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公開番号
2025002707
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103034
出願日
2023-06-23
発明の名称
ボイラ
出願人
三浦工業株式会社
代理人
個人
主分類
F22D
5/00 20060101AFI20241226BHJP(蒸気発生)
要約
【課題】缶水の電気伝導度に応じた水位制御を行うことができるボイラを提供することである。
【解決手段】蒸気を生成するボイラ本体2と、生成された蒸気を前記ボイラ本体2の外部へ取り出す蒸気取出部3と、前記蒸気取出部3に接続され、当該蒸気取出部3により取り出した蒸気を気水分離するセパレータ4と、前記ボイラ本体2の水位を検出する水位検出部5とを備え、前記水位検出部は、前記蒸気取出部内と連通する連通管を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
蒸気を生成するボイラ本体と、
生成された蒸気を前記ボイラ本体の外部へ取り出す蒸気取出部と、
前記蒸気取出部に接続され、当該蒸気取出部により取り出した蒸気を気水分離するセパレータと、
前記ボイラ本体の水位を検出する水位検出部とを備え、
前記水位検出部は、前記蒸気取出部内と連通する連通管を有する、ボイラ。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記蒸気取出部は、前記ボイラ本体の上方に配置されている、請求項1に記載のボイラ。
【請求項3】
前記連通管は、生成された蒸気を前記ボイラ本体から取り出してからの圧力損失が所定範囲内となる位置において前記蒸気取出部内と連通している、請求項1に記載のボイラ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボイラに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、ボイラの水位制御を行うに際し、ボイラ本体内の上部ヘッダおよび下部ヘッダと連結させた水位検出筒を設け、水位検出筒内から検出された水位をボイラ本体内の缶水の水位を推測することにより、ボイラ本体への給水を行う水位制御(例えば、特許文献1)が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-164480号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、ボイラ本体内の缶水は、濃縮することなどにより電気伝導度が高くなると(高EC)、粘性が増加して泡立ちが激しくなる。そうすると、蒸気とともに水が持ち出されやすくなり、乾き度の低い蒸気が供給されてしまう虞がある(キャリーオーバー)。そのため、缶水の電気伝導度が高いときには、電気伝導度が低いとき(低EC)に比べて、缶水の水位を下げる必要がある。そこで、従来の水位制御では、電気伝導計を設け、電気伝導計によって測定された電気伝導度の変化に応じて給水を行うことにより、電気伝導度を考慮した水位制御が行われていた。しかし、電気伝導計が故障することなどにより、電気伝導度に応じた水位制御が適切に行われない虞があった。
【0005】
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、缶水の電気伝導度に応じた水位制御を行うことができるボイラを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のボイラは、蒸気を生成するボイラ本体と、生成された蒸気を前記ボイラ本体の外部へ取り出す蒸気取出部と、前記蒸気取出部に接続され、当該蒸気取出部により取り出した蒸気を気水分離するセパレータと、前記ボイラ本体の水位を検出する水位検出部とを備え、前記水位検出部は、前記蒸気取出部内と連通する連通管を有する。
【0007】
上記の構成によれば、蒸気取出部が設けられることにより、ボイラ本体から蒸気取出部へ蒸気が取り出される際に圧力損失が生じる。また、缶水は、電気伝導度の上昇に伴い粘性が増加するため、電気伝導度の変化に伴って当該圧力損失も変動する。これにより、蒸気取出部と連通した水位検出部には、連通管を介して電気伝導度の変化に応じた圧力がかかる。その結果、缶水の電気伝導度に応じた水位制御を行うことができるようになる。
【0008】
好ましくは、前記蒸気取出部は、前記ボイラ本体の上方に配置されている。
【0009】
上記の構成によれば、蒸気取出部がボイラ本体の上方に配置されているため、ボイラ本体内の蒸気を蒸気取出部で集めた後にセパレータへ流入させることができる。その結果、蒸気とともにセパレータへ水が持ち出されてしまうことを抑制しつつ、圧力損失を生じさせることができる。
【0010】
好ましくは、前記連通管は、生成された蒸気を前記ボイラ本体から取り出してからの圧力損失が所定範囲内となる位置において前記蒸気取出部内と連通している。
(【0011】以降は省略されています)
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