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公開番号2024090415
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206319
出願日2022-12-23
発明の名称塗布型発泡剤充填方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人明成国際特許事務所
主分類B05D 7/24 20060101AFI20240627BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】中空部材内部に隙間なく発泡剤を充填できる技術を提供する。
【解決手段】塗布型発泡剤充填方法は、中空部材の内部に板状部材を設置する設置工程と、板状部材に塗布型発泡充填剤を塗布する塗布工程と、塗布工程の後に、塗布型発泡充填剤と板状部材とを加熱して焼き付けを行う焼付工程と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
塗布型発泡剤充填方法であって、
中空部材の内部に板状部材を設置する設置工程と、
前記板状部材に塗布型発泡充填剤を塗布する塗布工程と、
前記塗布工程の後に、前記塗布型発泡充填剤と前記板状部材とを加熱して焼き付けを行う焼付工程と、を含む塗布型発泡剤充填方法。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
塗布型発泡剤充填方法であって、
中空部材の内部に板状部材を設置する設置工程と、
前記設置工程の後に、前記板状部材上部の前記中空部材の内面に塗布型発泡充填剤を塗布する塗布工程と、
前記塗布工程の後に、前記塗布型発泡充填剤を加熱して焼き付けを行う焼付工程と、を含む塗布型発泡剤充填方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、塗布型発泡剤充填方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
自動車のピラー等の部材が有する中空部を充填することで、遮音性を高める技術が知られている。特許文献1では、発泡剤を含む袋状物を伸張させることで、ピラー内を充填する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-72632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、ピラーの形状が複雑な場合、袋状物によって十分にピラー内を充填することが難しく、隙間が生じるおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
(1)本開示の第1の形態によれば、塗布型発泡剤充填方法が提供される。この塗布型発泡剤充填方法は、中空部材の内部に板状部材を設置する設置工程と、前記板状部材に塗布型発泡充填剤を塗布する塗布工程と、前記塗布工程の後に、前記塗布型発泡充填剤と前記板状部材とを加熱して焼き付けを行う焼付工程と、を含む。
この形態の塗布型発泡剤充填方法によれば、板状部材があるため、焼き付け中に垂れ落ちることを抑制しつつ、中空部材内部に隙間なく発泡剤を充填できる。
(2)本開示の第2の形態によれば、塗布型発泡剤充填方法が提供される。この塗布型発泡剤充填方法は、中空部材の内部に板状部材を設置する設置工程と、前記設置工程の後に、前記板状部材上部の前記中空部材の内面に塗布型発泡充填剤を塗布する塗布工程と、前記塗布工程の後に、前記塗布型発泡充填剤を加熱して焼き付けを行う焼付工程と、を含む。
この形態の塗布型発泡剤充填方法によれば、板状部材があるため、焼き付け中に垂れ落ちることを抑制しつつ、中空部材内部に隙間なく発泡剤を充填できる。
【0007】
なお、本開示は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、塗布型発泡剤充填方法で用いられる板状部材等の態様で実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
遮音加工処理の一例を示すフローチャートである。
設置工程の説明図である。
塗布工程の説明図である。
第2実施形態における遮音加工処理の一例を示すフローチャートである。
第3実施形態における塗布工程の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
A.第1実施形態:
図1は、遮音加工処理の一例を示すフローチャートである。遮音加工処理は、加工対象の部材が有する中空部に塗布型発泡充填剤を充填することで、遮音性を高めるよう加工を行う処理である。
【0010】
ステップS100において、中空部を有する中空部材の内部に板状部材を設置する。この工程を「設置工程」ともいう。本実施形態において、中空部材は、自動車のピラーである。板状部材は、金属や樹脂によって構成される部材である。板状部材は、後述する焼付工程における焼き付け温度に耐えられる素材であれば任意の素材を採用できる。板状部材は、後述する焼付工程において板状部材の周縁と中空部材との隙間から塗布型発泡充填剤が垂れ落ちない程度に板状部材の周縁と中空部材の内面とが近接する任意の形状を採用できる。
(【0011】以降は省略されています)

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