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公開番号2024103120
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023007287
出願日2023-01-20
発明の名称撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/667 20230101AFI20240725BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 画像フレーム蓄積用のメモリを設けることなく、外部トリガ検出タイミングで重要なシーンの情報を増やして撮影を行う。
【解決手段】 フレームメモリを用いずに構成される撮像装置であり、画像を撮影して出力する撮像手段と、前記撮像手段から読みだされた画像データを外部機器に出力する出力手段と、第1トリガを外部機器から受信する受信手段と、第2トリガとして端子から入力された信号を検出する第2トリガ検出手段と、前記通信手段で受信した第1トリガに基づいて前記撮像装置の各手段を制御するプロセッサである制御手段と、第1撮影パラメータと第2撮影パラメータを記憶する記憶手段と、第2トリガ検出手段に結線され、第2トリガ検出手段より供給される前記第2トリガに基づき、前記第1撮影パラメータまたは前記第2撮影パラメータのいずれか一方を前記撮像手段に設定する選択回路を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
フレームメモリを用いずに構成される撮像装置であり、
画像を撮影して出力する撮像手段と、
前記撮像手段から読みだされた画像データを外部機器に出力する出力手段と、
第1トリガを前記外部機器から受信する受信手段と、
第2トリガとして端子から入力された信号を検出する第2トリガ検出手段と、
前記受信手段で受信した第1トリガに基づいて前記撮像装置の各手段を制御する制御手段と、
第1撮影パラメータと第2撮影パラメータを記憶する記憶手段と、
第2トリガ検出手段に結線され、第2トリガ検出手段より供給される前記第2トリガに基づき、前記第1撮影パラメータまたは前記第2撮影パラメータのいずれか一方を前記撮像手段に設定する手段を備えることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1撮影パラメータは前記第2トリガがLowの時に撮影フレームレートを前記第2トリガがHighの時よりも低くするパラメータであり、前記第2撮影パラメータは前記第2トリガがHighの時に撮影フレームレートを前記第2トリガがLowの時よりも高くする撮影パラメータであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
さらに露光時間の制御を行う手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記露光時間の制御を行う手段は第2トリガがHighの時に撮影フレーム毎に露光時間を変えて撮影することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
画像を撮影して出力する撮像手段を有し、フレームメモリを用いずに構成される撮像装置の制御方法であって、
前記撮像手段から読みだされた画像データを外部機器に出力する出力ステップと、
第1トリガを外部機器から受信する受信ステップと、
第2トリガとして端子から入力された信号を検出する第2トリガ検出ステップと、
前記受信ステップで受信した第1トリガに基づいて前記撮像装置の各手段を制御する制御ステップと、
第1撮影パラメータと第2撮影パラメータを記憶する記憶ステップと、
前記第2トリガに基づき、前記第1撮影パラメータまたは前記第2撮影パラメータのいずれか一方を前記撮像手段に設定するステップとを備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
【請求項6】
前記第1撮影パラメータは前記第2トリガがLowの時に撮影フレームレートを前記第2トリガがHighの時よりも低くするパラメータであり、前記第2撮影パラメータは前記第2トリガがHighの時に撮影フレームレートを前記第2トリガがLowの時よりも高くする撮影パラメータであることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置の制御方法。
【請求項7】
さらに露光時間の制御を行う露光時間制御ステップを備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置の制御方法。
【請求項8】
前記露光時間制御ステップでは第2トリガがHighの時に撮影フレーム毎に露光時間を変えて撮影することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置の制御方法。
【請求項9】
フレームメモリを用いずに構成されるコンピュータを、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、外部トリガ信号でフレームレートを切り替えて撮影をする撮像装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
生産工程途中の製品の良否判定を行うのに、工程内に産業用カメラ(マシンビジョン)を設置し、製品の外観画像から判断することが頻繁に行われている。例えば、はんだのリフロー工程において、製品の良否判定を行うには工程途中のはんだの外観検査が行われている。
【0003】
産業用カメラを用いた外観検査では、通常は製品の完成する間隔で静止画を撮影して、撮影画像を確認することで検査を行う。ところが、工程異常が発生した場合は静止画では原因の解析が出来ないため、異常発生時の動画を撮影して情報量を増やして異常発生原因の解析を行うことが望まれている。
【0004】
また、産業用カメラは撮影した画像データを非圧縮で通信I/Fを介して外部機器(例えばパーソナルコンピュータ(PC))に転送した後に、PCを用いて画像を解析して検査をするため、PCに記憶される画像のデータ容量が大きくなってしまう。そのため、工程検査と異常発生時の解析に不要なデータを記録しないことがユーザーから求めれれている。したがって、異常発生を示すトリガ信号付近の画像の情報量を増やして取得することが必要になる。
【0005】
特許文献1には、トリガ信号検出時刻付近の動画を取得するために、撮影画像を圧縮して最も古い画像を削除しつつリングバッファに記録することで、トリガ検出によりリングバッファからトリガ信号時刻付近の画像を取得する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2004-304418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記従来例では、リングバッファ(メモリ)を用いなければトリガ信号時刻付近の画像を取得することが出来なかった。また、画像データを圧縮しなけらばならないため、トリガ信号時刻付近の非圧縮画像を取得することも出来なかった。
【0008】
そこで本発明は、画像蓄積用のメモリを設けることなく、トリガ検出のタイミングで解析に必要な情報を増やして撮影を行う撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の撮像装置は、フレームメモリを用いずに構成される撮像装置であり、画像を撮影して出力する撮像手段と、前記撮像手段から読みだされた画像データを外部機器に出力する出力手段と、第1トリガを外部機器から受信する受信手段と、第2トリガとして端子から入力された信号を検出する第2トリガ検出手段と、前記通信手段で受信した第1トリガに基づいて前記撮像装置の各手段を制御するプロセッサである制御手段と、第1撮影パラメータと第2撮影パラメータを記憶する記憶手段と、第2トリガ検出手段に結線され、第2トリガ検出手段より供給される前記第2トリガに基づき、前記第1撮影パラメータまたは前記第2撮影パラメータのいずれか一方を前記撮像手段に設定する選択回路を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、画像蓄積用のフレームメモリを設けることなく、トリガ検出タイミングで重要なシーンの情報を増やして撮影を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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