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公開番号
2024117911
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-30
出願番号
2023023998
出願日
2023-02-20
発明の名称
電力供給システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20240823BHJP(計算;計数)
要約
【課題】車両に搭載された太陽電池パネルによって発電された余剰電力を適切なタイミングで電力系統に供給可能な電力供給システムの提供。
【解決手段】太陽電池パネルを搭載した車両が、太陽電池パネルによって発電された電力を電力系統に供給可能な電力供給システムである。車両の目的地に至る推奨ルートを探索するルート探索部と、推奨ルートと日照予報とに基づいて、太陽電池パネルによる発電量を予測する発電予測部と、推奨ルートに基づいて、車両による消費電力量を予測する消費電力予測部と、太陽電池パネルによって発電される電力の用途を管理する用途管理部と、用途を表示する表示部と、を備える。発電予測部によって予測された発電量が、消費電力予測部によって予測された消費電力量よりも大きい場合、用途管理部は、電力系統への電力供給を用途として、ユーザが選択可能に表示部に表示させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
太陽電池パネルを搭載した車両が、前記太陽電池パネルによって発電された電力を電力系統に供給可能な電力供給システムであって、
前記車両の目的地に至る推奨ルートを探索するルート探索部と、
前記推奨ルートと日照予報とに基づいて、前記太陽電池パネルによる発電量を予測する発電予測部と、
前記推奨ルートに基づいて、前記車両による消費電力量を予測する消費電力予測部と、
前記太陽電池パネルによって発電される電力の用途を管理する用途管理部と、
前記用途を表示する表示部と、を備え、
前記発電予測部によって予測された発電量が、前記消費電力予測部によって予測された消費電力量よりも大きい場合、
前記用途管理部は、前記電力系統への電力供給を前記用途として、ユーザが選択可能に前記表示部に表示させる、
電力供給システム。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記用途として、前記電力系統への電力供給が選択された場合、
前記ルート探索部は、前記推奨ルート上において前記車両から電力を受電可能な受電施設を探索し、
前記表示部は、前記ルート探索部が探索した前記受電施設を表示する、
請求項1に記載の電力供給システム。
【請求項3】
前記ルート探索部は、前記目的地に至る複数のルートのうち、前記予測された発電量から前記予測された消費電力量を減じた値が最も大きくなるルートを前記推奨ルートとして提案する、
請求項1又は2に記載の電力供給システム。
【請求項4】
前記用途管理部は、前記車両のバッテリの充電残量が所定の基準値以上の場合、前記用途として、前記電力系統への電力供給を提案する、
請求項1又は2に記載の電力供給システム。
【請求項5】
前記電力系統への電力供給量が多い程、前記車両のユーザに対してより多くのインセンティブを付与するインセンティブ決定部をさらに備える、
請求項1又は2に記載の電力供給システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電力供給システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両に搭載された分散電源から電力を供給する技術が開示されている。また、特許文献1には、分散電源として、太陽電池が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-154218号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者らは、太陽電池パネルを搭載した一般車両(電力供給を行うサービス用の車両でない)が、目的地に移動する際に、太陽電池パネルによって発電された余剰電力を電力系統に供給可能な電力供給システムを検討している。
【0005】
なお、特許文献1は、電力供給を行うサービス事業者が、当該サービス事業者が所有する車両を予約された施設に派遣し、電力を供給する電力供給システムである。そのため、特許文献1には、目的地に移動する際に、車両に搭載された太陽電池パネルによって発電された余剰電力の電力系統に供給することについては何ら開示されていない。
【0006】
本開示は、このような事情に鑑みなされたものであって、車両に搭載された太陽電池パネルによって発電された余剰電力を適切なタイミングで電力系統に供給可能な電力供給システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る電力供給システムは、
太陽電池パネルを搭載した車両が、前記太陽電池パネルによって発電された電力を電力系統に供給可能な電力供給システムであって、
前記車両の目的地に至る推奨ルートを探索するルート探索部と、
前記推奨ルートと日照予報とに基づいて、前記太陽電池パネルによる発電量を予測する発電予測部と、
前記推奨ルートに基づいて、前記車両による消費電力量を予測する消費電力予測部と、
前記太陽電池パネルによって発電される電力の用途を管理する用途管理部と、
前記用途を表示する表示部と、を備え、
前記発電予測部によって予測された発電量が、前記消費電力予測部によって予測された消費電力量よりも大きい場合、
前記用途管理部は、前記電力系統への電力供給を前記用途として、ユーザが選択可能に前記表示部に表示させるものである。
【0008】
本開示の一態様に係る電力供給システムでは、発電予測部によって予測された発電量が、消費電力予測部によって予測された消費電力量よりも大きい場合、用途管理部は、電力系統への電力供給を用途として、ユーザが選択可能に表示部に表示させる。そのため、ユーザは、車両に搭載された太陽電池パネルによって発電された余剰電力を適切なタイミングで電力系統に容易に供給できる。
【0009】
前記用途として、前記電力系統への電力供給が選択された場合、前記ルート探索部は、前記推奨ルート上において前記車両から電力を受電可能な受電施設を探索し、前記表示部は、前記ルート探索部が探索した前記受電施設を表示してもよい。このような構成によって、ユーザは、目的地に至る推奨ルート上において受電施設を容易に見つけ出すことができる。
【0010】
前記ルート探索部は、前記目的地に至る複数のルートのうち、前記予測された発電量から前記予測された消費電力量を減じた値が最も大きくなるルートを前記推奨ルートとして提案してもよい。このような構成によって、電力系統への電力供給量を最大化できる。
(【0011】以降は省略されています)
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