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公開番号2024088832
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022203825
出願日2022-12-21
発明の名称表示装置、車両および表示制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20240626BHJP(信号)
要約【課題】ドライバに要求される行動の要因を従来よりも分かりやすく、かつドライバ視点のまま運転者に通知する。
【解決手段】表示装置は、車両内の表示領域4に情報を表示する。表示装置は、車両の走行環境に関する情報を取得する情報取得手段102と、走行環境に関する情報に基づいて、ドライバに要求される行動を示す第1の情報605と行動の要因を示す第2の情報604とを表示領域に表示させる処理手段12~14とを有する。処理手段は、走行環境に関する情報から得られる車両と要因との相対位置に応じて、表示領域における第2の情報の表示位置を変更する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
車両内の表示領域に情報を表示する表示装置であって、
前記車両の走行環境に関する情報を取得する情報取得手段と、
前記走行環境に関する情報に基づいて、ドライバに要求される行動を示す第1の情報と前記行動の要因を示す第2の情報とを前記表示領域に表示させる処理手段とを有し、
前記処理手段は、前記走行環境に関する情報から得られる前記車両と前記要因との相対位置に応じて、前記表示領域における前記第2の情報の表示位置を変更することを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記処理手段は、
前記車両に対して前記要因が前方に位置する場合は、前記表示位置を前記表示領域における左右方向の中央部とし、
前記車両に対して前記要因が近づくほど、前記表示位置を前記中央部における遠距離に対応する位置から近距離に対応する位置へと変更することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記処理手段は、前記相対位置に応じて、前記ドライバの視線が移動する方向に前記第2の情報の表示位置を変更することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記処理手段は、前記車両に対して前記要因が側方に位置する場合は、前記表示領域における前記側方のサイドミラー側の表示位置に前記第2の情報を表示することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記処理手段は、前記車両に対して前記要因が後方に位置する場合は、前記表示領域におけるルームミラー側の表示位置に前記第2の情報を表示することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項6】
前記表示領域が、表示する情報の重要度が互いに異なる複数の部分領域に区分されており、
前記処理手段は、前記複数の部分領域のうち前記重要度が最も高い部分領域において前記相対位置に応じて前記表示位置を変更することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記表示領域が、表示する情報の重要度が互いに異なる第1の部分領域と第2の部分領域とに区分されており、
前記処理手段は、前記相対位置が近づくことに応じて、前記第1および第2の部分領域のうち前記重要度が低い方から高い方に前記表示位置を変更することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記表示領域が、表示する情報の重要度が互いに異なる複数の部分領域に区分されており、
前記処理手段は、前記相対位置が近づくことに応じて、前記複数の部分領域のうちいずれかの前記部分領域から前記部分領域の区分によらずに前記表示位置に変更することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記処理手段は、前記表示位置に応じて前記第2の情報の表示形態を変更することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項10】
前記表示形態は、表示サイズ、表示色、点灯・点滅および虚像位置のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両内にて情報を表示するヘッドアップディスプレイ(HUD)等の表示装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両の自動運転には、1~5のレベルが定義されている。そのうち自動運転システムが主体となるレベル3に対応する車両では、走行路、速度および天候等の走行状況が所定の条件を満たした場合にレベル3の自動運転が行われるが、条件から外れると自動運転のレベルが2以下にダウンする。レベル3から運転者(ドライバ)を運転主体とするレベル2以下に安全に移行するためには、ドライバに要求する行動とともにその要因を分かりやすく伝える必要がある。
【0003】
特許文献1には、自動運転レベルの低下の可能性がある事象を予測した場合に、事象の警報レベルに応じた出力形態でドライバに伝達する方法が開示されている。特許文献2には、自動運転レベルの切替え予定地に近づくにつれて、ドライバに対する刺激が変化するように切替えをドライバに伝達する方法が開示されている。特許文献3には、自動運転において、自車に対する注意対象物の位置に応じて、ドライバ視点から後方視点に切り替えて注意対象物を表示する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-73078号公報
特開2019-75073号公報
特開2022-41286号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ドライバに要求される行動の要因を従来よりも分かりやすく、かつドライバ視点のまま運転者に通知できることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての表示装置は、車両内の表示領域に情報を表示する。該表示装置は、車両の走行環境に関する情報を取得する情報取得手段と、走行環境に関する情報に基づいて、ドライバに要求される行動を示す第1の情報と行動の要因を示す第2の情報とを表示領域に表示させる処理手段とを有する。処理手段は、走行環境に関する情報から得られる車両と要因との相対位置に応じて、表示領域における第2の情報の表示位置を変更することを特徴とする。なお、上記表示装置を搭載する車両も、本発明は他の一側面を構成する。
【0007】
また本発明の他の一側面としての表示制御方法は、車両内の表示領域に情報を表示する。該表示制御方法は、車両の走行環境に関する情報を取得するステップと、走行環境に関する情報に基づいて、ドライバに要求される行動を示す第1の情報と行動の要因を示す第2の情報とを前記表示領域に表示させるステップとを有する。走行環境に関する情報から得られる車両と要因との相対位置に応じて、表示領域における第2の情報の表示位置を変更することを特徴とする。なお、コンピュータに上記表示制御方法に従う処理を実行させるプログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ドライバに要求される行動の要因を従来よりも分かりやすく、かつドライバ視点のまま運転者に通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例のHUDの表示領域を示す図。
HUDの構成を示す図。
HUDを含む車載システムの構成を示す図。
HUDの表示領域における情報領域を示す図。
HUDが実行する処理を示すフローチャート。
HUDの表示例を示す図。
HUDの別の表示例を示す図。
HUDのさらに別の表示例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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