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公開番号2024099435
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-25
出願番号2023003377
出願日2023-01-12
発明の名称遠隔サポートシステム
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人瑛彩知的財産事務所
主分類G08B 25/08 20060101AFI20240718BHJP(信号)
要約【課題】防災設備機器の遠隔サポートシステムを提供する。
【解決手段】本発明に係る遠隔サポートシステムは、火災受信機または総合操作盤である防災設備機器と、防災設備機器の操作を遠隔でサポートするためのオペレータが使用する端末とを備える。防災設備機器は、自機の操作状態を示す操作状態情報を送信する。端末は、送信された操作状態情報を表示する。また端末は、端末に対して第1の操作が行われると、当該第1の操作を示す操作信号を送信する。防災設備機器は、送信された操作信号に応じた処理を実行する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
火災受信機または総合操作盤である防災設備機器と、
前記防災設備機器の操作を遠隔でサポートするためのオペレータが使用する端末と
を備える遠隔サポートシステムであって、
前記防災設備機器は、自機の操作状態を示す操作状態情報を送信し、
前記端末は、前記送信された操作状態情報を表示し、
前記端末は、前記端末に対して第1の操作が行われると、当該第1の操作を示す操作信号を送信し、
前記防災設備機器は、前記送信された操作信号に応じた処理を実行する
ことを特徴とする遠隔サポートシステム。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記操作状態情報は、前記防災設備機器の操作履歴情報である
ことを特徴とする、請求項1に記載の遠隔サポートシステム。
【請求項3】
前記防災設備機器は、自機に接続された端末機器の作動状態を示す作動状態情報をさらに送信し、
前記端末は、前記送信された作動状態情報をさらに表示する
ことを特徴とする、請求項1または2に記載の遠隔サポートシステム。
【請求項4】
前記操作状態情報は、前記防災設備機器の表示画面を表す画像情報であり、
前記端末は、前記操作状態情報として前記表示画面を表示し、
前記第1の操作は、前記表示画面上のオブジェクトを選択する操作である
ことを特徴とする、請求項1に記載の遠隔サポートシステム。
【請求項5】
前記防災設備機器は、自機の操作支援を要求するための第2の操作が自機に対して行われると、自機の操作権を自機から前記端末に委譲することを特徴とする、請求項1に記載の遠隔サポートシステム。
【請求項6】
前記防災設備機器は、前記第2の操作が行われると、自機の操作権を自機から前記端末に委譲したことを示す情報を表示することを特徴とする、請求項5に記載の遠隔サポートシステム。
【請求項7】
前記防災設備機器は、自機の操作権の委譲を解除するための第3の操作が自機に対して行われると、自機の操作権を前記端末から自機に戻すことを特徴とする、請求項5に記載の遠隔サポートシステム。
【請求項8】
前記第1の操作は、火災を断定するための操作、復旧または復帰対象を選択するための操作、もしくは遮断対象を選択するための操作であることを特徴とする、請求項1に記載の遠隔サポートシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防災設備機器の遠隔サポートシステムに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、システムの取扱い方法等を画面操作によりガイダンス表示可能な防災監視盤が記載されている。この防災監視盤は、防災監視中の画面遷移操作によりシステムの取扱い説明情報をガイダンス表示するガイダンス表示処理部と、ガイダンス表示処理部の画面操作に連動して操作説明情報を音声出力する音声ガイダンス処理部を備えている。この防災監視盤によれば、マニュアルなどを参照しなくても操作画面によるガイダンス表示を見ながら操作方法を容易に理解できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-066244号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、ガイダンスを提供しても、警備員の知識レベルによっては、それでも操作方法を理解できない場合がある。そのような場合には専門業者に頼ることになるが、専門業者が現場に到着するまでに時間がかかる。また夜間は専門業者と連絡が取れず、対応が遅れる可能性がある。また、警備員がどのような操作を行ったために適切な対応ができなかったかを専門業者が簡単に把握することができないという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、防災設備機器の遠隔サポートシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本発明に係る遠隔サポートシステムは、火災受信機または総合操作盤である防災設備機器と、前記防災設備機器の操作を遠隔でサポートするためのオペレータが使用する端末とを備える遠隔サポートシステムであって、前記防災設備機器は、自機の操作状態を示す操作状態情報を送信し、前記端末は、前記送信された操作状態情報を表示し、前記端末は、前記端末に対して第1の操作が行われると、当該第1の操作を示す操作信号を送信し、前記防災設備機器は、前記送信された操作信号に応じた処理を実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、防災設備機器の遠隔サポートシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、遠隔サポートシステム100の構成例を示す。
図2は、火災受信機101の構成例を示す。
図3は、ディスプレイシステム103の構成例を示す。
図4は、センターサーバ105の構成例を示す。
図5は、オペレータ端末106の構成例を示す。
図6は、火災受信機101の操作の遠隔サポート600の流れを例示する。
図7は、火災受信機101の操作の遠隔サポート600の流れを例示する。
図8は、ディスプレイシステム103の操作の遠隔サポート800の流れを例示する。
図9は、ディスプレイシステム103の操作の遠隔サポート800の流れを例示する。
図10は、火災受信機101に表示される画面1000を例示する。
図11は、確認ウィンドウ1100を例示する。
図12は、火災受信機101に表示される画面1200を例示する。
図13は、操作履歴表示画面1300を例示する。
図14は、受信機状態表示画面1400を例示する。
図15は、受信機故障状態表示画面1500を例示する。
図16は、端末作動状態表示画面1600を例示する。
図17は、端末故障状態表示画面1700を例示する。
図18は、受信機操作画面1800を例示する。
図19は、火災受信機101に表示される画面1900を例示する。
図20は、ディスプレイシステム103に表示される画面2000を例示する。
図21は、ディスプレイシステム103に表示される画面2100を例示する。
図22は、オペレータ端末106に表示される画面2200を例示する。
図23は、ディスプレイシステム103に表示される画面2300を例示する。
図24は、操作履歴表示画面2400を例示する。
図25は、火災受信機101およびディスプレイシステム103の操作の遠隔サポート2500の流れを例示する。
図26は、火災受信機101およびディスプレイシステム103の操作の遠隔サポート2500の流れを例示する。
図27は、火災受信機101およびディスプレイシステム103の操作の遠隔サポート2500の流れを例示する。
図28は、ディスプレイシステム103および火災受信機101の操作の遠隔サポート2800の流れを例示している。
図29は、ディスプレイシステム103および火災受信機101の操作の遠隔サポート2800の流れを例示している。
図30は、ディスプレイシステム103および火災受信機101の操作の遠隔サポート2800の流れを例示している。
【発明を実施するための形態】
【0008】
1.実施形態
1-1.構成
本発明の一実施形態に係る遠隔サポートシステム100について、図面を参照して説明する。
図1は、遠隔サポートシステム100の構成例を示す。
遠隔サポートシステム100は、火災受信機101、通信用PC102、ディスプレイシステム103を備える。これらの機器は、防火対象物104に設置されている。また、これらの機器のうち、通信用PC102とディスプレイシステム103は、インターネット108に接続されている。
【0009】
火災受信機101は、建物内に設置された感知器や発信機から火災信号を受信し、火災の発生を音響と地区表示により知らせるとともに、地区音響装置を鳴動させ、関係者または消防機関に報知するための防災設備機器である。この火災受信機101は、防火対象物104の防災センターや中央管理室に設置される。
通信用PC102は、火災受信機101をインターネット108に接続するためのPCである。この通信用PC102は、火災受信機101とは有線で接続され、インターネット108とは有線または無線で接続されている。
ディスプレイシステム103は、消防用設備等の監視や操作を防災センターで一括して総合的に行うために設けられる防災設備機器である。このディスプレイシステム103は、言い換えると、総合操作盤である。このディスプレイシステム103は、防火対象物104の防災センターや中央管理室に設置され、火災受信機101と有線で接続されている。
【0010】
遠隔サポートシステム100は、さらに、センターサーバ105と複数のオペレータ端末106を備える。これらの機器は、カスタマーセンター107に設置されている。また、これらの機器は、インターネット108に接続されている。
センターサーバ105は、防災設備機器の利用者から操作方法についてのサポート要求を受け付け、受け付けたサポート要求をオペレータに振り分けるためのサーバである。
オペレータ端末106は、火災受信機101とディスプレイシステム103の操作をサポートするためにオペレータが使用する端末装置である。
以下、遠隔サポートシステム100を構成する主要な機器について具体的に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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