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公開番号2024094295
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2023218711
出願日2023-12-26
発明の名称ベルト
出願人バルメット テクノロジーズ オサケユキチュア
代理人個人,個人,個人
主分類D21F 3/00 20060101AFI20240702BHJP(製紙;セルロースの製造)
要約【課題】繊維ウェブ機械のためのベルトを提供する。
【解決手段】本発明は、繊維ウェブ機械のためのベルトに関し、ベルト(10)は、内面(11)と、外面(12)とを有し、ベルト(10)は、ベルト(10)の外面(11)に第1の方向(D1)において配置される複数の平行な脱水溝を含み、各脱水溝は、幅を有し、第1の脱水溝(21)が、第1の深さ(32)を有する浅い部分(30)と、第2の深さ(42)を有する深い部分(40)と、を含み、第1および第2の深さ(32,42)は、深さ方向においてベルト(10)の外面(12)から決定され、第1の深さ(32)は、第2の深さ(42)よりも小さい。
【選択図】図3c
特許請求の範囲【請求項1】
繊維ウェブ機械のためのベルトであって、
当該ベルトは、内面と、外面とを有し、
当該ベルトは、当該ベルトの前記外面に第1の方向において配置される複数の平行な脱水溝を含み、各脱水溝は、幅を有し、
第1の脱水溝が、
- 第1の深さを有する浅い部分と、
- 第2の深さを有する深い部分と、を含み、
前記第1の深さおよび前記第2の深さは、深さ方向において当該ベルトの前記外面から決定され、
前記第1の深さは、前記第2の深さよりも小さい、
ベルト。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記浅い部分の数が、前記第1の方向において前記第1の脱水溝から測定される、1/m~50/m、好ましくは、20/m~40/mである、請求項1に記載のベルト。
【請求項3】
前記第2の深さは、0.8mm~1.6mmの間の範囲内、好ましくは、1mm~1.4mmの間の範囲内である、請求項1に記載のベルト。
【請求項4】
前記第1の深さは、
- 前記第2の深さに対して、0mm以上、好ましくは、少なくとも1%、より好ましくは、少なくとも2%、さらにより好ましくは、少なくとも3%、最も好ましくは、少なくとも5%である、および/または
- 前記深さ方向において当該ベルトの前記外面から決定される、前記第2の深さに対する、75%未満、好ましくは、50%未満、さらにより好ましくは、25%未満である、
請求項1に記載のベルト。
【請求項5】
前記第1の深さは、0mm~1.2mmの間の範囲内、好ましくは、0.02mm~0.4mmの間の範囲内である、請求項1に記載のベルト。
【請求項6】
前記第1の深さは、当該ベルトの厚さに対して、少なくとも0.2%である、請求項1に記載のベルト。
【請求項7】
前記第2の深さは、
当該ベルトの厚さに対して、
- 6%以上、および/または
- 30%以下
である、
請求項1に記載のベルト。
【請求項8】
2つの最も近い浅い部分の中心線の間の距離が、前記第1の方向において前記第1の脱水溝から測定される、少なくとも20mmかつ100mm以下であり、好ましくは、少なくとも25mmかつ70mm以下である、請求項1に記載のベルト。
【請求項9】
- 前記浅い部分は、前記第1の方向における断面積が前記外面に向かって減少するようにテーパ状であるように構成される、および/または
- 前記浅い部分は、1つ以上の湾曲した側面を含む、
請求項1に記載のベルト。
【請求項10】
前記浅い部分は、前記第1の方向において前記第1の脱水溝から測定される、8mm~25mmの間の範囲内の平均的な長さを有する、請求項1に記載のベルト。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、繊維ウェブ機械(fiber web machine)のためのベルトに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
抄紙機(paper machines)のような繊維ウェブ機械、ならびに板紙抄紙機、パルプマシン、およびティッシュ抄紙機は、典型的には、形成セクション、プレスセクション、および乾燥セクションを備える。製紙、パルプ製造、板紙製造では、繊維ウェブの物理的な特性を低下させることなく生産効率を向上させるために、湿った繊維ウェブからの脱水量をどのように増加させるかが課題である。
【0003】
今日、これらの機械は、典型的には、繊維ウェブの水除去又は搬送を支持するためにフェルトおよびワイヤを有する。さらに、繊維ウェブ機械は、乾燥した繊維ウェブの滑らかさを向上させるためのカレンダ機械のような最終製品特性を改良するための仕上げセクションを有することがある。
【0004】
繊維ウェブ機械は、異なる機能を有する異なるセクションに配置された多くの種類のロールを含むことがよく知られている。例えば、スリーブロールを形成セクションで使用して、湿った繊維材料からの遊離水の除去を向上させることができる。シュープレスを、例えば、プレスセクションで使用して、内部の繊維ウェブ中の残留水の除去を向上させることができる。スリーブロールおよびシュープレスは、両方とも、ベルトが正常に作動し得ることを必要とする。
【0005】
しかしながら、繊維ウェブ機械のための新しいベルトが依然として必要とされている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本明細書の目的は、繊維ウェブ機械のためのベルトを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
発明の態様が、独立項に記載されているものによって特徴付けられる。本発明の様々な実施形態が、従属項に開示されている。
【0008】
本明細書による繊維ウェブ機械は、抄紙機であることができ、あるいは、板紙抄紙機、パルプマシン、またはティッシュ抄紙機であることができる。
【0009】
繊維ウェブ機械は、スリーブロールを含むことがある。スリーブロールは、典型的には、繊維ウェブ機械のワイヤセクションに配置される。スリーブロールのお陰で、ワイヤセクションの水除去を向上させることができる。一実施形態において、本明細書によるベルトは、スリーブロールベルトである。
【0010】
繊維ウェブ機械は、シュープレスを含むことがある。シュープレスは、典型的には、繊維ウェブ機械のプレスセクションに配置される。シュープレスのお陰で、プレスセクションの水除去を向上させることができる。有利には、本明細書によるベルトは、シュープレスベルトである。新規な脱水溝は、ベルトがシュープレスベルトであるときに特に有利であることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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