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公開番号
2024121529
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023028676
出願日
2023-02-27
発明の名称
ICタグ広告
出願人
株式会社アイラボ
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
30/0241 20230101AFI20240830BHJP(計算;計数)
要約
【課題】高い確率で電磁誘導を用いたICタグの読み取りに成功することが可能なICタグ広告を提供すること。
【解決手段】NFCタグ広告は、スマートフォンを近接又は当接させる領域及びスマートフォンの先端部を向ける方向を示唆するタッチ領域表示部12の絵情報12aと、絵情報12aの中央部に配置されるNFCタグシール20aと、絵情報12aの先端部に配置されるNFCタグシール20bと、を備える。これにより、先端側にNFCタグの読取部を有するスマートフォンを絵情報12aに沿って近接させた場合にNFCタグシール20bのNFCタグを読み取り、中央付近にNFCタグの読取部を有するスマートフォンを絵情報12aに沿って近接させた場合にNFCタグシール20aのNFCタグを読み取る。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電磁誘導を用いた通信によってICタグの情報を読み取る読取部を有する携帯端末を近接又は当接させる領域及び前記携帯端末の先端部を向ける方向を示唆する指標と、
当該指標の中央部に配置される第1のICタグと、
当該第1のICタグに対して前記携帯端末の先端部側近傍に配置される第2のICタグと、を備え、
前記第1のICタグ及び前記第2のICタグは、同一の対象にアクセス可能な情報を備える、ICタグ広告。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
請求項1記載のICタグ広告であって、
前記指標は、スマートフォン形状の表示からなり、
前記第1のICタグは、前記スマートフォン形状の表示の中央部に配置され、
前記第1のICタグは、前記スマートフォン形状の表示の先端部に配置される、ICタグ広告。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ICタグを有し、スマートフォンを用いて情報を取得することが可能なICタグ広告に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ポスターや立て看板等にURLの二次元コードを表示しておき、スマートフォンのカメラ機能を用いて二次元コードを読み取り、URLを取得する。そして、スマートフォンを操作してURLのウェブページを閲覧することによって、各種の情報を取得することが広く行われている。
【0003】
また、広告媒体にURL情報を記憶したNFCタグを取り付けておき、スマートフォンの近接無線通信機能を用いてNFCタグを読み取り、URLを取得する。そして、スマートフォンを操作してURLのウェブページを閲覧することによって、各種の情報を取得することが行われている。
【0004】
また、従来、物品にNFCタグを組み込み、NFCタグ内に物品に関連する情報を記憶し、携帯端末によって情報を取得及び表示可能にすることが提案されている(例えば、特許文献1)。この技術によれば、物品に関連する情報は、所有者、人物、動物、地域、観光ガイド、由来、URL、地図、製品名、製造番号、製造年月日、購入年月日の少なくともいずれか1つの情報を含む構成を採用している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3205249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、公共バスの中の広告に二次元コードを表示することは禁止されている場合がある。カメラを使って撮影する際に、第三者を含めて映ってしまうことにより、第三者との間で問題が生ずるおそれがあるからである。
【0007】
そこで、二次元コードの代わりに電磁誘導を用いたICタグを利用することが考えられる。電磁誘導を用いたICタグであれば、カメラ機能を使用しないために、第三者との間で問題が生ずるおそれを低減できる。しかし、電磁誘導を用いたICタグの場合、使用者は、スマートフォンをICタグに近づける必要がある。ここで、公共バスの中では、使用者の近くに広告がある場合には問題にはならないが、遠いところに広告がある場合には、バスを降りる時に広告に近づいて、短時間に確実にスマートフォンでICタグを読み取る必要がある。
【0008】
しかしながら、スマートフォンの機種によってICタグの読取部の位置が異なる場合がある。例えば、サムスン電子製のGalaxy(登録商標)の読取部は中央部にあり、アップル社製のiPhone(登録商標)の読取部は先端部にある。このため、近接無線通信機能を普段使用していない使用者であれば、ICタグの読み取りに手間取り、失敗するおそれがある。
【0009】
本発明は、このような問題点を解決し、高い確率で電磁誘導を用いたICタグの読み取りに成功することが可能なICタグ広告を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記目的を達成するため、本発明は、次に記載する構成を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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