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公開番号2024132513
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2023043308
出願日2023-03-17
発明の名称電子機器、電子機器の制御方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 23/67 20230101AFI20240920BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザが手動で焦点調整を行うときの操作性をより向上させることができるようにする。
【解決手段】ライブビュー画像に含まれる被写体に対して焦点を自動調整する焦点調整手段と、手動により焦点の調整を行うための回転操作部と、前記回転操作部の回転トルクを制御する制御手段と、を有し、前記焦点調整手段により前記被写体に対して焦点が自動調整された後に前記回転操作部により焦点の調整を行う際に、前記制御手段は、前記回転操作部の回転トルクを変更する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ライブビュー画像に含まれる被写体に対して焦点を自動調整する焦点調整手段と、
手動により焦点の調整を行うための回転操作部と、
前記回転操作部の回転トルクを制御する制御手段と、
を有し、
前記焦点調整手段により前記被写体に対して焦点が自動調整された後に前記回転操作部により焦点の調整を行う際に、前記制御手段は、前記回転操作部の回転トルクを変更することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記焦点調整手段により前記被写体に対して焦点が自動調整された後に前記回転操作部により焦点の調整を行う際に、前記制御手段は、前記回転操作部の回転トルクを大きくすることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記ライブビュー画像を拡大する拡大手段をさらに有し、
前記焦点調整手段により前記被写体に対して焦点が自動調整され、かつ前記拡大手段により前記ライブビュー画像を拡大した状態で前記回転操作部により焦点の調整を行う際に、前記制御手段は、前記回転操作部の回転トルクを変更することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記制御手段により前記回転操作部の回転トルクを変更する条件を設定する設定手段をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項5】
前記制御手段は、前記回転操作部が操作されたことに応じて、前記回転操作部の回転トルクを変更することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項6】
前記ライブビュー画像を表示部に表示するように制御する表示制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記電子機器は前記ライブビュー画像を撮像するための撮像部を有する撮像装置であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
被写体を含むライブビュー画像を拡大する拡大手段と、
手動により焦点の調整を行うための回転操作部と、
前記回転操作部の回転トルクを制御する制御手段と、
を有し、
前記拡大手段により前記ライブビュー画像を拡大した状態で前記回転操作部により前記被写体に対して焦点の調整を行う際に、前記制御手段は、前記回転操作部の回転トルクを変更することを特徴とする電子機器。
【請求項9】
前記拡大手段により前記ライブビュー画像を拡大した状態で前記回転操作部により焦点の調整を行う際に、前記制御手段は、前記回転操作部の回転トルクを大きくすることを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
【請求項10】
前記制御手段により前記回転操作部の回転トルクを変更する条件を設定する設定手段をさらに有することを特徴とする請求項8または9に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、特に、手動で焦点調整を行うために好適な電子機器、電子機器の制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、カメラの焦点合わせ方式には、自動で焦点を合わせるオートフォーカス(以下、AFと称する)と手動で焦点を合わせるマニュアルフォーカス(以下、MFと称する)とが知られている。MFで焦点を合わせる場合は、フォーカスリングを回すことによって焦点位置を調整することができ、現在の焦点位置が目標の焦点位置から離れていると、フォーカスリングを大きく回す必要がある。このときフォーカスリングの回転トルクが重いと目標の焦点位置に到達するために大きな力が必要になり、素早い焦点合わせができなくなる。一方、現在の焦点位置が目標の焦点位置に近い場合は、微調整を行いながら焦点位置を決定する必要がある。このときフォーカスリングの回転トルクが軽いと目標位置を通り過ぎてしまい、焦点の微調整が難しくなる。
【0003】
そこで、特許文献1には、焦点合わせ時に、回転操作部の回転速度に応じて回転操作部の回転トルクを変更する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-215398号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の方法によれば、回転部材をゆっくり回したことを検知した場合、回転部材の回転トルクを重くすることによって焦点の微調整のための操作性を向上させることができるとしている。しかしながら、回転部材をゆっくり回転させることが必ずしも焦点微調整を行いたいというユーザの意志に沿うとは限らない。例えば、初心者が手動で焦点合わせを行う場合には、焦点が目標位置から大きく離れている場合でも回転部材をゆっくり操作することが考えられる。また、熟練者が手動で焦点調整を行う場合には、シャッターチャンスを逃さないようにするために、焦点を微調整する場合でも回転部材を素早く操作することも考えられる。
【0006】
本発明は前述の問題点に鑑み、ユーザが手動で焦点調整を行うときの操作性をより向上させることができるようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る電子機器は、ライブビュー画像に含まれる被写体に対して焦点を自動調整する焦点調整手段と、手動により焦点の調整を行うための回転操作部と、前記回転操作部の回転トルクを制御する制御手段と、を有し、前記焦点調整手段により前記被写体に対して焦点が自動調整された後に前記回転操作部により焦点の調整を行う際に、前記制御手段は、前記回転操作部の回転トルクを変更することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ユーザが手動で焦点調整を行うときの操作性をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るデジタルカメラの内部構成例を示すブロック図である。
実施形態に係るデジタルカメラの外観構成例を示す図である。
表示画面の例を示す図である。
フォーカスリング重さ設定テーブルの例を示す図である。
撮影モードでの処理手順の一例を示すフローチャートである。
メニュー設定処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
フォーカスリング重さ設定処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
シャッターボタン半押し中の処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態では、電子機器であるデジタルカメラを例に説明する。
図1は、本実施形態に係るデジタルカメラ100の内部構成例を示すブロック図である。また、図2は、デジタルカメラ100の外観構成例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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