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公開番号
2025067667
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177812
出願日
2023-10-13
発明の名称
現像剤収容ユニット及びプロセスカートリッジ
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20250417BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】現像剤の凝集塊が発生しにくい現像剤収容ユニットを提供する。
【解決手段】現像剤収容ユニットは、互いに接合された第1枠体と第2枠体を含む容器と、回転軸と、前記回転軸に固定されたシートと、を有する撹拌部材と、を備え、前記第1枠体は、前記第1枠体の縁部に沿って設けられた凹部であって前記回転方向の上流側に向かって開口する凹部を含み、前記第2枠体は、前記第2枠体の縁部に沿って設けられた凸部であって前記回転方向の下流側に向かって突出し且つ前記凹部と係合する凸部と、前記凹部の内側端部であって前記収容空間を構成する内壁の一部を含む内側端部の前記回転方向の上流側の端面に前記シートが接触しないように前記端面に対向する位置に設けられた庇部と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
現像剤収容ユニットであって、
現像剤を収容するための収容空間を構成するように互いに接合された第1枠体と第2枠体を含む容器と、
回転方向に回転することによって前記収容空間の現像剤を撹拌するように構成された撹拌部材であって、回転軸と、前記回転軸に固定されたシートと、を有する撹拌部材と、
を備え、
前記第1枠体は、前記第1枠体の縁部に沿って設けられた凹部であって前記回転方向の上流側に向かって開口する凹部を含み、
前記第2枠体は、前記第2枠体の縁部に沿って設けられた凸部であって前記回転方向の下流側に向かって突出し且つ前記凹部と係合する凸部と、前記凹部の内側端部であって前記収容空間を構成する内壁の一部を含む内側端部の前記回転方向の上流側の端面に前記シートが接触しないように前記端面に対向する位置に設けられた庇部と、を含む、
ことを特徴とする現像剤収容ユニット。
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【請求項2】
前記内側端部の前記収容空間とは反対側の面と、前記凸部の前記収容空間を向いた面との間に、隙間が形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容ユニット。
【請求項3】
前記撹拌部材の回転軸線の方向において、前記内側端部の長さは前記シートの長さよりも短く、
前記回転軸線の方向における前記内側端部の端面の少なくとも一部は、前記回転方向における下流側に向かって、前記回転軸線の方向について前記シートの中央から遠ざかる側に傾斜している、
ことを特徴とする請求項2に記載の現像剤収容ユニット。
【請求項4】
前記内側端部の前記収容空間とは反対側の面と、前記凸部の前記収容空間を向いた面とが当接しており、
前記内側端部の前記端面と前記凸部の前記収容空間を向いた前記面との間に角部が形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容ユニット。
【請求項5】
前記撹拌部材の回転軸線の方向において、前記内側端部の長さは前記シートの長さ以上である、
ことを特徴とする請求項4に記載の現像ユニット。
【請求項6】
前記端面は、前記撹拌部材の回転軸線の方向に見た場合に、前記回転軸線を中心とし前記回転軸線から前記シートの先端までの長さを半径とする第1の仮想円の内側に配置されており、
前記庇部は、前記回転軸線を中心とし、前記端面の前記回転軸線に近い側の端縁を通る第2の仮想円の内側に突出している、
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容ユニット。
【請求項7】
前記内側端部を第1リブとし、前記凸部を第2リブとした場合、
前記第1枠体は、前記第1リブに対して前記容器の外側に向かって突出する第1フランジ部と、前記第1フランジ部から前記回転方向において上流側に延びる第3リブと、を有し、前記第1リブ、前記第1フランジ部及び前記第3リブによって前記凹部が形成されており、
前記第2枠体は、前記容器の外側に向かって突出する第2フランジ部と、前記第2フランジ部から前記回転方向において下流側に延びる第4リブと、を有し、
前記撹拌部材の回転軸線の方向に見た場合に、前記第3リブの先端は、前記第2枠体の前記第2リブ、前記第2フランジ部及び前記第4リブによって形成された凹形状に収容されており、
前記第3リブと前記凹形状の内面とは、接着剤によって接着されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容ユニット。
【請求項8】
前記容器は、前記第1枠体及び前記第2枠体のいずれか一方に設けられた係合爪と、前記第1枠体及び前記第2枠体の他方に設けられた被係合部と、を更に有し、
前記係合爪と前記被係合部の係合により、前記第3リブが前記凹形状の内側に収容された状態で前記第1枠体及び前記第2枠体が互いに位置決めされている、
ことを特徴とする請求項7に記載の現像剤収容ユニット。
【請求項9】
前記接着剤は、ホットメルト接着剤である、
ことを特徴とする請求項8に記載の現像剤収容ユニット。
【請求項10】
現像剤を担持して感光体に供給するための現像剤担持体を更に備え、
前記容器は、前記現像剤担持体が配置される供給室と、前記収容空間と前記供給室とを連通する連通開口と、を更に含み、
前記現像剤収容ユニットが画像形成装置の装置本体に装着された姿勢を取る場合において、前記連通開口は、重力方向において前記内側端部の前記端面よりも下方に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容ユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、現像剤を収容する現像剤収容ユニット、及び、現像剤収容ユニットを備えたプロセスカートリッジに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、現像ユニットの枠体(現像容器、現像容器)が、超音波溶着や接着剤などで互いに接合された容器枠と蓋部とによって形成され、枠体内部のトナー収容室にはトナーを撹拌する撹拌部材が配置されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7331220号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
撹拌部材によって現像剤が撹拌される際に、容器の溝部や段差等において現像剤の凝集塊が発生することを抑制することが求められていた。
【0005】
そこで、本発明は、現像剤の凝集塊が発生しにくい現像剤収容ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、現像剤収容ユニットであって、現像剤を収容するための収容空間を構成するように互いに接合された第1枠体と第2枠体を含む容器と、回転方向に回転することによって前記収容空間の現像剤を撹拌するように構成された撹拌部材であって、回転軸と、前記回転軸に固定されたシートと、を有する撹拌部材と、を備え、前記第1枠体は、前記第1枠体の縁部に沿って設けられた凹部であって前記回転方向の上流側に向かって開口する凹部を含み、前記第2枠体は、前記第2枠体の縁部に沿って設けられた凸部であって前記回転方向の下流側に向かって突出し且つ前記凹部と係合する凸部と、前記凹部の内側端部であって前記収容空間を構成する内壁の一部を含む内側端部の前記回転方向の上流側の端面に前記シートが接触しないように前記端面に対向する位置に設けられた庇部と、を含む、ことを特徴とする現像剤収容ユニットである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、現像剤の凝集塊が発生しにくい現像剤収容ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1に係る現像ユニットの断面図(a)及びその一部を拡大した拡大図(b)。
実施例1に係るプリンタの概略図。
実施例1に係るプロセスカートリッジの断面図。
実施例1に係るプロセスカートリッジの説明図(a、b)。
実施例1に係るプロセスカートリッジの着脱方法を示す説明図(a、b)。
実施例1に係る現像ユニットの断面図。
実施例1に係る現像枠体の係止機構の説明図。
実施例1に係る現像枠体の係止機構の説明図。
実施例1に係る現像ユニットの説明図(a、b)。
実施例1に係る第1リブの説明図。
実施例1に係る第1リブの説明図。
実施例2に係る現像ユニットの断面図。
参考例に係る現像ユニットの説明図(a、b)。
実施例2に係る現像ユニットの説明図(a、b)。
実施例3に係る現像ユニットの断面図。
実施例3に係る現像ユニットの説明図(a、b)。
変形例に係る現像ユニットの断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0010】
《実施例1》
図2は、画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタ(以下、プリンタ100と呼ぶ)の概略構成を示す断面図である。プリンタ100は、外部から受信した画像情報に基づいて、電子写真プロセスによりシートSに画像を形成する。記録材(記録媒体)であるシートSとしては、普通紙及び厚紙等の紙、コート紙のような表面処理が施されたシート材、封筒やインデックス紙等の特殊形状のシート材、プラスチックフィルム、布等、サイズ及び材質の異なる多様なシート材を使用可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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