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公開番号2024095893
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-11
出願番号2022212866
出願日2022-12-30
発明の名称情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人国立大学法人信州大学,株式会社ウェルナス
代理人One ip弁理士法人
主分類G16H 20/00 20180101AFI20240704BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】個々のユーザに最適な食情報を提供する情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】サーバ装置が、ユーザ端末と通信ネットワークを介して通信可能に接続される情報システムにおいて、サーバ装置2は、ユーザ毎に、ユーザが摂取する複数の食成分の摂取量に基づいてユーザの身体に関する身体データを予測する予測モデルを記憶する予測モデル記憶部と、食物に含まれる食成分の含有量を記憶する食物データベースと、食物に含まれる食成分の含有量及び食成分に係る度合に基づいて、食物がユーザの身体データを改善又は改悪する量である影響量を計算する影響量計算部と、を含む。前記予測モデルは、食成分のそれぞれについて食成分が身体データを改善又は改悪する度合を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザごとに、前記ユーザが摂取する複数の食成分の摂取量に基づいて前記ユーザの身体に関する身体データを予測する予測モデルであって、前記食成分のそれぞれについて前記食成分が前記身体データを改善又は改悪する度合を含む前記予測モデルを記憶する予測モデル記憶部と、
食物に含まれる食成分の含有量を記憶する食物データベースと、
前記食物に含まれる前記食成分の前記含有量及び前記食成分に係る前記度合に基づいて、前記食物が前記ユーザの前記身体データを改善又は改悪する量である影響量を計算する影響量計算部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記影響量又は前記影響量に応じた値の大きさの順に所定数の前記食物を出力する食物出力部を備えること、
を特徴とする情報処理システム。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
料理に用いられる食材の使用量を記憶する料理データベースを備え、
前記食物データベースには、前記食材に含まれる前記食成分の前記含有量が記憶されており、
前記影響量計算部は、前記料理データベース及び前記食物データベースから、前記料理に含まれる前記食成分の前記含有量を特定し、特定した前記食成分の前記含有量及び前記食成分に係る前記度合に基づいて前記影響量を計算すること、
を特徴とする情報処理システム。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理システムであって、
前記影響量又は前記影響量に応じた値の大きさの順に前記料理を出力する料理出力部を備えること、
を特徴とする情報処理システム。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記予測モデルは前記食成分を説明変数とし前記身体データを目的変数とする回帰式であり、
前記度合は回帰係数であり、
前記影響量計算部は、前記回帰係数に前記含有量を乗じた値を合計して前記影響量を算出すること、
を特徴とする情報処理システム。
【請求項6】
請求項5に記載の情報処理システムであって、
前記身体データの目標値を取得する目標値取得部と、
前記回帰式の定数と前記目標値との差の前記影響量に対する割合である寄与妨害度を計算する寄与妨害度計算部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
【請求項7】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記食物データベースは、前記食物に対応するカテゴリを記憶しており、
前記カテゴリ別に、前記影響量又は前記影響量に応じた値の大きさの順に前記食物を出力する食物出力部を備えること、
を特徴とする情報処理システム。
【請求項8】
請求項3に記載の情報処理システムであって、
前記料理データベースは、前記料理に対応するカテゴリを記憶しており、
前記カテゴリ別に、前記影響量又は前記影響量に応じた値の大きさの順に前記料理を出力する料理出力部を備えること、
を特徴とする情報処理システム。
【請求項9】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
料理に用いられる前記食物の使用量及び前記料理のレシピを記憶する料理データベースと、
前記食物の指定を受け付ける食物指定部と、
受け付けた前記食物を用いた前記料理の前記レシピを前記料理データベースから読み出し、読み出した前記レシピを出力するレシピ出力部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
【請求項10】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記食物の指定を受け付ける食物指定部と、
前記影響量を出力する影響量出力部と、
を備え、
前記影響量計算部は、前記食物指定部が受け付けた前記食物について、前記影響量を計算すること、
を特徴とする情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、食事情報やバイタルデータを分析してアドバイスを提供するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-302498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、事前にデータベースとしてアドバイスを準備しておく必要があるため、個人差を考慮することは難しい。
【0005】
本発明はこのような背景を鑑みてなされたものであり、個々のユーザに最適な食情報を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、ユーザごとに、前記ユーザが摂取する複数の食成分の摂取量に基づいて前記ユーザの身体に関する身体データを予測する予測モデルであって、前記食成分のそれぞれについて前記食成分が前記身体データを改善又は改悪する度合を含む前記予測モデルを記憶する予測モデル記憶部と、食物に含まれる食成分の含有量を記憶する食物データベースと、前記食物に含まれる前記食成分の前記含有量及び前記食成分に係る前記度合に基づいて、前記食物が前記ユーザの前記身体データを改善又は改悪する量である影響量を計算する影響量計算部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、個々のユーザに最適な食情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の食情報提供システムの構成例を示す図である。
サーバ装置2のハードウェア構成例を示す図である。
サーバ装置2のソフトウェア構成例を示す図である。
実績情報の一例を示す図である。
貢献量及び妨害量の判定処理の流れを示す図である。
食材出力部221による出力例を示す図である。
食材出力部221による出力例を示す図である。
料理出力部222による出力例を示す図である。
料理出力部222による出力例を示す図である。
商品出力部226による出力例を示す図である。
商品出力部226による出力例を示す図である。
食材出力部221による出力例を示す図である。
料理出力部222による出力例を示す図である。
レシピ出力部223による出力例を示す図である。
説明情報出力部224による出力例を示す図である。
アクセス情報出力部225によりアクセス情報を出力する例を示す図である。
店舗情報出力部227による出力例を示す図である。
店舗情報出力部227による出力例を示す図である。
食情報提供システムの動作を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<システム概要>
以下、本発明の一実施形態に係る食情報提供システムについて説明する。食情報は、食物に関する情報である。食物には、食材、食品、献立、商品などが含まれる。食材は、そのまま消費され、または食品の原料となるものをいう。食品は、保存や調味を目的に単一又は複数の食材を加工したものをいう。食品は料理、調味料などを含む。献立は、食事として複数の食材及び/又は食品を組み合わせたものをいう。商品は、食材、食品、料理などを販売する目的物であり、サービスを含む。食情報は、例えば、食材(素材)に関する情報、食物に関する商品やサービス(飲食店のメニュー)に関する情報、レシピ等の料理に関する情報などを含みうる。本実施形態の食情報提供システムは、個々のユーザに対して最適な食情報を提供する。本実施形態の食情報提供システムでは、ユーザの身体に関する情報(以下、身体データという。)の実測値と、ユーザが摂取した食成分(栄養素、カロリーなど)との間の関係を解析し、食成分ごとに、食成分が身体データを改善又は改悪する度合(以下、改善改悪度合という。)を求める。
(【0011】以降は省略されています)

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