TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024090756
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206847
出願日2022-12-23
発明の名称飛行体を用いた捜索支援システム
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類B64U 20/87 20230101AFI20240627BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】捜索対象者を迅速に発見することができる飛行体を用いた捜索支援システムを提供すること。
【解決手段】通信機50とカメラ25,26とを備えるドローン10と、カメラ25,26の撮影画像に基づき捜索対象者Pを検出する検出部27と、カメラ25,26、通信機50、及びドローン10を制御する制御部33と、を有し、制御部33は、ドローン10を捜索対象者Pの捜索領域に飛行させて、カメラ25,26に捜索領域の画像を撮影させ、検出部27は、カメラ25,26の撮影画像から予め決められた特定の情報を認識すると、特定の情報が検出された場所に捜索対象者Pが生存していると判断し、通信機50は、制御部33からの指示に基づき、検出部27により捜索対象者Pが検出された場所の位置情報を捜索本部100へ送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
カメラと通信機とを備える飛行体と、
前記カメラの撮影画像に基づき捜索対象者を検出する検出部と、
前記カメラ、前記通信機、及び前記飛行体を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記飛行体を前記捜索対象者の捜索領域に飛行させて、前記カメラに前記捜索領域の画像を撮影させ、
前記検出部は、前記カメラの撮影画像から予め決められた特定の情報を認識すると、前記特定の情報が検出された場所に前記捜索対象者が生存していると判断し、
前記通信機は、前記制御部からの指示に基づき、前記検出部により前記捜索対象者が検出された場所の位置情報を捜索本部へ送信する
ことを特徴する飛行体を用いた捜索支援システム。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1に記載する飛行体を用いた捜索支援システムにおいて、
前記特定の情報は、前記捜索対象者が行う特定の動作である
ことを特徴とする飛行体を用いた捜索支援システム。
【請求項3】
請求項1に記載する飛行体を用いた捜索支援システムにおいて、
前記カメラは、サーモカメラであり、
前記特定の情報は、前記捜索領域における温度勾配である
ことを特徴とする飛行体を用いた捜索支援システム。
【請求項4】
請求項1から請求項3に記載するいずれか1つの飛行体を用いた捜索支援システムにおいて、
前記飛行体は、音を発生する発音機を備え、
前記発音機は、前記制御部からの指示に基づき、音を発生させる
ことを特徴とする飛行体を用いた捜索支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、飛行体を用いて捜索対象者の捜索を行うための捜索支援システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
捜索対象者を捜索するための捜索支援システムとして、画像を用いて捜索対象者の捜索を支援するシステムがある。このような捜索支援システムとして、例えば、特許文献1に記載された捜索支援システムにおける捜索装置が開示されている。この捜索装置は、画像を用いて捜索対象者の捜索を支援するものであって、予め撮影された捜索対象者の画像から、捜索対象となる目標カラー情報を所定カラー空間の数値として抽出する分析手段と、捜索場所を空撮により撮影した撮像画像と数値化された目標カラー情報とを照合し、前記撮像画像から前記目標カラー情報を示すカラー領域を識別する照合手段と、前記カラー領域と所定しきい値とを比較することで前記カラー領域の適否を判定する判定手段と、前記判定手段により適合と判定されたカラー領域を検知領域として記録する記録手段とを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-110962号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の捜索装置では、予め撮影された捜索対象者の画像を使用して捜索を行うため、経時変化や姿勢によって捜索対象者を識別する精度が低下するおそれがある。そして、識別の精度が低下してしまうと、捜索対象者を迅速に発見することができなくなる。
【0005】
そこで、本開示は上記した問題点を解決するためになされたものであり、捜索対象者を迅速に発見することができる飛行体を用いた捜索支援システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するためになされた本開示の一形態は、
カメラと通信機とを備える飛行体と、
前記カメラの撮影画像に基づき捜索対象者を検出する検出部と、
前記カメラ、前記通信器、及び前記飛行体を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記飛行体を前記捜索対象者の捜索領域に飛行させて、前記カメラに前記捜索領域の画像を撮影させ、
前記検出部は、前記カメラの撮影画像から予め決められた特定の情報を認識すると、前記特定の情報が検出された場所に前記捜索対象者が生存していると判断し、
前記通信機は、前記制御部からの指示に基づき、前記検出部により前記捜索対象者が検出された場所の位置情報を捜索本部へ送信することを特徴する飛行体を用いた捜索支援システムである。
【0007】
この捜索支援システムでは、飛行体を捜索対象者の捜索領域に飛行させて、カメラに捜索領域の画像が撮影される。そして、検出部により、カメラの撮影画像から予め決められた特定の情報が認識されると、特定の情報が検出された場所に捜索対象者が生存していると判断される。
【0008】
ここで、前記特定の情報としては、前記捜索対象者が行う特定の動作にすることが好ましい。
【0009】
捜索対象者が行う特定の動作としては、捜索時に捜索対象者が行う代表的な動作、例えば、手(片手又は両手)や布(旗)等を振る動作とすればよい。このように特定の動作を単純な動作にすることにより、捜索対象者の認識を単純化することができる。
【0010】
そして、この捜索支援システムでは、捜索対象者の検知を、予め撮影された捜索対象者の画像ではなく、捜索時にカメラで撮影した画像に基づいて行っている。そのため、捜索対象者の経時変化や姿勢の影響を受けることなく、捜索対象者を精度良く検知することができる。従って、捜索対象者を迅速に発見することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

愛三工業株式会社
車両
18日前
愛三工業株式会社
加熱装置
4日前
愛三工業株式会社
半導体装置
4日前
愛三工業株式会社
配線保持構造
3日前
愛三工業株式会社
波浪抑制システム
6日前
愛三工業株式会社
エンジンシステム
10日前
愛三工業株式会社
波浪抑制システム
10日前
愛三工業株式会社
浮体の漏れ検出装置
10日前
愛三工業株式会社
飛行体を用いた捜索システム
4日前
愛三工業株式会社
飛行体を用いた捜索支援システム
3日前
愛三工業株式会社
飛行体及び飛行体を用いた給水システム
3日前
個人
飛行体
2か月前
個人
ドローン係留装置
5か月前
個人
ドローンの計測飛行方法
8か月前
個人
空港用貨物搬送車
1か月前
個人
マルチコプター型電気飛行機
2か月前
個人
自由落下運航システム
3か月前
個人
人工衛星推進材循環エンジン
2か月前
合同会社アドエア
飛行体落下補助装置
10か月前
合同会社アドエア
飛行体落下補助装置
5か月前
株式会社セネック
ドローンポート
27日前
株式会社SUBARU
電動航空機
1か月前
株式会社中北製作所
羽ばたき装置
1か月前
株式会社セネック
ドローンポート
27日前
株式会社中北製作所
羽ばたき装置
2か月前
個人
飛行体
5か月前
河村電器産業株式会社
設備点検システム
7か月前
中国電力株式会社
物資運搬ドローン
10か月前
国立大学法人九州大学
飛行体
3か月前
株式会社SUBARU
回転翼航空機
1か月前
CAPXLE株式会社
緊急避難用気球
7か月前
CAPXLE株式会社
緊急避難用気球
7か月前
京セラ株式会社
発着装置
8か月前
CAPXLE株式会社
緊急避難用気球
7か月前
SkyDeer株式会社
衛星制御方法
3か月前
個人
ドローン
10か月前
続きを見る