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公開番号2024090148
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205844
出願日2022-12-22
発明の名称音波センサ装置、識別装置、音データ取得方法、及びプログラム
出願人日本電信電話株式会社,国立大学法人大阪大学
代理人個人,個人,個人
主分類G01H 9/00 20060101AFI20240627BHJP(測定;試験)
要約【課題】所望の周波数に対応する音データを取得する際の消費電力を削減する。
【解決手段】音波センサ装置において、ある特定の周波数の音に反応を示す音波センサと、前記音波センサから出力される信号を増幅し、増幅した当該信号を、前記音波センサによる反応の有無を示すデータに変換する変換部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ある特定の周波数の音に反応を示す音波センサと、
前記音波センサから出力される信号を増幅し、増幅した当該信号を、前記音波センサによる反応の有無を示すデータに変換する変換部と
を備える音波センサ装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
複数の周波数の音に対応する複数の音波センサと、
前記複数の音波センサに対応する複数の変換部と
を備える請求項1に記載の音波センサ装置。
【請求項3】
前記変換部は、
前記音波センサから出力される信号を増幅する増幅回路と、
前記増幅回路により増幅された前記信号を入力するコンパレータと、
前記コンパレータから出力される矩形波を、最小値が閾値を上回る波形に変換するRC回路と
を備える請求項1に記載の音波センサ装置。
【請求項4】
請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の前記音波センサ装置から出力されるデータを入力する入力部と、
前記データを特徴量として用いることにより環境音の識別を行う識別部と
を備える識別装置。
【請求項5】
ある特定の周波数の音に反応を示す音波センサと、変換部とを備える音波センサ装置が実行する音データ取得方法であって、
前記音波センサが、前記特定の周波数の音に反応を示すステップと、
前記変換部が、前記音波センサから出力される信号を増幅し、増幅した当該信号を、前記音波センサによる反応の有無を示すデータに変換するステップと
を備える音データ取得方法。
【請求項6】
コンピュータを、請求項4に記載の識別装置における各部として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、環境音認識技術に関連するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
スマートデバイスの普及やセンサの小型化に伴い、これらを用いた環境音認識の研究が盛んに行われている。環境音認識とは音データに対応する環境音クラスを分類結果として出力するタスクであり、主に(1)環境音収集、(2)音響特徴量抽出、(3)環境音分類の3つのプロセスで構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-206037号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の環境音認識では、上記(2)の音響特徴量抽出のプロセスにおいて、高いサンプリング周波数で得られたサウンドクリップに対して周波数解析処理を行うため、その処理を実行する装置の消費電力が大きくなるという課題があった。このような課題は、環境音認識に限定されず、所望の周波数に対応する音のデータを利用する様々な応用分野で生じ得る課題である。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、所望の周波数に対応する音データを取得する際の消費電力を削減するための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示の技術によれば、ある特定の周波数の音に反応を示す音波センサと、
前記音波センサから出力される信号を増幅し、増幅した当該信号を、前記音波センサによる反応の有無を示すデータに変換する変換部と
を備える音波センサ装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
開示の技術によれば、所望の周波数に対応する音データを取得する際の消費電力を削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
環境音認識システムの全体構成例を示す図である。
センサアレイ100と識別装置200の構成例を示す図である。
環境音認識システムの他の構成例を示す図である。
環境音認識システムの他の構成例を示す図である。
音波センサ部の処理を説明するためのフローチャートである。
増幅回路からの出力波形の例を示す図である。
RC回路からの出力波形の例を示す図である。
振動子の構造の例を示す図である。
コーン型共振子の材質及び厚さと共振周波数との関係を示す図である。
識別装置200のハードウェア構成例を示す図である。
効果を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
【0010】
なお、以下では、本発明に係る技術を環境音認識に利用する形態を説明するが、本発明に係る技術の適用分野は、環境音認識に限定されるわけではない。
(【0011】以降は省略されています)

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