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公開番号2024090678
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206722
出願日2022-12-23
発明の名称発光素子
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H10K 59/38 20230101AFI20240627BHJP()
要約【課題】発光素子を駆動する回路の構成を複雑にすることなく各画素の多階調化を実現する技術を提供する。
【解決手段】本開示の発光素子は、画素と、前記画素に設けられた発光体と、前記発光体が発する光を遮光する遮光層と、を有し、前記発光体は、第1の発光部と、前記第1の発光部の発光色の光を発する第2の発光部とを有し、前記遮光層は、前記第1の発光部が発する光を透過する第1の開口部と、前記第2の発光部が発する光を透過する第2の開口部とを有し、前記第2の開口部の開口面積は、前記第1の開口部の開口面積より小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画素と、
前記画素に設けられた発光体と、
前記発光体が発する光を遮光する遮光層と、
を有し、
前記発光体は、第1の発光部と、前記第1の発光部の発光色の光を発する第2の発光部とを有し、
前記遮光層は、前記第1の発光部が発する光を透過する第1の開口部と、前記第2の発光部が発する光を透過する第2の開口部とを有し、
前記第2の開口部の開口面積は、前記第1の開口部の開口面積より小さい
ことを特徴とする発光素子。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記第1の発光部および前記第2の発光部は、有機EL(Electroluminescence)素子
からなることを特徴とする請求項1に記載の発光素子。
【請求項3】
前記第2の発光部の開口面積は、前記第1の発光部の開口面積の0.3倍以上0.6倍以下であることを特徴とする請求項1に記載の発光素子。
【請求項4】
前記第2の発光部の開口面積は、前記第1の発光部の開口面積の0.05倍以上0.3倍以下であることを特徴とする請求項1に記載の発光素子。
【請求項5】
前記発光体の上部にカラーフィルタが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の発光素子。
【請求項6】
前記カラーフィルタは、前記第1の開口部と前記第2の開口部の一方のみと重なるように配置されていることを特徴とする請求項5に記載の発光素子。
【請求項7】
前記カラーフィルタは、前記第1の開口部と前記第2の開口部の両方と重なるように配置されていることを特徴とする請求項5に記載の発光素子。
【請求項8】
前記カラーフィルタは、前記遮光層と一体として形成されていることを特徴とする請求項5に記載の発光素子。
【請求項9】
前記カラーフィルタの上部にマイクロレンズが配置されていることを特徴とする請求項5に記載の発光素子。
【請求項10】
前記第1の発光部の上部に、第1のマイクロレンズが配置されており、
前記第2の発光部の上部に、前記第1のマイクロレンズの形状と同一形状の第2のマイクロレンズが配置されている
ことを特徴とする請求項9に記載の発光素子。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、自発光式の発光素子に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、有機EL(Electroluminescence)発光素子の開発において、画質向上の1つと
して各画素の多階調化の技術開発が行われている。特許文献1は大発光素子と、大発光素子より発光領域が狭い小発光素子と、電流制御回路とを組み合わせた表示装置について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-102723号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の表示装置では、大発光素子と小発光素子をそれぞれ別個に形成する必要があり、各発光素子に最適化された駆動回路や駆動方式を採用する必要があるため、表示装置の構造や駆動方式が複雑になることが想定される。
【0005】
本開示の技術は、上記課題に鑑みてなされたものであり、発光素子を駆動する回路の構成を複雑にすることなく各画素の多階調化を実現する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示に係る発光素子は、
画素と、
前記画素に設けられた発光体と、
前記発光体が発する光を遮光する遮光層と、
を有し、
前記発光体は、第1の発光部と、前記第1の発光部の発光色の光を発する第2の発光部とを有し、
前記遮光層は、前記第1の発光部が発する光を透過する第1の開口部と、前記第2の発光部が発する光を透過する第2の開口部とを有し、
前記第2の開口部の開口面積は、前記第1の開口部の開口面積より小さい
ことを特徴とする発光素子を含む。
【発明の効果】
【0007】
本開示の発光素子によれば、発光素子を駆動する回路の構成を複雑にすることなく各画素の多階調化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る発光素子の構造を概略的に示す図である。
一実施形態に係る発光素子の駆動を説明する図である。
一実施形態に係る発光素子の発光特性を説明する図である。
第2実施形態に係る発光素子の構造を概略的に示す図である。
第3実施形態に係る発光素子の構造を概略的に示す図である。
第3実施形態に係る発光素子の構造を概略的に示す図である。
第3実施形態に係る別の発光素子の構造を概略的に示す図である。
第3実施形態に係るさらに別の発光素子の構造を概略的に示す図である。
一実施形態に係る表示装置の一例を表す図である。
一実施形態に係る撮像装置および電子機器の一例を表す図である。
一実施形態に係る表示装置の一例を表す図である。
一実施形態に係る照明装置および灯具を有する自動車の一例を示す図である。
一実施形態に係るウェアラブルデバイスの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本開示は以下の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下で説明する図面において、同じ機能を有するものは同一の符号を付し、その説明を省略または簡潔にすることもある。
【0010】
<第1実施形態>
図1を用いて第1実施形態に係る発光素子について説明する。図1Aは、本実施形態に係る発光素子100を模式的に示す上面図であり、図1Bは、発光素子100を模式的に示す断面図であり、図1Aの線A-A’による発光素子100の断面を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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