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公開番号2024090383
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206264
出願日2022-12-23
発明の名称過熱蒸気発生装置
出願人個人
代理人個人,個人
主分類F22D 5/02 20060101AFI20240627BHJP(蒸気発生)
要約【課題】給水構造がコンパクトで、制御が容易であり、過熱蒸気の発生機構もコンパクトである過熱蒸気発生装置の提供を目的とする。
【解決手段】カートリッジ式給水器と、前記カートリッジ給水器からの水を受水する受水部と、前記受水部との水位差により給水される過熱蒸気発生器とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
カートリッジ式給水器と、前記カートリッジ給水器からの水を受水する受水部と、前記受水部との水位差により給水される過熱蒸気発生器とを備えたことを特徴とする過熱蒸気発生装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記受水部の水位が所定の水位以下に低下すると過熱蒸気発生器が自動停止する水位検知器を有していることを特徴とする請求項1記載の過熱蒸気発生装置。
【請求項3】
前記過熱蒸気発生器は略長方形状のケース体であり、内部に受水部との水位差により給水される貯水部と、前記貯水部に配置された蒸気発生加熱ヒーターと、前記貯水部の上部側に配置された過熱ヒーターとを有し、
前記蒸気発生加熱ヒーターと過熱ヒーターとは、相互に平行に配置されていることを特徴とする請求項1記載の過熱蒸気発生装置。
【請求項4】
前記過熱蒸気発生器の過熱蒸気供給部側に、水素発生材を有していることを特徴とする請求項3記載の過熱蒸気発生装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は過熱蒸気発生装置に関し、特に給水から過熱蒸気発生までの装置全体がコンパクトで取り扱いが容易な過熱蒸気発生装置に係る。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
過熱蒸気は、水を沸騰させて発生した蒸気(飽和蒸気)をさらに過熱して100℃を超える高温の蒸気したものであり、高温であるとともに乾燥した気体であることから、いろいろな用途に展開されている。
【0003】
例えば特許文献1には、電磁誘導加熱による過熱蒸気発生装置を開示し、特許文献2には、直線部を有する蒸発ヒーターと過熱ヒーターとからなる過熱蒸気発生装置を開示するが、いずれもポンプアップによる給水構造であるために装置全体が複雑で大型化する技術的課題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-60161号公報
特開2020-29991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、給水構造がコンパクトで、制御が容易であり、過熱蒸気の発生機構もコンパクトである過熱蒸気発生装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る過熱蒸気発生装置は、カートリッジ式給水器と、前記カートリッジ給水器からの水を受水する受水部と、前記受水部との水位差により給水される過熱蒸気発生器とを備えたことを特徴とする。
【0007】
ここでカートリッジ式給水器とは、ボトル型の容器本体に螺着式又は嵌着式の蓋体を有し、この蓋体には給水口とこの給水口を塞ぐ給水弁を有する。
給水弁は内側から、給水口を止水する方向に付勢したスプリング等の押圧部材を有している。
受水部側に受水皿と受水皿の内側から上に向けて突出した突出ピンを有し、容器本体を受水皿の上に載置すると、この突出ピンにより給水弁が上方に向けて押されることで給水口が開口し、受水皿の水位が下がると給水口から内部に空気が侵入し、水が給水口から流れ出し、水位が元に戻ると空気の侵入が止まり、止水することになる。
【0008】
本発明は、前記受水部の水位が所定の水位以下に低下すると過熱蒸気発生器が自動停止する水位検知器を有していると、カートリッジ式給水器が空になると受水皿が空になり、それを水位検出器にて検出され、過熱蒸気発生器側の電源が停止することで安全である。
【0009】
また、本発明において、前記過熱蒸気発生器は略長方形状のケース体であり、内部に受水器との水位差により給水される貯水部と、前記貯水部に配置された蒸気発生加熱ヒーターと、前記貯水部の上部側に配置された過熱ヒーターとを有し、前記蒸気発生加熱ヒーターと過熱ヒーターとは、相互に平行に配置されていると、過熱蒸気発生器がコンパクトになる。
さらに、前記過熱蒸気発生器の過熱蒸気供給部側に、水素発生材を有していると、水素の還元作用によりさらに抗酸化作用が向上する。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る過熱蒸気発生装置は、カートリッジ式給水器を用いてその水位差にて過熱蒸気発生器に水が供給されるので、従来の給水ポンプを用いるよりも構造や制御がコンパクトで簡単になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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