TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024100139
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023003905
出願日2023-01-13
発明の名称接地部品および接地部品付きコネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 4/64 20060101AFI20240719BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】構成の簡素化を可能とした接地部品および接地部品付きコネクタを提供する。
【解決手段】接地部品13は、先端側にアース電位部21を露出状態で有するとともに基端側にアース電位部21を保持する絶縁ハウジング22を有するコネクタ12に装着される。接地部品13は、アース電位部21に直接接触する第1接触部31と、アース電位とされた接地対象Gに直接接触する第2接触部32と、第1接触部31と第2接触部32とを繋ぐばね部33と、を備える。そして、ばね部33は、第2接触部32に対して接地対象Gに押し当てる押圧力を付与する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
先端側にアース電位部を露出状態で有するとともに基端側に前記アース電位部を保持する絶縁ハウジングを有するコネクタに装着される接地部品であって、
前記アース電位部に直接接触する第1接触部と、
アース電位とされた接地対象に直接接触する第2接触部と、
前記第1接触部と前記第2接触部とを繋ぐばね部と、を備え、
前記ばね部は、前記第2接触部に対して前記接地対象に押し当てる押圧力を付与する、
接地部品。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記第1接触部は、前記コネクタが機器に接続された状態において、前記機器と前記絶縁ハウジングとの間から露出する前記アース電位部の露出部に対して組付可能に構成されている、
請求項1に記載の接地部品。
【請求項3】
前記第1接触部は、自身の弾性力によって前記アース電位部を挟み込む一対の弾性片を含んでいる、
請求項1に記載の接地部品。
【請求項4】
前記一対の弾性片の間には、前記アース電位部を挿入可能な挿入口が形成されている、
請求項3に記載の接地部品。
【請求項5】
前記一対の弾性片は、それぞれの前記弾性片の先端から互いに近づく方向に突出する一対の突出部を有している、
請求項3に記載の接地部品。
【請求項6】
前記ばね部は、前記絶縁ハウジングに当接する当接部を有している、
請求項1に記載の接地部品。
【請求項7】
前記ばね部は、
前記当接部の端部に形成された第1折り返し部と、
前記第2接触部の端部に形成された第2折り返し部と、
前記当接部と前記第2接触部との間において前記第1折り返し部と前記第2折り返し部とを繋ぐように設けられ、前記当接部および前記第2接触部の各々に対して傾斜する傾斜部と、を有している、
請求項6に記載の接地部品。
【請求項8】
前記ばね部は、前記絶縁ハウジングに対して面接触可能な平坦形状をなし、
前記第2接触部は、前記接地対象に面接触可能な平坦形状をなしている、
請求項7に記載の接地部品。
【請求項9】
前記当接部と前記第2接触部とは、互いに平行をなしている、
請求項8に記載の接地部品。
【請求項10】
前記第2接触部は、前記接地対象に接触する面にやすり部を有している、
請求項1に記載の接地部品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、接地部品および接地部品付きコネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、車載機器におけるグランド接地構造が記載されている。同グランド接地構造では、車載機器に接続されるコネクタが、AVケーブル等の接地用の電線を介してアース電位とされた接地対象に接地される。このようなグランド接地構造を採用することで、車載機器におけるノイズ対策を施すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-62724号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなグランド接地構造では、接地用の電線の端部に設けられた端子が接地対象に対してねじ止め等の固定手段によって固定される必要がある。したがって、接地対象において接地用の電線の端子を固定可能な構成が必要となるため、構成が煩雑となるおそれがあった。
【0005】
本開示の目的は、構成の簡素化を可能とした接地部品および接地部品付きコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の接地部品は、先端側にアース電位部を露出状態で有するとともに基端側に前記アース電位部を保持する絶縁ハウジングを有するコネクタに装着される接地部品であって、前記アース電位部に直接接触する第1接触部と、アース電位とされた接地対象に直接接触する第2接触部と、前記第1接触部と前記第2接触部とを繋ぐばね部と、を備え、前記ばね部は、前記第2接触部に対して前記接地対象に押し当てる押圧力を付与する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の接地部品および接地部品付きコネクタによれば、構成の簡素化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態における接地部品付きコネクタを示す側面図である。
図2は、同形態における接地部品を示す斜視図である。
図3は、同形態における接地部品を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の接地部品は、
[1]先端側にアース電位部を露出状態で有するとともに基端側に前記アース電位部を保持する絶縁ハウジングを有するコネクタに装着される接地部品であって、前記アース電位部に直接接触する第1接触部と、アース電位とされた接地対象に直接接触する第2接触部と、前記第1接触部と前記第2接触部とを繋ぐばね部と、を備え、前記ばね部は、前記第2接触部に対して前記接地対象に押し当てる押圧力を付与する。
【0010】
この構成によれば、第2接触部がばね部によって接地対象に押し付けられることで、第2接触部と接地対象とが接続される。すなわち、ばね部の押圧力によって第2接触部を接地対象に当てるだけで、接地部品と接地対象との接続を完了させることが可能となる。これにより、接地部品と接地対象との接続において、ねじ止め等の固定手段を別途必要としない。したがって、構成の簡素化が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

東レ株式会社
多孔性フィルム
11日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
8日前
株式会社村田製作所
磁性部品
今日
日新イオン機器株式会社
プラズマ源
9日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
8日前
ローム株式会社
電子部品
9日前
株式会社カネカ
太陽電池
14日前
古河電池株式会社
非水電解質二次電池
今日
日本特殊陶業株式会社
保持装置
9日前
株式会社半導体エネルギー研究所
電池
14日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
14日前
甲神電機株式会社
変流器及び零相変流器
11日前
甲神電機株式会社
変流器及び零相変流器
11日前
株式会社東京精密
シート剥離装置
14日前
住友化学株式会社
積層基板
今日
三洲電線株式会社
撚線導体
3日前
東レエンジニアリング株式会社
実装装置
8日前
住友化学株式会社
積層基板
今日
ローム株式会社
半導体装置
11日前
ソニーグループ株式会社
面発光素子
7日前
三菱電機株式会社
高周波パッケージ
14日前
川崎重工業株式会社
ロボット
7日前
株式会社カネカ
固体撮像装置
8日前
芝浦メカトロニクス株式会社
基板処理装置
3日前
本田技研工業株式会社
端子台
9日前
マクセル株式会社
半導体装置用基板
14日前
HOYA株式会社
光照射モジュール
3日前
株式会社カネカ
固体撮像装置
8日前
株式会社半導体エネルギー研究所
二次電池
14日前
三菱電機株式会社
半導体装置
3日前
エリーパワー株式会社
蓄電池
3日前
三井化学株式会社
紫外線硬化性組成物
1日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
9日前
矢崎総業株式会社
端子台
8日前
ローム株式会社
半導体集積回路
8日前
日本電気株式会社
アンテナ装置
8日前
続きを見る