等)も表示されてしまうおそれがある。この表示は、照合システムの運用上において無駄なものであり、また、入場する通行人が不必要な混乱を招く。そのため、該通行人の進行方向を判定して、該通行人の照合結果が、表示装置に適切に表示されることが望まれる。
【0005】
本開示の目的は、入場する人物に対して照合結果を適切に視認させる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、通路の所定の領域を第1方向に移動する人物及び前記第1方向とは反対の第2方向に移動する人物を撮影可能な撮影装置と、前記第1方向に移動する人物が視認可能な画面を有する表示装置と、プロセッサと、を備え、前記プロセッサは、各人物の移動方向を検出し、前記撮影装置は、前記通路を移動する人物の顔画像を撮影し、
前記表示装置は、前記第1方向に移動する人物の顔画像の照合結果を表示し、前記第2方向に移動する人物の顔画像の照合結果を表示しない、ゲートシステムを提供する。
【0007】
本開示の一態様は、通路の所定の領域を第1方向に移動する人物及び前記第1方向とは反対の第2方向に移動する人物を撮影可能な撮影装置と、前記第1方向に移動する人物が視認可能な画面を有する表示装置と、を備えるゲート装置の制御方法であって、前記ゲート装置は、各人物の移動方向を検出し、前記撮影装置は、前記通路を移動する人物の顔画像を撮影し、前記表示装置は、前記第1方向に移動する人物の顔画像の照合結果を表示し、前記第2方向に移動する人物の顔画像の照合結果を表示しない、ゲート装置の制御方法を提供する。
【0008】
本開示の一態様は、通路の所定の領域を第1方向に移動する人物及び前記第1方向とは反対の第2方向に移動する人物を撮影可能な撮影装置と、前記第1方向に移動する人物が視認可能な画面を有する表示装置と、を備えるゲート装置の制御プログラムであって、
各人物の移動方向を検出させ、前記撮影装置に、前記通路を移動する人物の顔画像を撮影させ、前記表示装置に、前記第1方向に移動する人物の顔画像の照合結果を表示させ、前記第2方向に移動する人物の顔画像の照合結果を表示させない、ことをゲート装置に実行させる、ゲート装置の制御プログラムを提供する。
【0009】
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム又は記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、入場する人物に対して照合結果を適切に視認させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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