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公開番号2024089963
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205539
出願日2022-12-22
発明の名称静電容量センサ
出願人日本プラスト株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01H 36/00 20060101AFI20240627BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】検出電極部における検出感度を安定化することができる静電容量センサを提供する。
【解決手段】静電容量の変化を検出する検出電極部7と、検出電極部7に電力を供給する電力供給部5と、検出電極部7と電力供給部5とを電気的に接続する配線部9とを備えた静電容量センサ1において、検出電極部7と配線部9とを、複数設け、複数の配線部9を、複数の検出電極部7に対して、所定の閾値の範囲内で静電容量を変化させるように抵抗値を設定した。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
静電容量の変化を検出する検出電極部と、
前記検出電極部に電力を供給する電力供給部と、
前記検出電極部と前記電力供給部とを電気的に接続する配線部と、
を備え、
前記検出電極部と前記配線部とは、複数設けられ、
複数の前記配線部は、複数の前記検出電極部に対して、所定の閾値の範囲内で静電容量を変化させるように抵抗値が設定されている静電容量センサ。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
複数の前記検出電極部は、第1検出電極部と、前記第1検出電極部より前記電力供給部から遠くに配置された第2検出電極部とを有し、
複数の前記配線部は、前記電力供給部と前記第1検出電極部とを電気的に接続する第1配線部と、前記電力供給部と前記第2検出電極部とを電気的に接続する第2配線部とを有し、
前記第2配線部の抵抗値は、前記第1配線部の抵抗値以下に設定されている請求項1に記載の静電容量センサ。
【請求項3】
複数の前記検出電極部は、同一の厚さを有し、
複数の前記配線部は、前記検出電極部と厚さが同一で、それぞれ断面積が異なる請求項1又は2に記載の静電容量センサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、静電容量センサに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、静電容量センサとしては、静電容量の変化を検出する検出電極部と、検出電極部に電力を供給する電力供給部と、検出電極部と電力供給部とを電気的に接続する配線部とを備えたものが知られている(特許文献1参照)。この静電容量センサは、例えば、車両のステアリングなどに適用される。このような静電容量センサは、ドライバーがステアリングに触れたときに、検出電極部で静電容量が変化し、ドライバーがステアリングに触れたことを検出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/066121号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のような静電容量センサでは、検出電極部における静電容量の変化が、ノイズを考慮して設定された所定の閾値の範囲内で行うようにされている。検出電極部には、例えば、金属などの低い抵抗値を有する部材が用いられている。低い抵抗値の検出電極部では、電気が流れ易く、電力供給部から遠い位置であっても、所定の閾値の範囲内で静電容量の変化を行うことができる。
【0005】
しかしながら、検出電極部が高い抵抗値を有する部材からなる場合では、電気が流れ難く、電力供給部から遠くなるほど静電容量が小さい領域で、静電容量の変化を行うことになる。静電容量の変化が所定の閾値を下回った領域で行われると、例えば、ステアリングに触れているのに、触れていないと判断するような誤った判断を行う可能性があった。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、検出電極部における検出感度を安定化することができる静電容量センサを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本実施形態に係る静電容量センサは、静電容量の変化を検出する検出電極部と、前記検出電極部に電力を供給する電力供給部と、前記検出電極部と前記電力供給部とを電気的に接続する配線部とを備え、前記検出電極部と前記配線部とは、複数設けられ、複数の前記配線部は、複数の前記検出電極部に対して、所定の閾値の範囲内で静電容量を変化させるように抵抗値が設定されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、検出電極部における検出感度を安定化することができる静電容量センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る静電容量センサの平面図である。
本実施形態に係る静電容量センサの電力供給部の位置に対する静電容量の変化を示す図である。
従来の静電容量センサの電力供給部の位置に対する静電容量の変化を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係る静電容量センサについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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