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公開番号2024087359
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202148
出願日2022-12-19
発明の名称電子機器
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類H01R 13/64 20060101AFI20240624BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】高電圧を供給する電子機器において、ユーザーに対する安全性を確保し、誤動作を防止する。
【解決手段】本体ユニットからの着脱可能な外部ユニットを有する電子機器であって、前記本体ユニットに取り付けられ、前記外部ユニットの駆動デバイスを駆動する駆動回路の入力コンタクトおよび第1の電源からの出力コンタクトを有する本体コネクタと、前記外部ユニットに、前記出力コンタクトと前記入力コンタクトとを接続する経路を含むループバック手段とを備え、前記本体コネクタは、前記出力コンタクトと前記入力コンタクトとの間にグランドコンタクトを有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
本体ユニットからの着脱可能な外部ユニットを有する電子機器であって、
前記本体ユニットに取り付けられ、前記外部ユニットの駆動デバイスを駆動する駆動回路の入力コンタクトおよび第1の電源からの出力コンタクトを有する本体コネクタと、
前記外部ユニットに、前記出力コンタクトと前記入力コンタクトとを接続する経路を含むループバック手段とを備え、
前記本体コネクタは、前記出力コンタクトと前記入力コンタクトとの間にグランドコンタクトを有することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記グランドコンタクトは、前記出力コンタクトの外縁と前記入力コンタクトの外縁とを結んだ2本の直線に囲まれた領域と重複するように配置される、請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記グランドコンタクトは、前記出力コンタクトと前記入力コンタクトの少なくとも一方に隣接するコンタクトに割り当てられる、請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記本体ユニットに、前記第1の電源からの電力の供給を受けて、前記外部ユニットの電子デバイスを駆動する第2の電源をさらに備え、
前記本体コネクタは、前記第2の電源の出力に接続されたコンタクトと前記入力コンタクトとの間にグランドコンタクトを有する、請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項5】
前記第1の電源は、前記第2の電源よりも高電圧が出力される、請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記第1の電源は、直流では60V以上、交流では尖頭値42.4V以上の高電圧を出力する、請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
複数の外部ユニットを有し、前記複数の外部ユニットごとに複数の本体コネクタを備え、
前記複数の本体コネクタのうちの1つの本体コネクタにおける前記出力コンタクトと、前記複数の本体コネクタのうちの他の本体コネクタの前記入力コンタクトとの間にグランドコンタクトを有する、請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項8】
前記本体ユニットに、前記複数の外部ユニットの各々の電子デバイスを駆動する複数の第2の電源をさらに備え、
前記複数の本体コネクタのうちの1つの本体コネクタにおける前記複数の第2の電源のうちの1つの第2の電源の出力に接続されたコンタクトと、前記複数の本体コネクタのうちの他の本体コネクタの前記入力コンタクトとの間にグランドコンタクトを有する、請求項7に記載の電子機器。
【請求項9】
本体ユニットからの着脱可能な外部ユニットを有する電子機器であって、
前記本体ユニットに取り付けられ、前記外部ユニットの駆動デバイスを駆動する駆動回路の入力コンタクトおよび第1の電源からの出力コンタクトを有する本体コネクタと、
前記外部ユニットに、前記出力コンタクトと前記入力コンタクトとを接続する経路を含むループバック手段とを備え、
前記本体コネクタは、前記出力コンタクトと前記入力コンタクトとの間に、前記駆動回路に必要な電力を供給することができない汎用コンタクトを有することを特徴とする電子機器。
【請求項10】
前記汎用コンタクトは、前記出力コンタクトの外縁と前記入力コンタクトの外縁とを結んだ2本の直線に囲まれた領域と重複するように配置される、請求項9に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電子機器に関し、より詳細には、着脱可能な外部ユニットが外されたときに正しく動作を停止することができる電子機器に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
高電圧デバイスを搭載する製品においては、その製品が属するカテゴリごとに、高電圧に対する保護に関する仕様が国際規格として求められている。情報機器ではIEC60950-1、IEC62368-1に準拠し、家庭用電子機器ではIEC60335―1に準拠することが国際規格として求められている。国際規格に準拠するためには、ユーザーが触れられる可能性がある箇所については安全性を考慮し、誤動作を防止する構成が求められている。
【0003】
図1に、従来の高圧発生装置を搭載する画像形成装置を示す。画像形成装置は、装置本体101に対してコネクタ102,104を介して着脱可能な定着ユニット103を有し、高圧発生装置100から定着ユニット103に高電圧を供給している。高圧発生装置100に供給する電源は、装置本体101に設けられた直流電源105から、コネクタ102,104を経由して供給される。コネクタ104は、ループバック107の端子構成を有している。このような構成により、定着ユニット103が装置本体101から取り外されたとき、ループバック107が開放され、高圧発生装置100への電源の供給が停止される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平06-011921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の構成では、装置本体101のコネクタ102がオス端子のコネクタである場合、ループバック107の受け側のコネクタ102のオス端子を、ユーザーが意図せず金属等でショートさせてしまう可能性がある。このとき、コネクタ104のループバック107と同様の働きをして、高圧発生装置100から高電圧が出力されてしまう。高圧発生装置100の出力に対応するコネクタ102のオス端子にも高電圧が発生し、ユーザーが端子に触れたり、画像形成装置が誤動作する可能性がある。
【0006】
本開示の目的は、コネクタのループバック構成を介して高圧発生装置から高電圧を供給する電子機器において、ユーザーに対する安全性を確保し、誤動作を防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施態様は、本体ユニットからの着脱可能な外部ユニットを有する電子機器であって、前記本体ユニットに取り付けられ、前記外部ユニットの駆動デバイスを駆動する駆動回路の入力コンタクトおよび第1の電源からの出力コンタクトを有する本体コネクタと、前記外部ユニットに、前記出力コンタクトと前記入力コンタクトとを接続する経路を含むループバック手段とを備え、前記本体コネクタは、前記出力コンタクトと前記入力コンタクトとの間にグランドコンタクトを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、高電圧を供給する電子機器において、ユーザーに対する安全性を確保し、誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
従来の高圧発生装置を搭載する画像形成装置を示す構成図である。
第1の実施形態にかかる電子機器の構成を示すブロック図である。
電子機器の一例として示す記録装置の外観斜視図である。
記録装置の本体内部の構成を示す図である。
記録装置の記録ヘッドの構成を示す図である。
第1の実施形態の電子機器におけるユニット間の接続を示す図である。
本体コネクタのコンタクトの配置を示す図である。
第2の実施形態にかかる電子機器の構成を示すブロック図である。
第2の実施形態の電子機器におけるユニット間の接続を示す図である。
本体コネクタのコンタクトの配置の第1例を示す図である。
本体コネクタのコンタクトの配置の第2例を示す図である。
第3の実施形態の第1例にかかる電子機器の構成を示すブロック図である。
第3の実施形態の第1例の電子機器におけるユニット間の接続を示す図である。
第3の実施形態の第2例にかかる電子機器の構成を示すブロック図である。
第3の実施形態の第2例の電子機器におけるユニット間の接続を示す図である。
本体コネクタのコンタクトの配置を示す図である。
第4の実施形態にかかる電子機器の構成を示すブロック図である。
第4の実施形態の電子機器におけるユニット間の接続を示す図である。
本体コネクタのコンタクトの配置を示す図である。
第5の実施形態にかかる電子機器の構成を示すブロック図である。
第5の実施形態の電子機器におけるユニット間の接続を示す図である。
本体コネクタのコンタクトの配置を示す図である。
第6の実施形態の電子機器におけるユニット間の接続を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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