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公開番号2024089842
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205310
出願日2022-12-22
発明の名称現像剤補給容器
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類G03G 15/08 20060101AFI20240627BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】現像剤収容部のシール部材との当接部に、衝突により傷などが生じるリスクを低減する。
【解決手段】現像剤補給装置に着脱可能とされ、補給口を通して現像剤を補給する現像剤補給容器において、前記補給口を備え、前記現像剤補給装置に装着されることで回転しないように規制される現像剤補給部と、前記現像剤補給部に対して相対回転可能に設けられ、現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤補給部の前記現像剤収容部との接続部に設けられ、前記現像剤補給部と前記現像剤収容部との間をシールするための環状のシール部材と、を備え、前記現像剤収容部は、前記現像剤収容部の回転中心となる軸線の方向において現像剤補給部側の端部に設けられ、前記軸線の方向において前記シール部材に接するように設けられた環状の当接部と、前記当接部の近傍に設けられ、前記軸線の方向において前記当接部よりも現像剤補給部側に突出して設けられた突出部と、を有する。
【選択図】 図9
特許請求の範囲【請求項1】
現像剤補給装置に着脱可能とされ、補給口を通して現像剤を補給する現像剤補給容器において、
前記補給口を備え、前記現像剤補給装置に装着されることで回転しないように規制される現像剤補給部と、
前記現像剤補給部に対して相対回転可能に設けられ、現像剤を収容する現像剤収容部と、
前記現像剤補給部の前記現像剤収容部との接続部に設けられ、前記現像剤補給部と前記現像剤収容部との間をシールするための環状のシール部材と、
を備え、
前記現像剤収容部は、
前記現像剤収容部の回転中心となる軸線の方向において現像剤補給部側の端部に設けられ、前記軸線の方向において前記シール部材に接するように設けられた環状の当接部と、
前記当接部の近傍に設けられ、前記軸線の方向において前記当接部よりも現像剤補給部側に突出して設けられた突出部と、を有する、
ことを特徴とする現像剤補給容器。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記突出部は、前記当接部の周方向に沿って複数箇所に分割して設けられた、
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給容器。
【請求項3】
前記突出部は、前記当接部の周方向に沿って全周に連続して設けられた、
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給容器。
【請求項4】
前記突出部は、前記当接部に沿って周方向に環状に設けられた、
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給容器。
【請求項5】
前記突出部は、前記当接部の内周側に設けられた、
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給容器。
【請求項6】
前記突出部は、前記当接部の外周側に設けられた、
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給容器。
【請求項7】
前記突出部は、前記当接部からの突出量が前記シール部材の厚みより少ない、
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に着脱可能な現像剤補給容器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複写機等の電子写真式の画像形成装置には微粉末の現像剤が使用されている。このような画像形成装置では、現像剤は、画像形成に伴い消費されてしまうため、着脱可能に装着された現像剤補給容器から補給される構成となっている。
【0003】
このような現像剤補給容器として、排出口を備えたフランジ部と、現像剤を収容する内部空間を備えた現像剤収容部と、を有し、現像剤収容部がフランジ部に対して相対的に回転することで排出口から現像剤を補給する構成が開示されている(特許文献1)。
【0004】
この現像剤補給容器において、現像剤収容部は、その端部でフランジ部に設けたリング状のシール部材を圧縮した状態で、フランジ部に対して相対回転可能に取り付けられている。従って、従来の現像剤補給容器では、現像剤収容部の端部(シール部材との当接部)がシール部材に摺擦することで、現像剤収容部とフランジ部との間のシールを実現しながら、現像剤収容部がフランジ部に対して相対的に回転する構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6021699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の現像剤補給容器において、現像剤収容部は、シール部材との当接部が現像剤収容部の端部に位置する。そのため、現像剤収容部が組み立て作業などで単体部品として扱われる際に、その作業において衝突等によって現像剤収容部のシール部材との当接部にダメージを与えてしまうことが懸念される。
【0007】
また従来の現像剤補給容器において、現像剤収容部は、地球環境保護の観点において、市場で使用された製品を回収し、再利用を行う対象部品となる可能性がある。現像剤補給容器の再利用を行う場合、新品の現像剤収容部を扱って製品を組み立てる工程に比べて、回収した現像剤補給容器の分解、現像剤収容部の清掃、移動、保管といった新たな工程が生じる。新たな工程の分だけ、現像剤収容部には部品状態での衝突のリスクが増えることになる。
【0008】
現像剤収容部の端部であるシール部材との当接部に傷などが生じた場合、その現像剤収容部の端部が摺擦するシール部材にも傷などが生じるおそれがある。その結果、製品としての現像剤補給容器において、現像剤収容部とフランジ部との間のシール性が低減し、現像剤の飛散等が生じてしまうおそれがある。
【0009】
そこで、本発明の目的は、現像剤収容部のシール部材との当接部に、衝突により傷などが生じるリスクを低減することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、現像剤補給装置に着脱可能とされ、補給口を通して現像剤を補給する現像剤補給容器において、前記補給口を備え、前記現像剤補給装置に装着されることで回転しないように規制される現像剤補給部と、前記現像剤補給部に対して相対回転可能に設けられ、現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤補給部の前記現像剤収容部との接続部に設けられ、前記現像剤補給部と前記現像剤収容部との間をシールするための環状のシール部材と、を備え、前記現像剤収容部は、前記現像剤収容部の回転中心となる軸線の方向において現像剤補給部側の端部に設けられ、前記軸線の方向において前記シール部材に接するように設けられた環状の当接部と、前記当接部の近傍に設けられ、前記軸線の方向において前記当接部よりも現像剤補給部側に突出して設けられた突出部と、を有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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