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公開番号
2025030487
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135831
出願日
2023-08-23
発明の名称
水素タンクモジュール
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
F17C
13/08 20060101AFI20250228BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約
【課題】積み上げ可能な水素タンクモジュールを提供する。
【解決手段】水素タンクモジュールは、水素タンクが載置可能なフレームと、フレームの上面に配置されているツイストロックと、フレームの下面に配置されているロックレシーバと、を備える。ツイストロックは、ロック位置とアンロック位置との間で操作される操作レバーと、操作レバーに連動するロックピンと、を備えている。ロックレシーバは、ロックピンを受け入れるロックホールと、操作レバーを受け入れるガイド溝と、を備えている。複数の水素タンクモジュールを積み上げたときに、操作レバーがアンロック位置にあるときは、ロックホール及びガイド溝が、ロックピン及び操作レバーをそれぞれ受け入れ可能である。操作レバーがロック位置にあるときは、ロックピンがロックホールと接触するのに先立って、操作レバーがロックレシーバのガイド溝とは異なる部分と干渉する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
水素タンクモジュールであって、
水素タンクが載置可能なフレームと、
前記フレームの上面に配置されているツイストロックと、
前記フレームの下面に配置されているロックレシーバと、
を備えており、
複数の前記水素タンクモジュールを積み上げたときに、上側の前記水素タンクモジュールの前記ロックレシーバが、下側の前記水素タンクモジュールの前記ツイストロックを受け入れるように構成されており、
前記ツイストロックは、ロック位置とアンロック位置との間で操作される操作レバーと、前記操作レバーに連動するロックピンと、を備えており、
前記ロックレシーバは、前記ロックピンを受け入れるロックホールと、前記操作レバーを受け入れるガイド溝と、を備えており、
前記操作レバーが前記アンロック位置にあるときは、複数の前記水素タンクモジュールを積み上げたときに、前記ロックホール及び前記ガイド溝が、前記ロックピン及び前記操作レバーをそれぞれ受け入れ可能であり、
前記操作レバーが前記ロック位置にあるときは、複数の前記水素タンクモジュールを積み上げたときに、前記ロックピンが前記ロックホールと接触するのに先立って、前記操作レバーが前記ロックレシーバの前記ガイド溝とは異なる部分と干渉する、
水素タンクモジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、水素タンクモジュールに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
可搬式の水素タンクモジュールへの関心が高まっている。水素タンクモジュールは、数段積み上げて使用することにより、より多くの水素を供給することができる。積み上げ時は、固定のためのロック構造が必要となる。特許文献1には、ツイストロックと呼ばれるコンテナ用の部品を利用して、モジュールのフレームを固定する技術が開示されている。下側の水素タンクモジュールのツイストロックに、上側の水素タンクモジュールのロックレシーバを嵌合することで、両者を固定することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2009-534278号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
積み上げ時において下側の水素タンクモジュールのツイストロックがアンロック状態であると、ツイストロックのロックピンを、ロックレシーバのロックホールで受け入れることができる。よって、ツイストロックにロックレシーバを嵌合することができる。しかし積み上げ時において下側の水素タンクモジュールのツイストロックがロック状態であると、ロックピンがロックホールに干渉してしまうため、ツイストロックにロックレシーバが部分的にしか嵌合しない。しかし従来構造では、この部分的な嵌合によって、水素タンクモジュールを積み上げることができてしまう。その結果、不安定な状態で積み上がるため、水素タンクモジュールの転倒や落下のおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の構造によると、積み上げ時において下側の水素タンクモジュールのツイストロックがロック状態であると、ロックピンがロックホールと接触するのに先立って、操作レバーがロックレシーバと干渉する。これにより、部分的な嵌合状態を発生させないことができる。従って、積み上げ時において下側の水素タンクモジュールのツイストロックがロック状態である場合には、積み上げができない構造とすることができる。水素タンクモジュールが不安定な状態で積み上げられてしまう事態を防止できるため、安全に水素タンクモジュールを積み上げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
水素タンクモジュール1の模式的斜視図である
ツイストロック20およびロックレシーバ30の拡大斜視図である。
ツイストロック20およびロックレシーバ30の拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(水素タンクモジュール1の構造)
図1に、本実施例に係る水素タンクモジュール1の模式的斜視図を示す。水素タンクモジュール1は、不図示の燃料電池用のモジュールである。水素タンクモジュール1は、可搬式であり、クレーンやフォークリフト等での運搬、積載が可能である。水素タンクモジュール1は、フレーム10、ツイストロック20、ロックレシーバ30、水素タンク40、を主に備えている。フレーム10は、鋼材で形成された略直方体の形状を備えている。フレーム10の内部には、水素タンク40が載置されている。水素タンク40は、様々な構造や種類であってよい。本実施例では、水素タンク40は、タイプIV(樹脂ライナー+CFRP)の70MPaの高圧水素タンクとした。
【0008】
フレーム10の上面の四隅には、上面すみ金具11が備えられている。フレーム10の下面の四隅には、下面すみ金具12が備えられている。上面すみ金具11の各々には、合計4個のツイストロック20が配置されている。下面すみ金具12の各々には、合計4個のロックレシーバ30が配置されている。複数の水素タンクモジュール1を積み上げたときに、上側の水素タンクモジュールのロックレシーバ30が、下側の水素タンクモジュール1のツイストロック20を受け入れるように構成されている。
【0009】
(ツイストロック20およびロックレシーバ30の構造)
図2および図3に、ツイストロック20およびロックレシーバ30の拡大斜視図を示す。図2は、アンロック状態のツイストロック20を示す図である。図3は、ロック状態のツイストロック20を示す図である。
【0010】
ツイストロック20は、コンテナ用の部品である。ツイストロック20は、操作レバー21、回転軸22、ロックピン23、を主に備えている。回転軸22は上下方向(z方向)に延びている。回転軸22の上端には、ロックピン23が固定されている。ロックピン23は、上面視において略長方形の形状を備えている。ロックピン23は、1つの頂点部が丸まっている側面視略三角形状の厚肉材により形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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