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公開番号2024089344
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204640
出願日2022-12-21
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240626BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】感光体の表面速度の変動による画像の伸縮を抑える。
【解決手段】画像形成装置は、第k感光体と、第k感光体が回転駆動されている間、第k感光体のラインの露光を繰り返すことで、第k感光体に静電潜像を形成する第k露光ユニットと、第k感光体への静電潜像の形成を開始する第1タイミングを示すページ同期信号と、第k感光体へのラインの露光を開始する第2タイミングを示すライン同期信号と、を第k露光ユニットに出力する第k生成手段と、を備え、第k生成手段は、ラインタイミングを示す基準ライン同期信号を、第k生成手段の補正データに基づき補正することで補正ライン同期信号を生成し、補正ライン同期信号に基づき第k露光ユニットに出力するライン同期信号を生成し、補正ライン同期信号によって示される補正後のラインタイミングをカウントすることで、第k露光ユニットに出力するページ同期信号を生成する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
第1の感光体から第Nの感光体(Nは2以上の整数)と、
第1の露光ユニットから第Nの露光ユニットであって、第kの露光ユニット(kは1からNまでの整数)は、第kの感光体が回転駆動されている間、前記第kの感光体の周方向とは交差する方向のラインの露光を繰り返すことで、前記第kの感光体に静電潜像を形成する、前記第1の露光ユニットから前記第Nの露光ユニットと、
第1の生成手段から第Nの生成手段を備えた処理手段であって、第kの生成手段は、前記第kの感光体への前記静電潜像の形成を開始する第1タイミングを前記第kの露光ユニットが判定するためのページ同期信号と、前記第kの感光体に対する前記ラインの露光を開始する第2タイミングを前記第kの露光ユニットが判定するためのライン同期信号と、を前記第kの露光ユニットに出力する、前記処理手段と、
を備え、
前記第kの生成手段は、ラインタイミングを示す基準ライン同期信号を、前記第kの生成手段の補正データに基づき補正することで補正ライン同期信号を生成し、前記補正ライン同期信号に基づき前記第kの露光ユニットに出力する前記ライン同期信号と前記ページ同期信号とを生成する、画像形成装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記基準ライン同期信号は、複数の前記ラインタイミングを所定周期で示す信号である、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記処理手段は、
同期クロックに基づき前記基準ライン同期信号を生成して前記第1の生成手段から前記第Nの生成手段それぞれに出力する同期信号生成手段を備えている、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1の生成手段から前記第Nの生成手段それぞれは、
同期クロックに基づき前記基準ライン同期信号を生成する同期信号生成手段を備えている、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第kの生成手段は、前記補正ライン同期信号によって示される補正後のラインタイミングをカウントすることで、前記第kの露光ユニットに出力する前記ページ同期信号を生成する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1の生成手段から前記第Nの生成手段それぞれは、前記補正ライン同期信号によって示される前記補正後のラインタイミングのカウントを同じタイミングで開始し、
前記第1の生成手段から前記第Nの生成手段それぞれが前記第1タイミングの到来を判定する前記補正後のラインタイミングのカウント値は互いに異なる、請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1の生成手段から前記第Nの生成手段それぞれは、シートへの画像形成の開始を示す開始信号の入力に応答して、前記補正ライン同期信号によって示される前記補正後のラインタイミングのカウントを開始する、請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第kの感光体の回転位相を検出する検出手段をさらに備え、
前記第kの生成手段の前記補正データは、前記第kの感光体の回転位相と、前記ラインタイミングの調整量と、の関係を示し、
前記第kの生成手段は、前記検出手段が検出した前記第kの感光体の回転位相と、前記第kの生成手段の前記補正データと、に基づき前記調整量を判定し、前記基準ライン同期信号によって示される前記ラインタイミングを前記調整量に基づき補正することで、前記補正ライン同期信号を生成する、請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、感光体の周速度の変動による影響を抑える技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、回転駆動される感光体を露光することで感光体に静電潜像を形成し、当該静電潜像をトナーで現像することで感光体に画像(トナー像)を形成する。感光体に形成された画像は、直接、記録紙等のシートに転写される、或いは、中間転写体を介してシートに転写される。感光体への静電潜像の形成は、感光体の回転方向とは交差する方向のラインを単位として行われる。つまり、感光体を回転させながら、感光体の回転方向とは交差する方向のラインの露光を繰り返すことで、1つのシートに形成する画像に対応する静電潜像が感光体に形成される。なお、ラインが形成されてゆく方向は、副走査方向として参照される。感光体において、副走査方向は感光体の周方向(回転方向)に対応する。
【0003】
ここで、シート又は中間転写体の速度に対する感光体の周速度(以下、表面速度とも表記する。)が変動すると、中間転写体やシートに転写される画像の伸縮が生じる。感光体の周速度の変動は、例えば、感光体の偏心により生じ得る。特許文献1は、偏心による感光体の表面速度の変動をメカ的に抑える構成を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平5-341589号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の構成では、各部品の工作精度や、それらの取り付け精度を高くする必要があるが、その精度にも限界がある。
【0006】
本発明は、感光体の表面速度の変動による画像の伸縮を抑える技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によると、画像形成装置は、第1の感光体から第Nの感光体(Nは2以上の整数)と、第1の露光ユニットから第Nの露光ユニットであって、第kの露光ユニット(kは1からNまでの整数)は、第kの感光体が回転駆動されている間、前記第kの感光体の周方向とは交差する方向のラインの露光を繰り返すことで、前記第kの感光体に静電潜像を形成する、前記第1の露光ユニットから第Nの露光ユニットと、第1の生成手段から第Nの生成手段を備えた処理手段であって、第kの生成手段は、前記第kの感光体への前記静電潜像の形成を開始する第1タイミングを示すページ同期信号と、前記第kの感光体への前記ラインの露光を開始する第2タイミングを示すライン同期信号と、を前記第kの露光ユニットに出力する、前記処理手段と、を備え、前記第kの生成手段は、ラインタイミングを示す基準ライン同期信号を、前記第kの生成手段の補正データに基づき補正することで補正ライン同期信号を生成し、前記補正ライン同期信号に基づき前記第kの露光ユニットに出力する前記ライン同期信号を生成し、前記補正ライン同期信号によって示される補正後のラインタイミングをカウントすることで、前記第kの露光ユニットに出力する前記ページ同期信号を生成する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、感光体の表面速度の変動による画像の伸縮を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の構成図。
露光ヘッドの構成図。
発光制御信号の説明図。
4つの感光体の配置の説明図。
開始信号と、各露光ヘッドへのページ同期信号と、の関係を示す図。
画像処理部の構成図。
感光体の表面速度の変動による影響の説明図。
感光体の表面速度の変動による影響の説明図。
感光体の表面速度の変動による影響の説明図。
感光体の表面速度が変動した場合に、シートに形成される画像を示す図。
ライン同期信号の補正方法の説明図。
実施形態による画像処理部の構成図。
実施形態による生成部の構成図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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