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公開番号2025031224
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023137299
出願日2023-08-25
発明の名称電池モジュール及び電池パック
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H01M 50/242 20210101AFI20250228BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池セルの熱膨張を吸収可能な電池モジュール及び電池パックを得る。
【解決手段】電池モジュール11は、筐体の内部に配列した状態で収容される複数の電池セル20と、電池セル20の配列方向を厚み方向として、隣り合う電池セル20の間、及び電池セル20と筐体の内壁との間の少なくとも一方に配置されると共に、周端部32B,34Bよりも中央部32A,34Aの方が電池セル20へ作用する反力が小さくなるように形成された緩衝部材32、34と、を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
筐体の内部に配列した状態で収容される複数の電池セルと、
前記電池セルの配列方向を厚み方向として、隣り合う前記電池セルの間、及び前記電池セルと前記筐体の内壁との間の少なくとも一方に配置されると共に、周端部よりも中央部の方が前記電池セルへ作用する反力が小さくなるように形成された緩衝部材と、
を有する電池モジュール。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記緩衝部材は、少なくとも前記筐体における前記電池セルの配列方向の中央部分に配置されている、請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項3】
前記緩衝部材は、周端部よりも中央部の厚みが薄く形成されている、請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項4】
前記緩衝部材は、周端部よりも中央部の密度が小さく形成されている、請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項5】
前記緩衝部材は、少なくとも前記筐体における両側の内壁と前記電池セルとの間に配置されている、請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項6】
前記筐体における前記電池セルの配列方向の中央部分には、周端部よりも中央部の厚みが厚く形成された中央厚肉緩衝部材が配置されている、請求項5に記載の電池モジュール。
【請求項7】
請求項1~6の何れか1項に記載の電池モジュールを複数備えた電池パック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池モジュール及び電池パックに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、積み重ねられた各電池セルの間に断熱緩衝部材が配置された電池パックが開示されている。特許文献1に記載の電池パックでは、電池セルの間に断熱緩衝部材を配置することで、製品の輸送時に電池セルが直接こすれ合うことが抑制できるとともに、電池セル間で熱的に絶縁を図ることができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-163932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電池モジュールの単位面積あたりの蓄電量を向上させるためには、隙間を空けずに電池セルを配列する必要があるが、上記特許文献1に記載の電池パックでは、電池セルの熱膨張を吸収できない。特に、電池セルは、熱膨張時に中央部分が厚み方向に膨出するが、上記特許文献1に記載の電池パックでは、このような電池セルの熱膨張について考慮されておらず、改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、電池セルの熱膨張を吸収可能な電池モジュール及び電池パックを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る電池モジュールは、筐体の内部に配列した状態で収容される複数の電池セルと、前記電池セルの配列方向を厚み方向として、隣り合う前記電池セルの間、及び前記電池セルと前記筐体の内壁との間の少なくとも一方に配置されると共に、周端部よりも中央部の方が前記電池セルへ作用する反力が小さくなるように形成された緩衝部材と、を有する。
【0007】
請求項1に係る電池モジュールでは、筐体の内部に配列した状態で複数の電池セルが収容される。また、隣り合う電池セルの間、及び電池セルと筐体の内壁との間の少なくとも一方には、緩衝部材が配置される。ここで、緩衝部材は、電池セルの配列方向を厚み方向としており、緩衝部材の周端部よりも中央部の方が電池セルへ作用する反力が小さくなるように形成されている。これにより、電池セルが熱膨張して電池セルの中央部分が膨出した場合に、緩衝部材から電池セルへ作用する反力を中央部と周端部とで略均一にすることができ緩衝部材によって電池セルの熱膨張を吸収できる。
【0008】
請求項2に係る電池モジュールは、請求項1において、前記緩衝部材は、少なくとも前記筐体における前記電池セルの配列方向の中央部分に配置されている。
【0009】
請求項2に係る電池モジュールでは、電池セルの熱膨張によって最も応力が作用する、電池セルの配列方向の中央部分に緩衝部材を配置することで、電池モジュール全体として電池セルの熱膨張を効果的に吸収できる。
【0010】
請求項3に係る電池モジュールは、請求項1において、前記緩衝部材は、周端部よりも中央部の厚みが薄く形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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