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公開番号2024100427
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023004422
出願日2023-01-16
発明の名称液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
出願人株式会社東芝,東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類B41J 2/14 20060101AFI20240719BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液体の吐出性能を確保できる液体吐出ヘッドを提供する。
【解決手段】一実施形態にかかる液体吐出ヘッドは、流路部と、アクチュエータ部と、を備える。流路部は、複数の圧力室と、複数の前記圧力室の一次側に連通する上部共通室と、複数の前記圧力室の二次側に連通するとともに、重心が前記上部共通室の重心よりも下に位置する下部共通室と、を有する。アクチュエータ部は、前記圧力室を駆動する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の圧力室と、複数の前記圧力室の一次側に連通する上部共通室と、複数の前記圧力室の二次側に連通するとともに、重心が前記上部共通室の重心よりも下に位置する下部共通室と、を有する流路部と、
前記圧力室を駆動するアクチュエータ部と、
を備える、液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記上部共通室から前記圧力室までの流路抵抗は、前記圧力室から下部共通室までの流路抵抗よりも小さい、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記圧力室は一方向に複数並列して配置され、
複数の圧力室の列に対して、前記一方向と交差する延出方向において一方側と、他方側にそれぞれ前記下部共通室が配置され、
一方側の前記下部共通室に連通する前記圧力室と、他方側の前記下部共通室に連通する前記圧力室とが、前記一方向において交互に配列される、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記流路部は、複数の前記圧力室と、複数の前記圧力室のそれぞれに連通する複数の個別供給流路と、複数の前記個別供給流路に連通する前記上部共通室と、前記圧力室のそれぞれに連通する複数の個別排出流路と、複数の個別排出流路に連通する前記下部共通室と、を有する流路部材と、を備え、
前記アクチュエータ部は、電圧の印加により変形することで前記複数の圧力室の容積を変化させる複数の圧電素子を備える
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記流路部の排出側を負圧とする圧力調整部を備える、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドと、
前記上部共通室の一次側に連通する上流タンクと、
前記下部共通室の二次側に連通する下流タンクと、
を備え、
前記上流タンクと前記下流タンクとの間の高低差により前記液体吐出ヘッドに液体を供給する、液体吐出装置。
【請求項7】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドと、
前記上部共通室の一次側に連通する上流タンクと、
前記下部共通室の二次側に連通する下流タンクと、
を備え、
前記上流タンクと前記下流タンクの圧力差により前記液体吐出ヘッドに液体を供給する、液体吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、液体吐出ヘッド及び液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェットヘッドなどの液体吐出ヘッドにおいて、PZT等の圧電体で構成されるアクチュエータを用いて圧力室を変形させ、圧力室に連通するノズルから液体を吐出させる方式が用いられている。例えば液体吐出ヘッドは、電圧印加により変形する複数のアクチュエータと、アクチュエータに当接配置される振動板と、所定の流路を形成する流路部と、を備える。例えば流路は各アクチュエータに対向する複数の圧力室と、複数の圧力室に連通する複数の個別流路と、複数の個別流路に連通する共通室と、を有する。
【0003】
このような液体吐出ヘッドにおいて、条件によっては液体が流れにくく、液適量を確保することが困難となる場合がある。例えば粘度の高い液体を、大液適量や高周波で吐出する場合に、共通室から個別流路に分岐する流路で液体が流れにくくなり、所定の液適量を確保することが困難な場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
2008-289739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、液体の吐出性能を確保できる液体吐出ヘッド及び液体吐出装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態にかかる液体吐出ヘッドは、流路部と、アクチュエータ部と、を備える。流路部は、複数の圧力室と、複数の前記圧力室の一次側に連通する上部共通室と、複数の前記圧力室の二次側に連通するとともに、重心が前記上部共通室の重心よりも下に位置する下部共通室と、を有する。アクチュエータ部は、前記圧力室を駆動する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る液体吐出装置の構成を概略的に示す説明図。
同実施形態にかかる液体吐出ヘッドの流路構成を概略的に示す説明図。
同液体吐出ヘッドの一部を示す断面図。
他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドの一部を示す断面図。
他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドの一部を示す断面図。
他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドの一部を示す断面図。
他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドの一部を示す断面図。
他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドの一部を示す断面図。
他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドの一部を示す断面図。
他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドの一部を示す断面図。
他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドの流路基板の一例を示す断面図。
他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドの流路基板の一例を示す断面図。
他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドの流路基板の一例を示す断面図。
他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドの構成を示す断面図。
他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドの構成を示す断面図。
他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドの構成を示す断面図。
他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドの構成を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、第1実施形態に係る液体吐出ヘッド1及び液体吐出装置100について、図1乃至図5を参照して説明する。図1は液体吐出装置100の説明図である。図2は、液体吐出ヘッド1の概略構成を示す断面図である。図3は液体吐出ヘッドの一部を示す断面図である。図中矢印X、Y、Zは互いに直交する3方向をそれぞれ示す。本実施形態においてXはノズル51や圧力室52の並列方向、Yは延出方向、Zはノズルの軸方向に沿う姿勢を例示する。各図において説明のため、適宜構成を拡大、縮小または省略して示す。
【0009】
図1に示すように、液体吐出装置100は、液体吐出ヘッド1と、液体吐出ヘッド1の一次側に接続された第1タンクとしての上流タンク2と、液体吐出ヘッド1の二次側に接続された第2タンクとしての下流タンク3と、液体吐出ヘッド1と上流タンク2、下流タンク3とを接続する接続流路4と、上流タンク2に接続される供給タンク5と、制御部6と、を備える。液体吐出装置100はこの他、媒体を保持する媒体保持部や、送液ポンプや圧力調整装置などの負圧制御装置をさらに備えていてもよい。液体吐出装置100は例えばインクジェット記録装置である。
【0010】
液体吐出ヘッド1は、アクチュエータ部20と、振動板30と、流路部40と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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