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公開番号2024090306
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206115
出願日2022-12-23
発明の名称定着装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 15/20 20060101AFI20240627BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】部品交換のタイミングを適切に判断し易い構成を提供する。
【解決手段】定着装置911は、定着フィルム600と加圧ローラ70との間で定着ニップ部Nを形成し、定着ニップ部Nでトナー像が形成された記録材を挟持搬送する。定着フィルム600の内側には、定着フィルム600を加熱するヒータ620が配置されている。ヒータ620は、ヒータホルダ630に保持されている。ヒータホルダ630は、定着フィルム600の内周面と摺動して定着フィルム600の回転を案内する。ヒータホルダ630は、定着フィルム600との摺動により摩耗が増加することに伴って、目視による状態が変化する凹み形状631a、632aを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
回転する無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトとの間でトナー像が形成された記録材を挟持搬送するニップ部を形成し、前記定着ベルトと共に回転する回転体と、
前記定着ベルトの内側に配置され、前記定着ベルトを加熱する加熱部材と、
前記加熱部材を保持すると共に、前記定着ベルトの内周面と摺動して前記定着ベルトの回転を案内する保持部材と、を備え、
前記保持部材は、前記定着ベルトとの摺動により摩耗が増加することに伴って、目視による状態が変化する状態変化部を有する
ことを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記状態変化部は、前記保持部材の前記定着ベルトとの摺動面に隣接して形成され、前記摺動面よりも定着ベルトから離れるように凹んだ段差部である
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記状態変化部は、前記保持部材の前記定着ベルトとの摺動面の一部に形成された凹部である
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項4】
前記状態変化部は、前記保持部材の前記定着ベルトとの摺動面に設けられ、前記保持部材と色が異なる摺動層である
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項5】
回転する無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトとの間でトナー像が形成された記録材を挟持搬送するニップ部を形成し、前記定着ベルトと共に回転する回転体と、
前記定着ベルトの内側に配置され、前記定着ベルトを加熱する加熱部材と、
前記定着ベルトの長手方向端部の内周面と摺動して前記定着ベルトの回転を案内する案内部と、前記定着ベルトの前記長手方向端面と摺動して前記定着ベルトの長手方向の位置を規制する規制部とを有する案内部材と、を備え、
前記案内部材は、前記案内部と前記規制部とのうちの少なくとも何れかに、前記定着ベルトとの摺動により摩耗が増加することに伴って、目視による状態が変化する状態変化部を有する
ことを特徴とする定着装置。
【請求項6】
前記状態変化部は、前記案内部の前記定着ベルトとの摺動面に隣接して形成され、前記摺動面よりも定着ベルトから離れるように凹んだ段差部である
ことを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
【請求項7】
前記状態変化部は、前記案内部の前記定着ベルトとの摺動面の一部に形成された凹部である
ことを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
【請求項8】
前記状態変化部は、前記規制部の前記定着ベルトとの摺動面の一部に形成された凹部である
ことを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
【請求項9】
前記状態変化部は、前記案内部の前記定着ベルトとの摺動面に設けられ、前記案内部と色が異なる摺動層である
ことを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
【請求項10】
前記状態変化部は、前記規制部の前記定着ベルトとの摺動面に設けられ、前記規制部と色が異なる摺動層である
ことを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トナー像を記録材に定着させるための定着装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
複写機やプリンタ等の画像形成装置に用いる定着装置として、オンデマンド性に優れた定着ベルトを用いた構成が広く用いられている。例えば、特許文献1には、定着ベルトとしての定着フィルム、ヒータ、ヒータを保持すると共に定着フィルムの回転を案内する保持部材、定着フィルムとの間でニップ部を形成する加圧ローラなどを備えた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018―112689号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような定着装置では、例えば、定着フィルムと保持部材とが摺動して保持部材が摩耗する。保持部材の摩耗が過度に進むと定着フィルムの軌道が変化して、画像不良などの不具合が発生する虞があるため、その摩耗量に応じて交換することが望まれる。一方、部材の摩耗の進み方は、ユースケースによって異なり、交換時期を一律に設定することは困難である。
【0005】
本発明は、部品交換のタイミングを適切に判断し易い構成を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の定着装置は、回転する無端状の定着ベルトと、前記定着ベルトとの間でトナー像が形成された記録材を挟持搬送するニップ部を形成し、前記定着ベルトと共に回転する回転体と、前記定着ベルトの内側に配置され、前記定着ベルトを加熱する加熱部材と、前記加熱部材を保持すると共に、前記定着ベルトの内周面と摺動して前記定着ベルトの回転を案内する保持部材と、を備え、前記保持部材は、前記定着ベルトとの摺動により摩耗が増加することに伴って、目視による状態が変化する状態変化部を有することを特徴とする。
【0007】
また、本発明の定着装置は、回転する無端状の定着ベルトと、前記定着ベルトとの間でトナー像が形成された記録材を挟持搬送するニップ部を形成し、前記定着ベルトと共に回転する回転体と、前記定着ベルトの内側に配置され、前記定着ベルトを加熱する加熱部材と、前記定着ベルトの長手方向端部の内周面と摺動して前記定着ベルトの回転を案内する案内部と、前記定着ベルトの前記長手方向端面と摺動して前記定着ベルトの長手方向の位置を規制する規制部とを有する案内部材と、を備え、前記案内部材は、前記案内部と前記規制部とのうちの少なくとも何れかに、前記定着ベルトとの摺動により摩耗が増加することに伴って、目視による状態が変化する状態変化部を有することを特徴とする。
【0008】
また、本発明の定着装置は、回転する無端状の定着ベルトと、前記定着ベルトとの間でトナー像が形成された記録材を挟持搬送するニップ部を形成し、前記定着ベルトと共に回転する回転体と、前記定着ベルトの内側に配置され、前記定着ベルトを加熱する加熱部材と、前記回転体の回転軸を支持する滑り軸受と、を備え、前記滑り軸受は、前記回転軸との摺動により摩耗が増加することに伴って、目視による状態が変化する状態変化部を有することを特徴とする。
【0009】
また、本発明の定着装置は、回転する無端状の定着ベルトと、前記定着ベルトとの間でトナー像が形成された記録材を挟持搬送するニップ部を形成し、前記定着ベルトと共に回転する回転体と、前記定着ベルトの内側に配置され、前記定着ベルトを加熱する加熱部材と、前記定着ベルトを前記回転体に当接及び離間させる離間機構と、を備え、前記離間機構は、回転するカム部材と、前記カム部材と摺動する摺動部を有して前記カム部材の回転位相に応じて前記定着ベルトの前記回転体に対する位置を変位させる変位部材と、を有し、前記離間機構は、前記カム部材と前記変位部材のうちの一方の部材に、前記カム部材と前記変位部材のうちの他方の部材との摺動により摩耗が増加することに伴って、目視による状態が変化する状態変化部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、部品交換のタイミングを適切に判断し易い。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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