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公開番号
2025048580
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023157468
出願日
2023-09-22
発明の名称
ボイラ水の水質評価用試料水の調製装置
出願人
三浦工業株式会社
代理人
個人
主分類
F22B
37/38 20060101AFI20250327BHJP(蒸気発生)
要約
【課題】稼働中のボイラにおけるボイラ水の水質評価の信頼性を高める。
【解決手段】試料水の調製装置200は、ボイラ本体120から延びるボイラ水のブロー経路121から分岐した採取経路210を備えている。ブロー経路121から採取経路210に流れる高温・高圧のボイラ水は、水質変動の原因となるフラッシュ蒸気の発生を抑えるため、冷却器220で冷却された後に減圧器230を通過し、大気に開放された貯水槽240に貯留される。貯水槽240に貯留されたボイラ水は、一部がそのまま試料水として送水経路250を通じて第1分析計310へ供給されることでpHが測定され、一部が貯水槽240へ補給経路260から供給される希釈用水により希釈された試料水として送水経路250を通じて第2分析計320へ供給されることでシリカ濃度が測定される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
稼働中のボイラから採取したボイラ水の水質を分析器により評価するための試料水を調製するための装置であって、
前記ボイラから延びる前記ボイラ水の採取経路と、
前記採取経路を流れる前記ボイラ水の冷却器と、
前記冷却器の後段において前記採取経路に配置された、前記ボイラ水の減圧器と、
前記減圧器からの前記ボイラ水を貯留するための、大気に開放された貯水槽と、
前記分析器へ前記試料水を送るための、前記貯水槽から延びる送水経路と、
を備えたボイラ水の水質評価用試料水の調製装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記冷却器が水冷式熱交換器でありかつ前記減圧器が定流量弁である、請求項1に記載のボイラ水の水質評価用試料水の調製装置。
【請求項3】
前記送水経路から分岐して設けられた、前記貯水槽に連絡する循環経路をさらに有する、請求項1に記載のボイラ水の水質評価用試料水の調製装置。
【請求項4】
前記貯水槽は、貯留した前記ボイラ水の導電率を計測するためのセンサを上部に備えている、請求項1に記載のボイラ水の水質評価用試料水の調製装置。
【請求項5】
前記貯水槽は、前記ボイラ水の希釈用水を供給するための補給経路を備え、前記補給経路は前記希釈用水の供給の開始と停止とを切り換えるための制御弁を有している、請求項4に記載のボイラ水の水質評価用試料水の調製装置。
【請求項6】
前記貯水槽は、前記ボイラ水の貯留量を所定量に制御するための水量調整弁を備えている、請求項5に記載のボイラ水の水質評価用試料水の調製装置。
【請求項7】
前記補給経路は、前記貯水槽に供給する前記希釈用水を所定量に制限するための計量槽を有している、請求項6に記載のボイラ水の水質評価用試料水の調製装置。
【請求項8】
請求項1から7のいずれかに記載のボイラ水の水質評価用試料水の調製装置を用いた、稼働中のボイラについてボイラ水の水質を評価するための装置であって、
前記調整装置の前記送水経路に連絡する水質分析器を備えている、
ボイラ水の水質評価装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水質評価用試料水の調製装置、特に、稼働中のボイラから採取したボイラ水の水質を分析器により評価するための試料水を調製するための装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
熱交換器等の負荷装置へ蒸気を供給するための一般的なボイラ装置は、ボイラへの給水をボイラ水として加熱することで蒸気を生成し、この蒸気を負荷装置に対して蒸気経路を通じて供給する。ボイラは、内部が高温高圧の環境にあることから、蒸気を生成する水管の伝熱面において、給水中の各種溶存成分の影響によりスケールが付着したり、腐食が生じたりする。伝熱面に付着したスケールは、熱伝導を妨げることからボイラの運転効率を損なう原因となる。また、伝熱面の腐食は、進行すると水管を破損することから、ボイラの安定的・継続的な運転の障害となる。
【0003】
そこで、ボイラ装置の運転では、通常、ボイラへの給水からスケールの原因となるカルシウムイオンやマグネシウムイオンを除去するとともに腐食の原因となる溶存酸素を除去し、併せて給水に対して種々の水処理剤を添加したりボイラ水の濃縮倍率を制御したりすることでボイラ水の水質を調整し、ボイラにおけるスケール生成および腐食の進行の抑制を図っている。ここで、ボイラ水の水質は、給水用の原水の水質変動や蒸気発生量等の様々な要因によりボイラの稼働中において常時変動することから、稼働中のボイラにおいてボイラ水の水質評価をし、その結果に照らしてボイラ給水に添加する水処理剤の選択や添加量の制御およびブロー制御など、ボイラ水に対する必要な処置を適時に実行するのが理想的である。
【0004】
ボイラ水の水質評価は、通常、稼働中のボイラからボイラ水の一部を採取し、それを試料として評価項目に適した分析器を用いて評価する。例えば特許文献1は、ボイラから高温のボイラ水を採取するための取出し口に冷却器の入口側を接続し、当該冷却器の出口側に水質分析機器を接続した分析装置を開示している。この分析装置において用いられる冷却器は、一端に開口部が設けられ、他端に冷却ファンが設置された容器内に、ボイラ水の取出し口に接続する入口部と水質分析機器に接続する出口部とを有する金属製チューブが配設されており、冷却ファンにより供給するガスにより金属製チューブ内を入口部から出口部へ流れるボイラ水を間接的に冷却するものである。この分析装置においてボイラから採取されたボイラ水は、冷却器により所定温度まで冷却された後に水質分析機器に供給され、当該水質分析機器において分析される。
【0005】
上述の分析装置は、冷却器の入口部で流量調節をしていることから、所定温度まで冷却が不十分であった場合は出口部から水質分析機器へ移動するボイラ水においてフラッシュ蒸気が発生し、それが採取したボイラ水に水質変動をもたらす可能性がある。水質変動が生じたボイラ水を試料として水質分析機器により分析すると、その結果は信頼性を欠くことから、当該分析結果に基づくボイラ水に対する処置は不適切となる可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2008-241534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、稼働中のボイラにおけるボイラ水の水質評価の信頼性を高めようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、稼働中のボイラから採取したボイラ水の水質を分析器により評価するための試料水を調製するための装置に関するものである。この調製装置は、ボイラから延びるボイラ水の採取経路と、採取経路を流れるボイラ水の冷却器と、冷却器の後段において採取経路に配置された、ボイラ水の減圧器と、減圧器からのボイラ水を貯留するための、大気に開放された貯水槽と、分析器へ試料水を送るための、貯水槽から延びる送水経路と、を備えている。
【0009】
本発明に係る調製装置は、例えば、冷却器が水冷式熱交換器でありかつ減圧器が定流量弁である。
【0010】
本発明に係る調製装置は、例えば、送水経路から分岐して設けられた、貯水槽に連絡する循環経路をさらに有する。
(【0011】以降は省略されています)
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