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公開番号2024088051
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203020
出願日2022-12-20
発明の名称記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B41J 2/195 20060101AFI20240625BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】長期的に精度よくインク濃度を制御できる記録装置を提供する。
【解決手段】記録装置は、インクを吐出して画像を形成する吐出ヘッドと、吐出ヘッドに供給するインクを収容するインク収容部と、インク収容部に収容されるインクの濃度を検知する濃度検知部と、インク収容部に収容されるインクの濃度を推定パラメータに基づいて算出して推定する濃度推定部と、を備え、濃度検知部が検知したインクの検知濃度に基づいて、推定パラメータを補正する補正部を更に備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
インクを吐出して画像を形成する吐出ヘッドと、
前記吐出ヘッドに供給するインクを収容するインク収容部と、
前記インク収容部に収容されるインクの濃度を検知する濃度検知部と、
前記インク収容部に収容されるインクの濃度を推定パラメータに基づいて算出して推定する濃度推定部と、
を備え、
前記濃度検知部が検知したインクの検知濃度に基づいて、前記推定パラメータを補正する補正部を更に備えることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記濃度検知部は、記録装置の起動時、又は前記濃度推定部が推定した目標濃度範囲外だった場合に、インクの濃度検知を実行するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記濃度検知部で取得された前記検知濃度に基づいて、前記インク収容部に収容されるインクの濃度を調整する濃度調整部を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記濃度調整部は、前記検知濃度が所定の濃度調整範囲内だった場合に、インクの濃度調整を実行するよう構成されていることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記推定パラメータは、前記インク収容部に収容されるインクの水分の1秒当たりの蒸発量であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項6】
前記推定パラメータは、前記吐出ヘッドの1カウント当たりの吐出量値であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項7】
前記濃度検知部によって検知される前記検知濃度、又は前記濃度推定部によるインクの推定濃度に更新される最新のインク濃度を記憶する記憶部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項8】
前記濃度推定部は、前記記憶部が記憶する前記最新のインク濃度を前記推定濃度の算出に用いるよう構成されていることを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
【請求項9】
前記濃度推定部は、前記濃度検知部による濃度検知が実行された後、一定期間が経過後、記録動作の実行前、記録動作の実行中のいずれかのタイミングでインクの濃度推定を実行するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項10】
前記補正部は、前記濃度検知部による濃度検知が実行された後に前記推定パラメータの補正を実行するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット方式の画像記録装置においては、種々の要因により、画像記録装置内に収容されるインクの色材濃度が変化しうる。例えば、記録ヘッドのノズル付近に位置するインクは、一部が空気と接触していることから、インクの溶媒成分が蒸発しインクの色材濃度が上昇することがある。インクの色材濃度の変化は、画像の色味の変化を引き起こし、印刷後の画像の濃度及び解像度に極めて重大な影響を及ぼす。
【0003】
特許文献1には、予め規定された記録ヘッドのノズルからの溶媒蒸発量とインクのタンク内残量から、インク濃度を推定し、その推定値に基づいてインク濃度を制御する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-8513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の方法においては、記録ヘッドの経年劣化等が原因で、インク濃度推定に用いられるパラメータが経時的に変化した場合に、推定濃度と実際の濃度との間に誤差が生じうる。
【0006】
上述の課題を鑑みて、本発明は、長期的に精度よくインク濃度を制御できる記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的を達成するため、本発明の記録装置は、
インクを吐出して画像を形成する吐出ヘッドと、
前記吐出ヘッドに供給するインクを収容するインク収容部と、
前記インク収容部に収容されるインクの濃度を検知する濃度検知部と、
前記インク収容部に収容されるインクの濃度を推定パラメータに基づいて算出して推定する濃度推定部と、
を備え、
前記濃度検知部が検知したインクの検知濃度に基づいて、前記推定パラメータを補正する補正部を更に備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、長期的に精度よくインク濃度を制御できる記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1に係る記録装置の斜視図である。
実施例1に係る記録装置の制御構成を示すブロック図である。
実施例1に係る記録装置の濃度制御構成を示すブロック図である。
実施例1に係る濃度制御処理機構を示す概略図である。
実施例1に係る濃度制御処理のフローチャートである。
実施例1に係るインク濃度の推移を示す図である。
実施例1に係るドットカウント算出処理のフローチャートである。
実施例1に係る記録動作中の蒸発量推定処理のフローチャートである。
実施例1に係る非記録動作中の蒸発量推定処理のフローチャートである。
実施例1に係るインク消費量推定処理のフローチャートである。
実施例1に係る濃度推定処理のフローチャートである。
実施例1に係る補正処理のフローチャートである。
実施例2に係る補正処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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