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公開番号2024088272
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203357
出願日2022-12-20
発明の名称秘匿性向上サーバおよび秘匿性向上方法
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G06F 21/60 20130101AFI20240625BHJP(計算;計数)
要約【課題】道路利用情報を遠隔地に配置されたユーザ端末で確認できるようにすること。
【解決手段】実施形態に係る秘匿性向上サーバであって、有料道路を利用する車両についての情報を含む道路利用情報を取得する取得部と、道路利用情報のうちの外部に漏洩することでリスクデータとなるデータに対して、変換キーを用いて暗号化するデータ変換部と、リスクデータが暗号化された道路利用情報を送信する送信制御部と、変換キーおよび道路利用情報を遠隔地に設置されたユーザ端末で利用するユーザに関連付けられたユーザキーに基づいて合成キーを生成する合成キー生成部と、合成キーを携帯可能な記憶媒体に記憶させる出力制御部と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
有料道路を利用する車両についての情報を含む道路利用情報を取得する取得部と、
前記道路利用情報のうちの外部に漏洩することでリスクデータとなるデータに対して、変換キーを用いて暗号化するデータ変換部と、
前記リスクデータが暗号化された道路利用情報を送信する送信制御部と、
前記変換キーおよび前記道路利用情報を遠隔地に設置されたユーザ端末で利用するユーザに関連付けられたユーザキーに基づいて合成キーを生成する合成キー生成部と、
前記合成キーを携帯可能な記憶媒体に記憶させる出力制御部と、
を備える、秘匿性向上サーバ。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
出力制御部は、前記合成キーをNTファイルシステムファイルの代替データストリーム領域中に書き込む、
請求項1に記載の秘匿性向上サーバ。
【請求項3】
前記合成キー生成部は、所定の個別キーを用いて前記合成キーを暗号化する、
請求項1に記載の秘匿性向上サーバ。
【請求項4】
前記送信制御部は、前記道路利用情報をトンネリングおよび暗号化してから送信する、
請求項1に記載の秘匿性向上サーバ。
【請求項5】
前記秘匿性向上サーバは、データダイオードをさらに備え、前記送信制御部は、前記データダイオードを通じて、前記道路利用情報を送信する、
請求項1に記載の秘匿性向上サーバ。
【請求項6】
前記道路利用情報は、前記ユーザ端末の不揮発性メモリに記憶させないための情報を含む、
請求項1に記載の秘匿性向上サーバ。
【請求項7】
前記ユーザは、事前登録したユーザであり、
前記ユーザを一意に識別することが可能なユーザ固有情報を取得するユーザ情報取得部と、
前記ユーザ固有情報に基づいて前記ユーザキーを生成するユーザキー生成部と、
をさらに備える、
請求項1に記載の秘匿性向上サーバ。
【請求項8】
秘匿性向上サーバの取得部が、有料道路を利用する車両についての情報を含む道路利用情報を取得することと、
前記秘匿性向上サーバのデータ変換部が、前記道路利用情報のうちの外部に漏洩することでリスクデータとなるデータに対して、変換キーを用いて暗号化することと、
前記秘匿性向上サーバの送信制御部が、前記リスクデータが暗号化された道路利用情報を送信するとと、
前記秘匿性向上サーバの合成キー生成部が、前記変換キーおよび前記道路利用情報を遠隔地の端末で利用するユーザのためのユーザキーに基づいて合成キーを生成することと、
前記秘匿性向上サーバの出力制御部が、前記合成キーを携帯可能な記憶媒体に記憶させることと、
を備える、秘匿性向上方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、秘匿性向上サーバおよび秘匿性向上方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
道路事業者の取り扱うシステム、例えば、既存の料金収受システムは、オンプレミス型システムであり、且つ外部に接続されていないネットワーク(クローズドネットワークと称する)内に接続されている。普段の運用では、クローズドネットワークに接続された端末を用いて、明細書確認等の運用を行っている。
【0003】
また、料金収受システムで取り扱うデータの中には外部に持ち出せないデータも含まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018/003953号
特開2018-042168号公報
特開2009-181460号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現在、感染症対策等のためにクローズドネットワークを利用する利用者(ユーザ)がクローズドネットワークから離れた自宅等の遠隔地でクローズドネットワークに記憶されたデータを利用したいという要望が高まっている。しかしながら、クローズドネットワークからデータを安全に持ち出すことができないという問題がある。
【0006】
この発明は、上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、クローズドネットワークに記憶されたデータを自宅等の遠隔地で確認することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態に係る秘匿性向上サーバは、有料道路を利用する車両についての情報を含む道路利用情報を取得する取得部と、前記道路利用情報のうちの外部に漏洩することでリスクデータとなるデータに対して、変換キーを用いて暗号化するデータ変換部と、前記リスクデータが暗号化された道路利用情報を送信する送信制御部と、前記変換キーおよび前記道路利用情報を遠隔地に設置されたユーザ端末で利用するユーザに関連付けられたユーザキーに基づいて合成キーを生成する合成キー生成部と、前記合成キーを携帯可能な記憶媒体に記憶させる出力制御部と、を備えるようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る秘匿性向上システムの概念を示す図である。
図2は、実施形態に係る秘匿性向上サーバの構成例を示すブロック図である。
図3は、クラウドの概略構成の一例を示す図である。
図4は、ユーザ端末の概略構成の一例を示すブロック図である。
図5は、図1に示される秘匿性向上システムにおける道路利用情報をユーザ端末で利用するまでの処理手順の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら秘匿性向上サーバおよび秘匿性向上方法について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、同一の番号を付した部分については同様の動作を行うものとして、重ねての説明を省略する。例えば、複数の同一または類似の要素が存在する場合に、各要素を区別せずに説明するために共通の符号を用いることがあるし、各要素を区別して説明するために当該共通の符号に加えて枝番号を用いることもある。
【0010】
図1は、実施形態に係る秘匿性向上システム1の概念を示す図である。
秘匿性向上システム1は、料金収受システム2と、秘匿性向上サーバ3と、クラウド4と、ユーザ端末5と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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