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公開番号2024090198
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205922
出願日2022-12-22
発明の名称加熱調理システム、加熱調理器、加熱調理器の制御方法及びプログラム
出願人株式会社ハーマン,株式会社ノーリツ
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類F24C 3/12 20060101AFI20240627BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】ユーザの操作によって、調理容器の内容物の温度を所望の温度に維持できること。
【解決手段】加熱調理システム100は、内容物の温度を検出可能な調理容器81と、調理容器81を加熱する加熱部7と、加熱部7による調理容器81への加熱量を制御する制御部9と、調理容器81による検出結果を制御部9に送信する送信部83と、調理容器81による検出結果を表示する温度表示部82と、ユーザによって操作可能であり、操作に応じた電気信号を制御部9に出力する操作部4と、を備える。制御部9は、操作部4によって温度維持モードが指示されると、温度維持モードが指示された時の内容物の温度を維持するように、調理容器81による検出結果に基づいて加熱部7を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内容物の温度を検出可能な調理容器と、
前記調理容器を加熱する加熱部と、
前記加熱部による前記調理容器への加熱量を制御する制御部と、
前記調理容器による検出結果を前記制御部に送信する送信部と、
前記調理容器による検出結果を表示する温度表示部と、
ユーザによって操作可能であり、操作に応じた電気信号を前記制御部に出力する操作部と、
を備え、
前記制御部は、前記操作部によって温度維持モードが指示されると、前記温度維持モードが指示された時の前記内容物の温度を維持するように、前記調理容器による検出結果に基づいて前記加熱部を制御する、
加熱調理システム。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記送信部が前記調理容器に設けられている、
請求項1に記載の加熱調理システム。
【請求項3】
前記温度表示部が前記調理容器に設けられており、
前記温度表示部に表示された温度の表示を読み取る撮像部を更に備え、
前記送信部は、前記撮像部によって読み取った結果を、前記検出結果として前記制御部へ送信する、
請求項1に記載の加熱調理システム。
【請求項4】
前記操作部は、前記加熱部の加熱時間を設定するタイマー設定部を有し、
前記温度維持モードを実行している状態で、前記タイマー設定部が操作されると、前記タイマー設定部で設定された加熱時間を表示する時間表示部を更に備える、
請求項1から3のいずれか一項に記載の加熱調理システム。
【請求項5】
内容物の温度を検出可能な調理容器が用いられる加熱調理器であって、
前記調理容器を加熱する加熱部と、
前記調理容器による内容物の温度の検出結果が入力される制御部と、
を備え、
前記制御部は、操作部によって温度維持モードが指示されると、前記温度維持モードが指示された時の前記内容物の温度を維持するように、前記調理容器による検出結果に基づいて前記加熱部を制御する、
加熱調理器。
【請求項6】
内容物の温度を検出可能な調理容器による検出結果を受け付けるステップと、
ユーザの操作によって温度維持モードを受け付けるステップと、
前記温度維持モードを受け付けたことに応じて、前記温度維持モードが指示された時の前記内容物の温度を維持するように、前記調理容器による検出結果に基づいて、前記調理容器を加熱する加熱部を制御するステップと、
を含む、
加熱調理器の制御方法。
【請求項7】
1以上のプロセッサに、請求項6に記載の加熱調理器の制御方法の各ステップを実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱調理システム、加熱調理器、加熱調理器の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従前より、内容物の温度を検出可能な調理容器が存在する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の調理容器は、容器本体の底部に温度センサが配置され、温度センサの検出結果が取手本体の温度表示部に表示される。これにより、ユーザは、調理時の内容物の温度をリアルタイムで把握できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-136295号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の調理容器では、内容物の温度がユーザの所望の温度に到達したことをリアルタイムで把握できたとしても、加熱調理器の加熱を停止すると、内容物の温度が低下するし、加熱調理器の加熱を弱くしても、内容物の温度が低下するか、温度の上昇の程度が緩やかになる程度であり、内容物の温度を所望の温度に維持することは難しかった。
【0005】
本発明の目的は、ユーザの操作によって、調理容器の内容物の温度を所望の温度に維持できる加熱調理システム、加熱調理器、加熱調理器の制御方法及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る一態様の加熱調理システムは、内容物の温度を検出可能な調理容器と、前記調理容器を加熱する加熱部と、前記加熱部による前記調理容器への加熱量を制御する制御部と、前記調理容器による検出結果を前記制御部に送信する送信部と、前記調理容器による検出結果を表示する温度表示部と、ユーザによって操作可能であり、操作に応じた電気信号を前記制御部に出力する操作部と、を備える。前記制御部は、前記操作部によって温度維持モードが指示されると、前記温度維持モードが指示された時の前記内容物の温度を維持するように、前記調理容器による検出結果に基づいて前記加熱部を制御する。
【0007】
本発明に係る一態様の加熱調理器は、内容物の温度を検出可能な調理容器が用いられる加熱調理器であって、前記調理容器を加熱する加熱部と、前記調理容器による内容物の温度の検出結果が入力される制御部と、を備える。前記制御部は、操作部によって温度維持モードが指示されると、前記温度維持モードが指示された時の前記内容物の温度を維持するように、前記調理容器による検出結果に基づいて前記加熱部を制御する。
【0008】
本発明に係る一態様の加熱調理器の制御方法は、内容物の温度を検出可能な調理容器による検出結果を受け付けるステップと、ユーザの操作によって温度維持モードを受け付けるステップと、前記温度維持モードを受け付けたことに応じて、前記温度維持モードが指示された時の前記内容物の温度を維持するように、前記調理容器による検出結果に基づいて前記調理容器を加熱する加熱部を制御するステップと、を含む。
【0009】
本発明に係る一態様のプログラムは、1以上のプロセッサに、上記加熱調理器の制御方法の各ステップを実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る上記態様の加熱調理システム、加熱調理器、加熱調理器の制御方法及びプログラムは、ユーザの操作によって、調理容器の内容物の温度を所望の温度に維持できる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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