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公開番号2024102668
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-31
出願番号2023006713
出願日2023-01-19
発明の名称画像処理装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/60 20230101AFI20240724BHJP(電気通信技術)
要約【課題】動画像から静止画を生成する場合に、適切に動感を表現した画像を生成することができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】動画像データの中から抽出された少なくとも1つの画像データに動体ブレを付加して、第1の画像データを生成する第1の生成手段と、動画像データの中から抽出された複数の画像データを合成して、第2の画像データを生成する第2の生成手段と、動画像データを撮像した撮像装置に関する情報と被写体に関する情報の少なくとも一方に基づいて、第1の生成手段と第2の生成手段を選択する選択手段と、選択手段により選択された第1の生成手段または第2の生成手段により生成された第1の画像データまたは第2の画像データを記録する記録手段と、を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
動画像データの中から抽出された少なくとも1つの画像データに動体ブレを付加して、第1の画像データを生成する第1の生成手段と、
前記動画像データの中から抽出された複数の画像データを合成して、第2の画像データを生成する第2の生成手段と、
前記動画像データを撮像した撮像装置に関する情報と被写体に関する情報の少なくとも一方に基づいて、前記第1の生成手段と第2の生成手段を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された前記第1の生成手段または前記第2の生成手段により生成された前記第1の画像データまたは前記第2の画像データを記録する記録手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記第1の生成手段は、予めDeep Learningによって学習したデータに基づいて、抽出された画像データにおける動き被写体を推定し、動き被写体に対して動体ブレを付加することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記第2の生成手段は、抽出された複数の画像データを加算し、1つの前記第2の画像データを出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記第2の生成手段は、抽出された複数の画像データを加算平均し、1つの前記第2の画像データを出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記撮像装置に関する情報とは、シャッター速度、フレームレート、前記撮像装置の振れ量の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記選択手段は、前記シャッター速度が閾値以上の場合に、前記第1の生成手段を選択し、前記シャッター速度が前記閾値未満の場合に、前記第2の生成手段を選択することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記振れ量は、前記撮像装置に配置されたジャイロセンサーにより検出されることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記被写体に関する情報とは、抽出された画像データに特定の被写体が含まれるか否かの情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記特定の被写体とは、予測モデルから出力される予測結果の精度が所定の値よりも低い被写体であることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記選択手段は、抽出された画像データに前記特定の被写体が含まれない場合に、前記第1の生成手段を選択し、前記特定の被写体が含まれる場合に、前記第2の生成手段を選択することを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、動画像から静止画像を生成可能な画像処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から知られている、動画の撮影中に静止画を記録可能な撮像装置の概略的な構成を図4に示す。図4において、例えばCMOSセンサー等の撮像素子及び光学系を含む撮像部401で光電変換された画像信号は、A/D変換部402を経てカメラ信号処理部403に送られる。
【0003】
カメラ信号処理部403で信号処理された画像データにおいて、静止画用の静止画像データは、例えば半導体記憶装置で構成される静止画用記録媒体404に記録される。一方、動画像データはビデオ信号処理部405により信号処理された後に、例えば、磁気テープ、半導体メモリ、記録可能なDVDディスク等の動画用記録媒体406に記録される。
【0004】
さらに、ビデオ信号処理部405の出力は表示制御部407に出力されて、表示装置であるLCD(Liquid Crystal Display)408で表示される。LCD408は、静止画用記録媒体404に記録された静止画像データ、動画用記録媒体406に記録された動画像データを表示するとともに、ビューファインダとしての機能も有する。したがって、LCD408は、記録の開始前に撮像部401で撮影している動画像データの表示、撮影中の動画像データの表示、静止画用記録媒体404に記録する前に取り込んだ画像のチェックのための静止画像データの表示をすることが可能である。
【0005】
なお、図4に示す撮像装置は、CPU(Central Processing Unit)409が設けられ、メモリ410に記憶されているアプリケーションプログラムに従って各種の動作が制御される。それらの動作は、ユーザが操作する操作部411から入力される各種操作信号に従って実行される。
【0006】
近年のデジタルカメラは、動画像の記録中に静止画像を撮影することが可能である。その際、動画撮影中に静止画記録ボタンが押されると、カメラ信号処理部403に送られてくる動画用画像データの1フレームが静止画像データとして抜き出される。そして、この静止画像データが静止画用記録媒体404に記録される。
【0007】
ここで、動画像の記録中に静止画像を撮影する場合、静止画像の撮影に比較的長い露光時間を与えたい、すなわち長秒露光を行いたい場合がある。この場合、静止画像に必要な露光時間が動画像の1フレームの時間より長くなると、動画像データが途切れて不連続な動画となる課題がある。
【0008】
このような課題の対策として、特許文献1には、動画像のフレーム画像から、静止画像に必要とされる露光時間よりも短い露光時間の静止画像を生成し、この露光時間の短い静止画像を複数合成して1枚の静止画像を得る技術が開示されている。こうすることにより、動画像データが途切れることなく長秒露光に相当する静止画像データを合成し出力することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開平5-276431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、上記の特許文献1に開示された方法においては、動画像データの撮影中にビデオカメラに振動が加えられると、フレーム画像間の画角のずれにより、合成されるべき複数の静止画像に画角のずれが生じてしまう。そのため、これらの複数の静止画像を合成して得られた1枚の静止画像が、手振れを起こしたようなボケた写真となる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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