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公開番号2024119996
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2024097789
出願日2024-06-18
発明の名称オフラインバックアップシステム
出願人個人
代理人個人
主分類G06F 21/60 20130101AFI20240827BHJP(計算;計数)
要約【課題】セキュリティの強度を高めたオフラインバックアップシステムを提供する。
【解決手段】オフラインバックアップシステム1は、オフラインバックアップの対象となるデータが記憶されている情報システムISに接続され、データをコピーしてバックアップデータとしてオフラインバックアップを実行させるプログラムがインストールされているコンピュータ10と、電源スイッチ11aを介してコンピュータ10に接続され、バックアップデータを記憶するディスク12と、スイッチングハブ13を介してコンピュータ10に接続され、電源スイッチ11aのオンオフを制御するオンオフ制御装置15と、を備えている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
オフラインバックアップの対象となるデータが記憶されている情報システムに接続され、前記データをコピーしてバックアップデータとしてオフラインバックアップを実行させるプログラムがインストールされているコンピュータと、
電源スイッチを介して前記コンピュータに接続され、前記バックアップデータを記憶する外部記憶装置と、
スイッチングハブを介して前記コンピュータに接続され、前記電源スイッチのオンオフを制御するオンオフ制御装置と、を備えている
オフラインバックアップシステム。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記外部記憶装置は、複数であり、それぞれが個々の前記電源スイッチを介して前記コンピュータに接続されている
請求項1に記載のオフラインバックアップシステム。
【請求項3】
前記コンピュータは、前記外部記憶装置から、製造者情報、ハードウェアモデル名、シリアル番号、外部記憶装置内パーティション存在順序、又はパーティションユニークIDを識別情報として取得して、該識別情報に基づいて前記外部記憶装置を識別する
請求項2に記載のオフラインバックアップシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、オフラインバックアップシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
情報システムの停止時に当該情報システムのデータをバックアップするオフラインバックアップシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-186902号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなオフラインバックアップは、ハードウェアの故障やソフトウェア不具合への対策として用いられてきたが、昨今のサイバー攻撃では、ランサムウェアをはじめとするマルウェアによる同一端末、同一ネットワーク上に存在するファームウェア・OS・データについて改変を行い、データの暗号化を含むデータ破壊が行われ問題となっている。このため、オフラインバックアップシステムにもサイバー攻撃に対する強度が求められるようになった。
【0005】
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、セキュリティの強度を高めたオフラインバックアップシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明は、オフラインバックアップの対象となるデータが記憶されている情報システム(例えば、後述する情報システムIS)に接続され、前記データをコピーしてバックアップデータとしてオフラインバックアップを実行させるプログラムがインストールされているコンピュータ(例えば、後述するコンピュータ10)と、電源スイッチ(例えば、後述する電源スイッチ11a)を介して前記コンピュータに接続され、前記バックアップデータを記憶する外部記憶装置(例えば、後述するディスク12)と、スイッチングハブ(例えば、後述するスイッチングハブ13)を介して前記コンピュータに接続され、前記電源スイッチのオンオフを制御するオンオフ制御装置(例えば、後述するオンオフ制御装置15)と、を備えているオフラインバックアップシステム(例えば、後述するオフラインバックアップシステム1)である。
【0007】
本発明によれば、バックアップデータを記憶する外部記憶装置が電源スイッチを介してコンピュータに接続され、また、電源スイッチのオンオフを制御するオンオフ制御装置がスイッチングハブを介してコンピュータに接続されているので、コンピュータに不正アクセスがあった場合であっても、オンオフ制御装置が不正に制御されることはなく、ひいては、外部記憶装置が記憶するバックアップデータが攻撃されることはない。
【0008】
また、本発明によるオフラインバックアップを複数のタイミングで定期的に異なる外部記憶装置に実施することにより、バックアップを行う際にサイバー攻撃を受けた場合においても、過去に取得し、オフラインになっているバックアップデータは影響を受けることがない。
【0009】
(2)本発明はまた、前記外部記憶装置は、複数であり、それぞれが個々の前記電源スイッチを介して前記コンピュータに接続されている上記(1)に記載のオフラインバックアップシステムである。
【0010】
本発明によれば、外部記憶装置が複数であるので、バックアップデータを複数の外部記憶装置に並行して記憶させることで、オフラインバックアップを実行する時間を短縮させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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