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公開番号2024090392
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206276
出願日2022-12-23
発明の名称プログラム、方法、及び管理サーバ
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 21/55 20130101AFI20240627BHJP(計算;計数)
要約【課題】
セキュリティポリシー作成時に、ユーザの操作性を高めつつ、ユーザの利用環境にあったセキュリティポリシーの作成を支援すること。
【解決手段】
プログラムは、コンピュータを、複数の設定値を含む複数のテンプレートを、異なる利用環境に対応付けて記憶媒体に記憶させる第一記憶手段と、前記複数のテンプレートのうち、1つのテンプレートの選択を受け付ける第一受付手段と、選択された前記1つのテンプレートに含まれる前記複数の設定値に基づいて、セキュリティに関する設定値を編集する編集画面を表示させる画面表示手段と、選択された前記1つのテンプレートに対応付けられた利用環境に応じて前記編集画面を表示するか否かを切り替える画面表示切替手段と、として機能させる。
【選択図】図6


特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータを、
複数の設定値を含む複数のテンプレートを、異なる利用環境に対応付けて記憶媒体に記憶させる第一記憶手段と、
前記複数のテンプレートのうち、1つのテンプレートの選択を受け付ける第一受付手段と、
選択された前記1つのテンプレートに含まれる前記複数の設定値に基づいて、セキュリティに関する設定値を編集する編集画面を表示させる画面表示手段と、
選択された前記1つのテンプレートに対応付けられた利用環境に応じて前記編集画面を表示するか否かを切り替える画面表示切替手段と、
として機能させるためのプログラム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記画面表示切替手段は、前記1つのテンプレートに対応付けられた利用環境が在宅向けの環境である場合に、前記編集画面を表示しないようにする処理と、前記1つのテンプレートに対応付けられた利用環境がオンプレミス向けの環境である場合に、前記編集画面を表示するようにする処理との少なくとも一方を実行すること、
を特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記画面表示切替手段は、前記1つのテンプレートに対応付けられた利用環境が第一設置環境よりも大まかなセキュリティ機能の設定でよい第二設置環境である場合に、前記編集画面を表示しないようにする処理と、前記1つのテンプレートに対応付けられた利用環境が前記第一設置環境である場合に、前記編集画面を表示するようにする処理との少なくとも一方を実行すること、
を特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
コンピュータを、さらに、
複数の情報処理装置を管理する管理手段と、
前記1つのテンプレートに基づく複数の設定値を、セキュリティポリシーとして記憶媒体に記憶させる第二記憶手段と、
前記第二記憶手段により記憶された前記セキュリティポリシーを表示する一覧表示手段と、
前記一覧表示手段により表示された1または複数の前記セキュリティポリシーの中から1つのセキュリティポリシーの選択を受け付ける第二受付手段と、
前記第二受付手段により選択された前記1つの前記セキュリティポリシーと、前記複数の情報処理装置のうちの1つの情報処理装置と、を対応付けて記憶媒体に記憶させる第三記憶手段と、
として機能させるための請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記一覧表示手段は、表示される前記1つのセキュリティーポリシーまたは複数のセキュリティポリシーのうちの所定のセキュリティポリシーに対して、編集が必要であることを示すアイコンを表示し、
前記所定のセキュリティポリシーは、前記画面表示切替手段により前記編集画面を表示するように制御される利用環境に対応付けられたテンプレートに基づくセキュリティポリシーであって、当該所定のセキュリティポリシーを構成する複数の設定値が、当該テンプレートに含まれる複数の設定値と同じであること
を特徴とする請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
複数の設定値を含む複数のテンプレートを、異なる利用環境に対応付けて記憶媒体に記憶させ、
前記複数のテンプレートのうち、1つのテンプレートの選択を受け付け、
選択された前記1つのテンプレートに含まれる前記複数の設定値に基づいて、セキュリティに関する設定値を編集する編集画面を表示させ、
選択された前記1つのテンプレートに対応付けられた利用環境に応じて前記編集画面を表示するか否かを切り替える、
ことを特徴とする方法。
【請求項7】
複数の設定値を含む複数のテンプレートを、異なる利用環境に対応付けて記憶媒体に記憶させる第一記憶手段と、
前記複数のテンプレートのうち、1つのテンプレートの選択を受け付ける第一受付手段と、
選択された前記1つのテンプレートに含まれる前記複数の設定値に基づいて、セキュリティに関する設定値を編集する編集画面を表示させる画面表示手段と、
選択された前記1つのテンプレートに対応付けられた利用環境に応じて前記編集画面を表示するか否かを切り替える画面表示切替手段と、
を有する管理サーバ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、方法、及び管理サーバに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
情報処理装置に適用するセキュリティポリシーをユーザが作成する機能が知られている。近年、情報処理装置は、社内での運用以外にも在宅勤務など多様な環境に設置されるようになり、必要とされるセキュリティポリシーは複雑化してきている。
【0003】
特許文献1には、予め用意された複数のネットワークテンプレートからユーザにより選択されたネットワークテンプレートに含まれる複数のポリシーを表示し、ユーザがポリシーを編集できるようにすることにより、情報処理装置のネットワーク環境に適合したセキュリティポリシーを作成できるようなプログラムを提供する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第7725921号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に開示されている技術では、提供するすべてのテンプレートに対して、セキュリティポリシーの編集を行う前提であり、提供する一部のテンプレートについてはセキュリティポリシーの編集が不要である場合について考慮されていない。例えば、在宅環境のような、セキュリティ設定がたかだか1通りの環境に対しては、セキュリティポリシーの編集が不要なテンプレートを提供可能であり、編集画面に誘導すると操作が煩雑になってしまうと考えられる。一方で社内環境向けテンプレートを選択した場合、ユーザをセキュリティポリシーの編集画面に誘導しないと、多様な社内環境にあったセキュリティポリシーを作成できない可能性がある。
【0006】
そこで、本発明は、セキュリティポリシー作成時に、ユーザの操作性を高めつつ、ユーザの利用環境にあったセキュリティポリシーの作成を支援することができるプログラム及び方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明のプログラムは、コンピュータを、複数の設定値を含む複数のテンプレートを、異なる利用環境に対応付けて記憶媒体に記憶させる第一記憶手段と、前記複数のテンプレートのうち、1つのテンプレートの選択を受け付ける第一受付手段と、選択された前記1つのテンプレートに含まれる前記複数の設定値に基づいて、セキュリティに関する設定値を編集する編集画面を表示させる画面表示手段と、選択された前記1つのテンプレートに対応付けられた利用環境に応じて前記編集画面を表示するか否かを切り替える画面表示切替手段と、として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、セキュリティポリシー作成時に、ユーザの操作性を高めつつ、ユーザの利用環境にあったセキュリティポリシーの作成を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
情報処理装置の設置環境とセキュリティポリシー管理サーバの構成の一例を示す図である。
セキュリティポリシー管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
セキュリティポリシー管理サーバで動作するソフトウェア構成の一例を示す図である。
第1の実施形態においてセキュリティポリシー管理サーバ150の入出力装置208に表示される画面の一例を示す図である。
セキュリティポリシー管理サーバ150が実行するセキュリティポリシーを作成する処理の一例を示すフローチャートである。
第2の実施形態においてセキュリティポリシー管理サーバ150の入出力装置208に表示される画面の一例を示す図である。
セキュリティポリシー管理サーバ150が実行するセキュリティポリシーを適用する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また、実施の形態で説明されている特徴の組み合わせのすべてが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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