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公開番号
2024154974
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069254
出願日
2023-04-20
発明の名称
画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
出願人
株式会社中京メディカル
,
国立大学法人信州大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06T
1/00 20060101AFI20241024BHJP(計算;計数)
要約
【課題】年齢に応じた色補正を行うとともに、色補正後の画像中の白飛びの割合を小さくできる画像処理装置、画像処理方法、又はプログラムを提供する。
【解決手段】画像処理装置としての演算装置5は、撮影部2が撮影した画像中の注目領域を検出し、検出した注目領域に対して年齢に応じた色補正を行い、色補正後の注目領域とそれ以外の領域とを含む局所補正画像を出力する。画像は例えば眼科手術画像である。注目領域は例えば眼球中央の円領域である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
画像を取得する画像取得部と、
前記画像中の注目領域を検出する検出部と、
前記検出部が検出した前記注目領域に対して、前記画像を見る対象者の年齢に応じた色補正を行う補正部と、
前記色補正後の前記注目領域とそれ以外の領域とを含む局所補正画像を出力する出力部と、
を備える画像処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記画像は手術画像である請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記画像は眼の画像である請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記検出部は、前記注目領域として前記画像中の円領域を検出する請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記画像は動画であり、
前記補正部は、前記動画の各時点の画像に対して前記色補正を行う請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記検出部は、前記画像に2値化処理を行う2値化処理部を備え、前記2値化処理がされた前記画像である2値化画像に基づいて前記注目領域を検出する請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記検出部は、
前記2値化画像中の前記注目領域に対応する形状を検出する形状検出部と、
前記形状検出部が検出した前記形状以外の領域を隠したマスクを生成する生成部と、
前記2値化処理を行う前の前記画像に前記マスクを適用するマスク処理部と、
を備える請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記検出部は、前記2値化画像中のノイズ領域を除去するノイズ除去部を備え、
前記形状検出部は、前記ノイズ領域を除去した後の前記2値化画像に基づいて前記注目領域に対応する形状を検出する請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
画像を取得する画像取得ステップと、
前記画像中の注目領域を検出する検出ステップと、
前記検出ステップで検出した前記注目領域に対して、前記画像を見る対象者の年齢に応じた色補正を行う補正ステップと、
前記色補正後の前記注目領域とそれ以外の領域とを含む局所補正画像を出力する出力ステップと、
を備える画像処理方法。
【請求項10】
画像を取得する画像取得ステップと、
前記画像中の注目領域を検出する検出ステップと、
前記検出ステップで検出した前記注目領域に対して、前記画像を見る対象者の年齢に応じた色補正を行う補正ステップと、
前記色補正後の前記注目領域とそれ以外の領域とを含む局所補正画像を出力する出力ステップと、
をコンピュータに実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像を見る対象者の年齢に応じた色補正を該画像に対して行う画像処理装置、画像処理方法又はプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
人間の視覚特性は加齢に伴い変化する。具体的には、高齢になるほど色が暗く、又は黄色っぽく見えるようになると考えられている。加齢に伴う視覚特性の変化に関し、下記特許文献1には、人間の年齢に伴って変化する視覚特性の劣化を補償するように該画像を補正することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3552413号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、特許文献1の方法では、高齢ほど、画像の補正量が大きくなり、その結果、補正後の画像に白飛びが発生しやすくなる。
【0005】
本開示は上記事情に鑑みてなされ、年齢に応じた色補正を行うとともに、色補正後の画像中の白飛びの割合を小さくできる画像処理装置、画像処理方法、又はプログラムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の画像処理装置は、
画像を取得する画像取得部と、
前記画像中の注目領域を検出する検出部と、
前記検出部が検出した前記注目領域に対して、前記画像を見る対象者の年齢に応じた色補正を行う補正部と、
前記色補正後の前記注目領域とそれ以外の領域とを含む局所補正画像を出力する出力部と、
を備える。
【0007】
本開示の画像処理方法は、
画像を取得する画像取得ステップと、
前記画像中の注目領域を検出する検出ステップと、
前記検出ステップで検出した前記注目領域に対して、前記画像を見る対象者の年齢に応じた色補正を行う補正ステップと、
前記色補正後の前記注目領域とそれ以外の領域とを含む局所補正画像を出力する出力ステップと、
を備える。
【0008】
本開示のプログラムは、
画像を取得する画像取得ステップと、
前記画像中の注目領域を検出する検出ステップと、
前記検出ステップで検出した前記注目領域に対して、前記画像を見る対象者の年齢に応じた色補正を行う補正ステップと、
前記色補正後の前記注目領域とそれ以外の領域とを含む局所補正画像を出力する出力ステップと、
をコンピュータに実行させる。
【0009】
本開示の画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムによれば、画像の全体に対しては色補正を行わずに、画像の注目領域に対して色補正を行うので、補正後の画像中の白飛びの割合を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
表示システムの構成図である。
演算装置が実行する画像補正処理の一例を示すフローチャートである。
図2のステップS11の詳細のフローチャートである。
図2のステップS1で取得する原画像の一例である。
図2のステップS2で得られるマスク処理後の画像の一例である。
図2のステップS3で得られる画素値変換後の画像の一例である。
図2のステップS4で得られるグレースケール画像の一例である。
図2のステップS5で得られる2値化画像の一例である。
図2のステップS6で得られる第1のノイズ除去処理後の2値化画像の一例である。
図2のステップS7で得られる第2のノイズ除去処理後の2値化画像の一例である。
図2のステップS9で得られるマスクの一例である。
図2のステップS10で得られる注目領域の抽出画像の一例である。
図2のステップS11で得られる色補正後の注目領域画像の一例である
図2のステップS12で得られる、色補正後の注目領域とそれ以外の領域とを含む局所補正画像の一例である。
大律2値化法を説明するために、画像の濃度ヒストグラム(輝度分布)を例示した図である。
図2のステップS1で取得する原画像の輝度分布を例示した図である。
図16の輝度分布を示す画像に対して、注目領域のみを色補正した場合の輝度分布を例示した図である。
図16の輝度分布を示す画像に対して、画像全体を色補正した場合の輝度分布を例示した図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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