TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024132855
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2023209478
出願日
2023-12-12
発明の名称
ウルトラファインバブル製造装置および製造方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B01F
23/2375 20220101AFI20240920BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】効率的にウルトラファインバブルを回収することができるウルトラファインバブ
ル製造装置および製造方法を提供する。
【解決手段】ウルトラファインバブル生成ユニット100で生成されたウルトラファイン
バブルを含有する液体の温度より、回収部110における液体の温度が低くなるよう冷却
部152を制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ウルトラファインバブルを生成するウルトラファインバブル生成手段と、
前記ウルトラファインバブル生成手段で生成されたウルトラファインバブルを含有する液体を回収する回収手段と、
前記回収手段における液体を冷却可能な第1冷却手段と、
前記第1冷却手段を制御する制御手段と、を備えたウルトラファインバブル製造装置であって、
前記制御手段は、前記ウルトラファインバブル生成手段で生成されたウルトラファインバブルを含有する液体の温度よりも、前記回収手段における液体の温度が低くなるように、前記第1冷却手段を制御することを特徴とするウルトラファインバブル製造装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記ウルトラファインバブル生成手段における液体の温度を取得可能な第1温度取得手段と、
前記回収手段における液体の温度を取得可能な第2温度取得手段と、を備え、
前記制御手段は、前記第1温度取得手段が取得した温度と、前記第2温度取得手段が取得した温度と、に基づいて、前記第1冷却手段を制御する請求項1に記載のウルトラファインバブル製造装置。
【請求項3】
前記ウルトラファインバブル生成手段に液体を供給する供給手段と、
前記供給手段における液体の温度を取得可能な第3温度取得手段と、を更に備え、
前記制御手段は、前記第1温度取得手段が取得した温度と、前記第2温度取得手段が取得した温度と、前記第3温度取得手段が取得した温度と、に基づいて、前記第1冷却手段を制御する請求項2に記載のウルトラファインバブル製造装置。
【請求項4】
前記供給手段は、前記回収手段であり、
前記第3温度取得手段は、前記第2温度取得手段である請求項3に記載のウルトラファインバブル製造装置。
【請求項5】
前記第1冷却手段は、前記回収手段を冷却することで液体を冷却する請求項1に記載のウルトラファインバブル製造装置。
【請求項6】
前記第1冷却手段は、前記回収手段が回収した液体と接触することで液体を冷却する請求項1に記載のウルトラファインバブル製造装置。
【請求項7】
前記供給手段における液体を冷却可能な第2冷却手段を更に備えることを特徴とする請求項3に記載のウルトラファインバブル製造装置。
【請求項8】
前記第2冷却手段は、前記供給手段を冷却することで液体を冷却する請求項7に記載のウルトラファインバブル製造装置。
【請求項9】
前記第2冷却手段は、前記供給手段が供給する液体と接触することで液体を冷却する請求項7に記載のウルトラファインバブル製造装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記第2温度取得手段が取得した温度が、前記第3温度取得手段が取得した温度よりも5℃高い温度未満となるように、前記第1冷却手段を制御する請求項3に記載のウルトラファインバブル製造装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウルトラファインバブル製造装置および製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、直径がマイクロメートルサイズのマイクロバブル、および直径がナノメートルサイズのナノバブル等の微細なバブルの特性を応用する技術が開発されてきている。特に、直径が1.0μm未満のウルトラファインバブル(Ultra Fine Bubble;以下、「UFB」ともいう)については、その有用性が様々な分野において確認されている。
【0003】
特許文献1には、液体中に所望の気体を加圧溶解する加圧溶解部と、液体を微細ノズルから噴出させてファインバブルを生成するファインバブル生成部とを同一の液体循環経路内に設け、ファインバブルを高濃度に生成する装置が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、ファインバブル生成部に発熱素子を適用し、液中で発熱素子を発熱させて膜沸騰を生じさせることが記載されている。膜沸騰を生じさせ、微小液滴を吐出することで、粒径バラつきの少ない、高精細なUFBを生成する方法(Thermal-Ultra Fine Bubble;以下「T-UFB」ともいう)が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-181976号公報
特開2019-42732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし特許文献1,2の方法でファインバブルを回収した場合、ファインバブル生成部で生成されるファインバブル含有水は、ファインバブル生成時の余剰熱が液体に伝わり、ファインバブル生成部への液体供給時の液体に比べて液温が上昇することがある。
【0007】
装置における各液が大気圧下など一定圧力下にあれば、液温が上昇することで、ファインバブル含有水の溶存気体が気化し、気泡が発生しやすい状態となる。その結果、発生した比較的大きな気泡は、生成されたファインバブルを集結させ、ファインバブル生成の阻害要因となり得る。結果として回収できるUFBの個数濃度が減少する可能性がある。
【0008】
よって本発明は、効率的にウルトラファインバブルを回収することができるウルトラファインバブル製造装置および製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
そのため本発明のウルトラファインバブル製造装置は、ウルトラファインバブルを生成するウルトラファインバブル生成手段と、前記ウルトラファインバブル生成手段で生成されたウルトラファインバブルを含有する液体を回収する回収手段と、前記回収手段における液体を冷却可能な第1冷却手段と、前記第1冷却手段を制御する制御手段と、を備えたウルトラファインバブル製造装置であって、前記制御手段は、前記ウルトラファインバブル生成手段で生成されたウルトラファインバブルを含有する液体の温度よりも、前記回収手段における液体の温度が低くなるように、前記第1冷却手段を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、効率的にウルトラファインバブルを回収することができるウルトラファインバブル製造装置および製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
トナー
4日前
キヤノン株式会社
トナー
4日前
キヤノン株式会社
トナー
4日前
キヤノン株式会社
トナー
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
液体供給装置
11日前
キヤノン株式会社
液体供給装置
11日前
キヤノン株式会社
レンズ装置及び撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
液体供給装置及びシステム
11日前
キヤノン株式会社
ズームレンズおよび撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
通信装置、および通信システム
11日前
キヤノン株式会社
有機化合物および有機発光素子
4日前
キヤノン株式会社
シート積載装置及び画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
シート積載装置及び画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
トナー及びプロセスカートリッジ
4日前
キヤノン株式会社
放射線検出装置およびその製造方法
11日前
キヤノン株式会社
液体供給装置、制御方法及びシステム
11日前
キヤノン株式会社
構造体の製造方法、構造体および筐体
11日前
キヤノン株式会社
プロセスカートリッジ及び電子写真装置
11日前
キヤノン株式会社
プロセスカートリッジ及び電子写真装置
11日前
キヤノン株式会社
シート積載装置、及び画像形成システム
5日前
キヤノン株式会社
プロセスカートリッジ及び電子写真装置
11日前
キヤノン株式会社
放射線撮像装置及び放射線撮像システム
11日前
キヤノン株式会社
撥インク部材及びインクジェットヘッド
11日前
キヤノン株式会社
回路板、電子機器、及び回路板の製造方法
11日前
キヤノン株式会社
視線検出装置および視線検出装置の制御方法
4日前
キヤノン株式会社
印刷システム、及び印刷システムの制御方法
4日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
4日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
4日前
キヤノン株式会社
画像処理装置及びその制御方法及びプログラム
5日前
キヤノン株式会社
画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
5日前
キヤノン株式会社
細胞培養液、細胞培養液の製造方法、及び細胞培養方法
11日前
続きを見る
他の特許を見る