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公開番号2024088072
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203052
出願日2022-12-20
発明の名称水素発生装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類C01B 3/06 20060101AFI20240625BHJP(無機化学)
要約【課題】水素キャリアと水を含む液体の反応を促進させ易い水素発生装置1を提供する。
【解決手段】水素発生装置1は、固体の水素キャリアに対して、少なくとも水を含む液体を付与する液体吐出装置22と、液体吐出装置22が水素キャリアに対して付与する液体の量を制御する制御部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
固体の水素キャリアに対して、少なくとも水を含む液体を付与する第1の液体付与装置と、
前記第1の液体付与装置が前記水素キャリアに対して付与する前記液体の量を制御する制御部と、を有する
ことを特徴とする水素発生装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記水素キャリアと前記液体との反応で発生した水素を回収する水素回収装置を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の水素発生装置。
【請求項3】
前記水素キャリアを搬送可能な搬送部材を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の水素発生装置。
【請求項4】
前記搬送部材上に前記水素キャリアを塗布する塗布装置を有する
ことを特徴とする請求項3に記載の水素発生装置。
【請求項5】
前記搬送部材上において前記水素キャリアと前記液体との反応で発生した固体生成物を回収する固体生成物回収装置を有する
ことを特徴とする請求項3に記載の水素発生装置。
【請求項6】
前記水素キャリアは、金属水素化物である
ことを特徴とする請求項1に記載の水素発生装置。
【請求項7】
前記水素キャリアは、水素化ホウ素ナトリウムである
ことを特徴とする請求項1に記載の水素発生装置。
【請求項8】
前記第1の液体付与装置は、前記液体を液滴状に吐出するノズルを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の水素発生装置。
【請求項9】
前記第1の液体付与装置は、インクジェットヘッドである
ことを特徴とする請求項1に記載の水素発生装置。
【請求項10】
前記第1の液体付与装置は、前記液体が充填された流路にヒータを配置し、前記ヒータの加熱により気泡を発生させることで前記液体を吐出する
ことを特徴とする請求項1に記載の水素発生装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水を含む液体をかけることで水素を発生する性質をもつ水素キャリアを原料として、水素を発生させる水素発生装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
水素発生装置として、水素化ホウ素ナトリウムに水及び溶媒を供給し、水素化ホウ素ナトリウムを加水分解して水素を発生させる装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-114708号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の特許文献1には、水及び溶媒を水素化ホウ素ナトリウムにどのように供給するか具体的な構成が記載されていない。水素発生装置としては、水素化ホウ素ナトリウムなどの水素キャリアの加水分解反応を安定して進めることが求められている。
【0005】
本発明は、水素キャリアと水を含む液体の反応を促進させ易い水素発生装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の水素発生装置は、固体の水素キャリアに対して、少なくとも水を含む液体を付与する第1の液体付与装置と、前記第1の液体付与装置が前記水素キャリアに対して付与する前記液体の量を制御する制御部と、を有することを特徴とする。
【0007】
また、本発明の水素発生装置は、固体の水素キャリアに水を含む液体を付与する液体付与装置と、前記水素キャリアと前記液体との反応で発生した水素を回収する水素回収装置と、を備え、前記液体付与装置は、前記液体を前記水素キャリアに向けて液滴状に付与することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、水素キャリアと水を含む液体の反応を促進させ易い水素発生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る水素発生装置の概略構成断面図。
第1の実施形態に係る水素発生装置の制御ブロック図。
(a)サーマル方式のインクジェットヘッドの概略構成断面図、(b)ピエゾ方式のインクジェットヘッドの概略構成断面図。
ライン型インクジェットヘッドの概略構成斜視図。
シリアル型インクジェットヘッドの概略構成斜視図。
第2の実施形態に係る水素発生装置の概略構成断面図。
第3の実施形態に係る水素発生装置の概略構成断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施形態>
第1の実施形態について、図1ないし図5を用いて説明する。まず、化石燃料に代わるエネルギー源として水素が注目されている。水素は化石燃料と異なり、燃焼時に地球温暖化につながる温室効果ガスの一種である二酸化炭素等を発生させないためである。水素をエネルギー源として用いるシステムとして実用化されているものの一つに、燃料電池車がある。燃料電池車は、水素を原料として発電し、発電した電気で電動機を動かして走る自動車である。燃料電池車の多くは、エネルギー源である水素を水素タンクに格納し、水素タンクから出た水素を燃料電池に入れて発電する。水素タンクは水素を、例えば70MPa(大気圧の700倍)などの高圧で圧縮して貯蔵するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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