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公開番号2024102680
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-31
出願番号2023006737
出願日2023-01-19
発明の名称光学装置及び移動体
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01S 7/481 20060101AFI20240724BHJP(測定;試験)
要約【課題】視野の一部を高解像度化することが可能な光学装置を提供する。
【解決手段】光学装置において、第1の視野に対応する第1の光を射出する第1の光源と、前記第1の視野とは異なる第2の視野に対応する第2の光を射出する第2の光源と、前記第1及び第2の視野の一部と共通する第3の視野に対応する第3の光を射出する第3の光源と、前記第1~第3の光を偏向して物体を走査する偏向部と、前記第1~第3の光を前記偏向部に導光する導光部と、を有し、前記第1及び第2の光は、前記偏向部に対して互いに異なる角度で入射し、前記導光部における前記第3の光の入射位置又は入射角の少なくとも一方を変更することで、前記第3の視野を変更可能とした。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
第1の視野に対応する第1の光を射出する第1の光源と、
前記第1の視野とは異なる第2の視野に対応する第2の光を射出する第2の光源と、
前記第1及び第2の視野の一部と共通する第3の視野に対応する第3の光を射出する第3の光源と、
前記第1~第3の光を偏向して物体を走査する偏向部と、
前記第1~第3の光を前記偏向部に導光する導光部と、を有し、
前記第1及び第2の光は、前記偏向部に対して互いに異なる角度で入射し、
前記導光部における前記第3の光の入射位置又は入射角の少なくとも一方を変更することで、前記第3の視野を変更可能としたことを特徴とする光学装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
共通する前記第3の視野において、前記第1の視野又は第2の視野における照明パターンを構成する点群と、前記第3の視野における照明パターンを構成する点群とが重ならないことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項3】
前記第3の光源からの光が前記導光部へ入射する角度は、前記第1の光源又は第2の光源からの光が前記導光部へ入射する角度と異なることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項4】
前記第3の光源からの光が前記導光部へ入射する角度と、前記第1の光源又は第2の光源からの光が前記導光部へ入射する角度との角度差は、前記第3の視野の変更の際に変化しないことを特徴とする請求項3に記載の光学装置。
【請求項5】
前記角度差は、前記第1の視野又は第2の視野における照明パターンを構成する点群の水平方向又は垂直方向の少なくとも一方において、前記点群の隣り合う間隔に対応した角度の半整数倍であることを特徴とする請求項4に記載の光学装置。
【請求項6】
前記第3の視野の変更の際の前記第3の光源からの光が前記導光部へ入射する角度の変化は、隣り合う前記第1の光源又は第2の光源からの光が前記導光部へ入射する際の角度差に等しいことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項7】
前記第3の光源は、1つの移動パラメータの変更により、前記第3の視野の変更を行うことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項8】
前記第3の光源は、円弧移動により、前記第3の視野の変更を行うことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項9】
前記第1の光源又は第2の光源の出射光の進行方向が平行になるように配置され、前記出射光を前記偏向部に導光する導光素子を有することを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項10】
前記第3の光源は、前記第1の光源又は第2の光源の前記出射光の進行方向に対して垂直な方向の直線移動により、前記第3の視野を変更することを特徴とする請求項9に記載の光学装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、視野の一部を高解像度化可能な光学装置及び移動体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
対象物までの距離を測定する方法として、対象物に照明光を照射し、反射した一部の光を受光し、照射から受光までに要した時間又は反射光の位相に基づき測距するLiDAR(Light Detection and Ranging)が知られている。
【0003】
広い視野を実現するために、複数の照明光を有し、各照明光が1つの走査素子に対して互いに入射する角度を変えることで、複数の画角を生成するLiDARがある。又、同じ視野に複数の光源からの光を走査することで、その視野の解像度を上げることを目的とするものがある。
【0004】
特許文献1では、複数の光束を1つの走査ミラーに入射することで、複数の視野を走査できる同軸タイプのLiDARが開示されており、中央の視野を重畳して点群密度を高めている。又、特許文献2では、同じ視野に異なる2つの波長の光で走査することで、解像度の向上を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
WO2021/051722号
特開2020-126065号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の装置では、点群が重畳されその密度が高くなる視野は固定されている。従って、実際の運転時に、右左折時など注目して詳しく見たい領域が変化してもそれに対応できない。
【0007】
又、特許文献2では、画角毎に異なる2つの波長の光で走査するため、複数の画角を操作する場合には、複数の画角の数だけ光源を設ける必要があり、コストやサイズが増加する問題がある。
【0008】
本発明は、これらの課題を解決することを目的としたものであり、視野の一部を高解像度化することが可能な光学装置を提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するための本発明の一側面としての光学装置は、
第1の視野に対応する第1の光を射出する第1の光源と、
前記第1の視野とは異なる第2の視野に対応する第2の光を射出する第2の光源と、
前記第1及び第2の視野の一部と共通する第3の視野に対応する第3の光を射出する第3の光源と、
前記第1~第3の光を偏向して物体を走査する偏向部と、
前記第1~第3の光を前記偏向部に導光する導光部と、を有し、
前記第1及び第2の光は、前記偏向部に対して互いに異なる角度で入射し、
前記導光部における前記第3の光の入射位置又は入射角の少なくとも一方を変更することで、前記第3の視野を変更可能としたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、視野の一部を高解像度化することが可能な光学装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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