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公開番号2024094049
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210763
出願日2022-12-27
発明の名称印刷装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ATEN
主分類B41J 29/38 20060101AFI20240702BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ユーザの利便性の向上を図ることができる印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷媒体を収容する収容部(21)と、印刷媒体を搬送路に沿って搬送する搬送部(60、62、64、66、108)と、搬送路の途中に印刷媒体を供給可能な供給部(55)と、印刷ジョブに含まれる印刷データを搬送路に沿って搬送される印刷媒体に印刷する印刷部(3)と、印刷部によって印刷された印刷媒体を切断する切断部(10)と、記憶部(104)と、制御部(100)と、を備え、制御部は、印刷ジョブに切断部によって切断する切断対象の印刷媒体を指定する切断指示が含まれているかを判定する第1切断判定処理と、第1切断判定処理にて、印刷ジョブに切断指示が含まれていると判定した場合は、印刷ジョブを蓄積して印刷する蓄積印刷データとして記憶部に記憶する蓄積記憶処理と、を実行する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
印刷媒体を収容する収容部と、
前記印刷媒体を搬送路に沿って搬送する搬送部と、
前記搬送路の途中に印刷媒体を供給可能な供給部と、
印刷ジョブに含まれる印刷データを前記搬送路に沿って搬送される印刷媒体に印刷する印刷部と、
前記印刷部によって印刷された印刷媒体を切断する切断部と、
記憶部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記印刷ジョブに前記切断部によって切断する切断対象の印刷媒体を指定する切断指示が含まれているかを判定する第1切断判定処理と、
前記第1切断判定処理にて、前記印刷ジョブに前記切断指示が含まれていると判定した場合は、前記印刷ジョブを蓄積して印刷する蓄積印刷データとして前記記憶部に記憶する蓄積記憶処理と、
を実行する、印刷装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記第1切断判定処理にて、前記印刷ジョブに前記切断指示が含まれていると判定した場合は、前記印刷ジョブに前記供給部から供給された印刷媒体を印刷対象として指定する指定指示が含まれているかを判定する指定判定処理を実行し、
前記指定判定処理にて、前記印刷ジョブに前記指定指示が含まれていると判定した場合は、前記蓄積記憶処理を実行する、請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第1切断判定処理にて、前記印刷ジョブに前記切断指示が含まれていると判定した場合は、前記供給部に印刷媒体がセットされているかを判定する供給部判定処理を実行し、
前記供給部判定処理にて、前記供給部に印刷媒体がセットされていると判定した場合は、前記蓄積記憶処理を実行する、請求項1に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記供給部判定処理にて、前記供給部に印刷媒体がセットされていないと判定した場合は、前記収容部に収容されている印刷媒体が前記切断部によって切断可能な印刷媒体であるかを判定する第2切断判定処理を実行し、
前記第2切断判定処理にて、前記収容部に収容されている印刷媒体が前記切断部によって切断可能な印刷媒体でないと判定した場合は、前記蓄積記憶処理を実行する、請求項3に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記蓄積記憶処理を実行した後、
前記供給部に印刷媒体がセットされたかを判定するセット判定処理と、
前記セット判定処理にて、前記供給部に印刷媒体がセットされたと判定した場合は、前記蓄積記憶処理にて記憶した前記蓄積印刷データを前記記憶部から読み出して、前記印刷部を介して前記供給部から供給される印刷媒体に印刷する印刷処理と、
を実行する、請求項2に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記蓄積記憶処理を実行した後、
前記供給部から前記印刷媒体が取り除かれたかを判定する除去判定処理と、
前記除去判定処理にて、前記供給部から前記印刷媒体が取り除かれたと判定した場合は、前記蓄積記憶処理にて記憶した前記蓄積印刷データを前記記憶部から読み出して、前記印刷部を介して前記収容部に収容された印刷媒体に印刷する印刷処理と、
を実行する、請求項3に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記蓄積記憶処理を実行した後、
前記収容部に収容されている印刷媒体が変更されたかを判定する変更判定処理と、
前記変更判定処理にて、前記収容部に収容されている印刷媒体が変更されたと判定した場合は、前記収容部に収容されている印刷媒体が前記切断部によって切断可能な印刷媒体であるかを判定する第3切断判定処理と、
前記第3切断判定処理にて、前記収容部に収容された印刷媒体が前記切断部によって切断可能な印刷媒体であると判定した場合は、前記蓄積記憶処理にて記憶した前記蓄積印刷データを前記記憶部から読み出して、前記印刷部を介して前記収容部に収容された印刷媒体に印刷する印刷処理と、
を実行する、請求項4に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記蓄積印刷データに関連付けられた識別情報を特定可能な認証情報を取得する認証情報取得部をさらに備え、
前記制御部は、
前記印刷処理にて、
前記認証情報取得部にて取得された前記認証情報を認証する認証処理と、
前記記憶部に記憶されている前記蓄積印刷データの中から、前記認証処理によって認証された前記認証情報にて特定される前記識別情報と関連付けられている前記蓄積印刷データの読み出しを許可する許可処理と、
を実行する、請求項5から7のいずれか1項に記載の印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、印刷のために搬送中である定型サイズのシートを切断する切断部を備え画像形成装置がある。例えば、特許文献1の画像形成装置では、A3サイズのシートを二等分に切断することにより、A4サイズのシートを2枚生成する構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-186448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の画像形成装置のように、切断部を備えた画像形成装置では、受信した印刷データの設定にシートを切断するカット指定がある場合、印刷データを蓄積しておく。そして、ユーザの印刷指示があったタイミングで、蓄積した印刷データを印刷実行するほうが、利便性が高い場合がある。
【0005】
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであり、ユーザの利便性の向上を図ることができる印刷装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る印刷装置では、印刷媒体を収容する収容部と、前記印刷媒体を搬送路に沿って搬送する搬送部と、前記搬送路の途中に印刷媒体を供給可能な供給部と、印刷ジョブに含まれる印刷データを前記搬送路に沿って搬送される印刷媒体に印刷する印刷部と、前記印刷部によって印刷された印刷媒体を切断する切断部と、記憶部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記印刷ジョブに前記切断部によって切断する切断対象の印刷媒体を指定する切断指示が含まれているかを判定する第1切断判定処理と、前記第1切断判定処理にて、前記印刷ジョブに前記切断指示が含まれていると判定した場合は、前記印刷ジョブを蓄積して印刷する蓄積印刷データとして前記記憶部に記憶する蓄積記憶処理と、を実行するものである。
【0007】
上記の構成によれば、印刷ジョブに切断部によって切断する切断対象の印刷媒体を指定する切断指示が含まれている場合は、印刷ジョブが蓄積して印刷する蓄積印刷データとして記憶部に記憶される。これにより、ユーサは、都合のよいタイミングで印刷指示を入力して、記憶部に記憶された蓄積印刷データを印刷することが可能となり、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
【0008】
また、本開示の一態様に係る印刷装置では、前記制御部は、前記第1切断判定処理にて、前記印刷ジョブに前記切断指示が含まれていると判定した場合は、前記印刷ジョブに前記供給部から供給された印刷媒体を印刷対象として指定する指定指示が含まれているかを判定する指定判定処理を実行し、前記指定判定処理にて、前記印刷ジョブに前記指定指示が含まれていると判定した場合は、前記蓄積記憶処理を実行してもよい。
【0009】
上記の構成によれば、供給部に印刷媒体を検出するセンサがない場合には、印刷ジョブで供給部から供給された印刷媒体を印刷対象に指定しても、供給部に切断対象の印刷媒体がセットされているか否かの判定ができない。従って、印刷ジョブで供給部から供給された印刷媒体を印刷対象の印刷媒体に指定した場合は、印刷ジョブを蓄積して印刷する蓄積印刷データとして記憶することによって、ユーザが所望する印刷媒体への印刷が可能となる。よってユーザの利便性の向上を図ることができる。
【0010】
また、本開示の一態様に係る印刷装置では、前記制御部は、前記第1切断判定処理にて、前記印刷ジョブに前記切断指示が含まれていると判定した場合は、前記供給部に印刷媒体がセットされているかを判定する供給部判定処理を実行し、前記供給部判定処理にて、前記供給部に印刷媒体がセットされていると判定した場合は、前記蓄積記憶処理を実行してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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