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公開番号
2024148531
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023061735
出願日
2023-04-05
発明の名称
姿勢調整装置
出願人
ファミリー・サービス・エイコー株式会社
,
国立大学法人信州大学
代理人
弁理士法人綿貫国際特許・商標事務所
主分類
A61F
5/56 20060101AFI20241010BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】緊急性を有する使用者であっても直ちに使用することが可能な姿勢調整装置を提供すること。
【解決手段】ベース10、頚部用エアバッグ20、頭部用エアバッグ30、エアポンプ40、頚部用エアバッグ20へのエア供給状態とエア排出状態とを切り替える第1電磁弁50、頭部用エアバッグ30へのエア供給状態とエア排出状態とを切り替える第2電磁弁60、エアポンプ40、第1電磁弁50および第2電磁弁60の動作を制御する動作制御部70、頚部用エアバッグ20の上面に配設され、半円柱状スポンジ体により形成された頚部用当接体26、頭部用エアバッグ30の上面に配設され、板状スポンジ体36Aおよび板状スポンジ体36Aに一体化された補剛板36Bにより形成された頭部用当接体36と、を具備することを特徴とする姿勢調整装置100である。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
第1エアバッグ体が高さ方向に複数積み重ねられていると共に、高さ方向に隣り合う各前記第1エアバッグ体が第1連通路を介して一体化された第1エアバッグと、
第2エアバッグ体が高さ方向に複数積み重ねられていると共に、高さ方向に隣り合う各前記第2エアバッグ体が第2連通路を介して一体化された第2エアバッグと、
前記第1エアバッグおよび前記第2エアバッグを載置するベースと、
前記第1エアバッグと前記第2エアバッグにエアを供給するエアポンプと、
前記第1エアバッグと前記エアポンプとの間に配設され、前記第1エアバッグへのエア供給状態とエア排出状態とを切り替える第1電磁弁と、
前記第2エアバッグと前記エアポンプとの間に配設され、前記第2エアバッグへのエア供給状態とエア排出状態とを切り替える第2電磁弁と、
前記ベースの側面に配設され、前記エアポンプ、前記第1電磁弁および前記第2電磁弁の動作を制御する動作制御部と、
前記第1エアバッグの上面に配設され、半円柱状スポンジ体により形成された第1当接体と、
前記第2エアバッグの上面に配設され、板状スポンジ体および前記板状スポンジ体に一体化された補剛板により形成された第2当接体と、を具備することを特徴とする姿勢調整装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第2エアバッグには、前記第2連通路の平面位置を除いた位置で最上部における前記第2エアバッグ体の上面と下面が所要範囲で止着されていることを特徴とする請求項1記載の姿勢調整装置。
【請求項3】
前記第1当接体は、前記第1エアバッグにおける最上部における前記第1エアバッグ体に取り付けられた保持部に保持されていることを特徴とする請求項1または2記載の姿勢調整装置。
【請求項4】
前記第1電磁弁と前記第2電磁弁はケースに収容された状態で前記ベースに埋設されており、
少なくとも前記ベース、前記第1エアバッグ、前記第1当接体、前記第2エアバッグ、前記第2当接体および前記動作制御部がカバー体により包み込まれていると共に、前記第1エアバッグと前記第2エアバッグとの間部分が前記ケースに固定された前記カバー体により区切られていることを特徴とする請求項1または2記載の姿勢調整装置。
【請求項5】
前記第1電磁弁と前記第2電磁弁はケースに収容された状態で前記ベースに埋設されており、
少なくとも前記ベース、前記第1エアバッグ、前記第1当接体、前記第2エアバッグ、前記第2当接体および前記動作制御部がカバー体により包み込まれていると共に、前記第1エアバッグと前記第2エアバッグとの間部分が前記ケースに固定された前記カバー体により区切られていることを特徴とする請求項3記載の姿勢調整装置。
【請求項6】
前記第1エアバッグは頚部用エアバッグであり、前記第2エアバッグは頭部用エアバッグであって、
前記頚部用エアバッグの平面投影面積よりも前記頭部用エアバッグの平面投影面積の方が大きいことを特徴とする請求項1または2記載の姿勢調整装置。
【請求項7】
前記第1エアバッグは頚部用エアバッグであり、前記第2エアバッグは頭部用エアバッグであって、
前記頚部用エアバッグの平面投影面積よりも前記頭部用エアバッグの平面投影面積の方が大きいことを特徴とする請求項3記載の姿勢調整装置。
【請求項8】
前記第1エアバッグは頚部用エアバッグであり、前記第2エアバッグは頭部用エアバッグであって、
前記頚部用エアバッグの平面投影面積よりも前記頭部用エアバッグの平面投影面積の方が大きいことを特徴とする請求項4記載の姿勢調整装置。
【請求項9】
前記第1エアバッグは頚部用エアバッグであり、前記第2エアバッグは頭部用エアバッグであって、
前記頚部用エアバッグの平面投影面積よりも前記頭部用エアバッグの平面投影面積の方が大きいことを特徴とする請求項5記載の姿勢調整装置。
【請求項10】
前記第1エアバッグは頚部用エアバッグであり、前記第2エアバッグは胸部用エアバッグであって、
前記頚部用エアバッグの平面投影面積よりも前記胸部用エアバッグの平面投影面積の方が大きいことを特徴とする請求項1または2記載の姿勢調整装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は姿勢調整装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
患者等の気道を確保するための気管を挿入する際においては、いわゆるスニッフィングポジションと称される状態に患者の頭部姿勢を調整する必要がある。このような患者の頭部姿勢を調整して気道を確保するための気道確保装置としては、例えば特許文献1(特許第6233847号公報)に示すような構成が提案されている。
【0003】
特許文献1に開示されている気道確保装置は、使用者の頭部に装着したエアバッグの膨張状態と収縮状態を調整することにより、使用者の顔の向きを変えることにより気道を確保する構成が採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6233847号公報(請求項1、明細書段落0015―0025、図1―図2等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されている気道確保装置は、使用者の頭部に装着して用いるものであるため、救急搬入された患者等の緊急性を有する使用者に対しては、気道確保装置の使用準備に手間が掛かるといった課題を有している。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで本発明は上記課題を解決するためのものであり、その目的とするところは、緊急性を有する使用者であっても直ちに使用することが可能な姿勢調整装置を提供することにある。
【0007】
上記目的を達成するため発明者が鋭意研究した結果、以下の構成に想到した。すなわち本発明は、第1エアバッグ体が高さ方向に複数積み重ねられていると共に、高さ方向に隣り合う各前記第1エアバッグ体が第1連通路を介して一体化された第1エアバッグと、第2エアバッグ体が高さ方向に複数積み重ねられていると共に、高さ方向に隣り合う各前記第2エアバッグ体が第2連通路を介して一体化された第2エアバッグと、前記第1エアバッグおよび前記第2エアバッグを載置するベースと、前記第1エアバッグと前記第2エアバッグにエアを供給するエアポンプと、前記第1エアバッグと前記エアポンプとの間に配設され、前記第1エアバッグへのエア供給状態とエア排出状態とを切り替える第1電磁弁と、前記第2エアバッグと前記エアポンプとの間に配設され、前記第2エアバッグへのエア供給状態とエア排出状態とを切り替える第2電磁弁と、前記ベースの側面に配設され、前記エアポンプ、前記第1電磁弁および前記第2電磁弁の動作を制御する動作制御部と、前記第1エアバッグの上面に配設され、半円柱状スポンジ体により形成された第1当接体と、前記第2エアバッグの上面に配設され、板状スポンジ体および前記板状スポンジ体に一体化された補剛板により形成された第2当接体と、を具備することを特徴とする姿勢調整装置である。
【0008】
これにより、緊急性を有する使用者であっても直ちに使用することが可能な姿勢調整装置を提供することが可能になる。
【0009】
また、前記第2エアバッグには、前記第2連通路の平面位置を除いた位置で最上部における前記第2エアバッグ体の上面と下面が所要範囲で止着されていることが好ましい。
【0010】
これにより、第2エアバッグの上面が平坦化されやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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