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公開番号2025030561
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023135963
出願日2023-08-24
発明の名称車両用格納式テーブル
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B60N 3/00 20060101AFI20250228BHJP(車両一般)
要約【課題】車両用格納式テーブルにおいて、従来よりも車幅方向の耐荷重性を向上させる。
【解決手段】ハウジング20は、車室90の車幅方向中央に配置される。更にハウジング20は、上方に開口21を備える。テーブル板30A,30Bは、収容状態から展開状態に移行可能となっている。収容状態では、テーブル板30A,30Bは、起立状態でハウジング20内に収容される。展開状態では、テーブル板30A,30Bは、開口21からハウジング20外に引き出され更に車両前後軸を回転軸として水平状に展開される。補強板100A,100Bは、展開状態のテーブル板30A,30Bの下面32A1,32B1に設けられる。さらに補強板100A,100Bは、当該下面32A1,32B1から立設するように展開可能である。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
車室の車幅方向中央に配置され、車両前後方向を長手方向とし、上方に開口を備える、ハウジングと、
起立状態で前記ハウジング内に収容される収容状態から、前記開口から前記ハウジング外に引き出され更に車両前後軸を回転軸として水平状に展開される展開状態に移行可能なテーブル板と、
前記展開状態の前記テーブル板の下面に設けられ、当該下面から立設するように展開可能な補強板と、
を備える、車両用格納式テーブル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書では、車両に設けられる、格納式のテーブルが開示される。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1、2では、乗物用のテーブル装置が配置される。車両の左右一対の座席の間に、テーブル装置が配置される。このテーブル装置は格納式である。すなわち、テーブル板が一対の平板部に分割される。そして一対の平板部は、それぞれ起立位置から水平に展開される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-74297号公報
特開2021-62645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本明細書では、車幅方向の衝突荷重が入力されたときの、車室空間の容積減少を抑制するために、従来よりも車幅方向の耐荷重性を向上可能な、車両用格納式テーブルが開示される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書では、車両用格納式テーブルが開示される。このテーブルは、ハウジング、テーブル板、及び補強板を備える。ハウジングは、車室の車幅方向中央に配置され、車両前後方向を長手方向とし、上方に開口を備える。テーブル板は、収容状態から展開状態に移行可能である。収容状態では、テーブル板は、起立状態でハウジング内に収容される。展開状態では、テーブル板は、開口からハウジング外に引き出され更に車両前後軸を回転軸として水平状に展開される。補強板は、展開状態のテーブル板の下面に設けられる。さらに補強板は、当該下面から立設するように展開可能となっている。
【0006】
上記構成によれば、テーブル板と補強体によって、側面視でL字状の補強構造が構築される。
【発明の効果】
【0007】
本明細書で開示される車両用格納式テーブルは、従来よりも車幅方向の耐荷重性が向上可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る車両用格納式テーブルが収容状態にあるときの様子を例示する斜視図である。
本実施形態に係る車両用格納式テーブルが、パーティション状態にあるときの様子を例示する斜視図である。
本実施形態に係る車両用格納式テーブルが展開状態にあるときの様子を例示する斜視図である。
ハウジングの内部構造を例示する斜視図である。
本実施形態に係る車両用格納式テーブルの、収容状態から展開状態に至るまでの動作を説明する、正面図(1/2)である。
本実施形態に係る車両用格納式テーブルの、収容状態から展開状態に至るまでの動作を説明する、正面図(2/2)である。
補強板がテーブル板から展開されたときの例を示す斜視図である。
本実施形態の別例に係る補強板の展開プロセスを説明する側面図である。
本実施形態の別例に係る補強板が、テーブル板から展開されたときの例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本実施形態に係る車両用格納式テーブルが、図面を用いて説明される。以下で説明する形状、材料、個数、及び数値は、説明のための例示であって、車両用格納式テーブルの仕様に応じて適宜変更することができる。また以下ではすべての図面において同等の要素には同一の符号が付される。
【0010】
また、図1-図9では、各構成の位置や方向を表すために、FR軸、LH軸、及びUP軸からなる直交座標系が用いられる。FR軸は車両前方を正方向とする、車両前後方向軸である。LH軸は車両左側を正方向とする、車幅方向軸である。UP軸は上方を正方向とする、車両上下方向軸である。
(【0011】以降は省略されています)

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