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公開番号
2024087569
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-01
出願番号
2022202464
出願日
2022-12-19
発明の名称
カテーテル
出願人
SBカワスミ株式会社
,
住友ベークライト株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
25/092 20060101AFI20240624BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】操作線による操作性およびサブルーメンの耐久性に優れたカテーテルを提供する。
【解決手段】カテーテル10は、メインルーメン21aと、メインルーメン21aの周囲に配置され、メインルーメン21aの長手方向に沿って延びる複数のサブルーメン25aとを有する管状本体20と、サブルーメン25a内に配置され、その遠位端が管状本体20の遠位端に固定されている操作線30と、を備える。サブルーメン25aは、メインルーメン21aに沿って配置された樹脂製の中空管25で形成され、サブルーメン25aの長手方向と直交する断面形状は、管状本体20の径方向に沿った第1方向D1の寸法が、第1方向D1と直交する第2方向D2の寸法よりも短い扁平な環状である。中空管25の第1方向D1に位置する第1部位26の厚さt1が、中空管25の第2方向D2に位置する第2部位27の厚さt2よりも大きい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
メインルーメンと、前記メインルーメンの周囲に配置され、前記メインルーメンの長手方向に沿って延びる複数のサブルーメンとを有する管状本体と、
前記サブルーメン内に配置され、その遠位端が前記管状本体の遠位端に固定されている操作線と、を備え、
前記サブルーメンは、前記メインルーメンに沿って配置された樹脂製の中空管で形成され、
前記サブルーメンの長手方向と直交する断面形状は、前記管状本体の径方向に沿った第1方向の寸法が、前記第1方向と直交する第2方向の寸法よりも短い扁平な環状であり、
前記中空管の前記第1方向に位置する第1部位の厚さが、前記中空管の前記第2方向に位置する第2部位の厚さよりも大きい
カテーテル。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記中空管の前記第2部位の厚さに対する前記第1部位の厚さの比は1よりも大きく15以下である
請求項1に記載のカテーテル。
【請求項3】
前記サブルーメンの前記第1方向の長さと前記第2方向の長さの比は1よりも大きく4以下である
請求項1に記載のカテーテル。
【請求項4】
前記サブルーメンの前記第1方向の長さと前記第2方向の長さの相加平均は、60μm以上120μm以下である
請求項1に記載のカテーテル。
【請求項5】
前記管状本体の内径に対する前記第1部位の厚さの比は、0.002以上0.030以下である
請求項1に記載のカテーテル。
【請求項6】
前記中空管は、周方向における前記第1部位と前記第2部位の間に、前記第1部位よりも厚い厚肉部を有する
請求項1に記載のカテーテル。
【請求項7】
前記管状本体の遠位端は、前記操作線の近位側への牽引により屈曲する
請求項1に記載のカテーテル。
【請求項8】
前記管状本体は、前記中空管よりも径方向外側でらせん状に巻回され、前記長手方向に沿って配置される補強線材をさらに有する
請求項1に記載のカテーテル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カテーテルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、遠位端を屈曲させることにより体腔への進入方向が操作可能なカテーテルが提供されている。例えば、特許文献1には、薬液等が流れるメインルーメンの周囲にサブルーメンを並列に形成し、当該サブルーメンに操作線を挿通したシースを有するカテーテルが開示されている。この種のカテーテルでは、近位端側で操作線を牽引することでシースの遠位端を屈曲させる操作が可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-188526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種のカテーテルにおいて、シースのサブルーメンが配置される部位では、周方向のサブルーメン以外の部位と比べるとシース径方向の樹脂量が少なくなり、シースの強度が低下しうる。そこで、操作線の操作性を確保しつつ、サブルーメンの配置される部位でのシース径方向の樹脂量の低下を抑制するために、径方向への開口寸法が相対的に短い偏平な断面形状のサブルーメンがシースに設けられる場合もある。
【0005】
しかし、上記の断面形状のサブルーメンを適用する場合、シースが屈曲するときや薬液等の供給によるメインルーメンの内圧がサブルーメンにかかるときに、サブルーメンの管体がシースの径方向に臨む部位で破れる事象が生じやすい。
【0006】
そこで、本発明は上記の状況に鑑みてなされたものであって、操作線による操作性およびサブルーメンの耐久性に優れたカテーテルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様のカテーテルは、メインルーメンと、メインルーメンの周囲に配置され、メインルーメンの長手方向に沿って延びる複数のサブルーメンとを有する管状本体と、サブルーメン内に配置され、その遠位端が管状本体の遠位端に固定されている操作線と、を備える。サブルーメンは、メインルーメンに沿って配置された樹脂製の中空管で形成され、サブルーメンの長手方向と直交する断面形状は、管状本体の径方向に沿った第1方向の寸法が、第1方向と直交する第2方向の寸法よりも短い扁平な環状である。中空管の第1方向に位置する第1部位の厚さが、中空管の第2方向に位置する第2部位の厚さよりも大きい。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、操作線による操作性およびサブルーメンの耐久性に優れたカテーテルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態のカテーテルの一例を示す側面図である。
カテーテルのA-A線部分の拡大断面図である。
図2のB-B線断面図である。
中空管の長手方向と直交する方向の断面を示す拡大図である。
中空管の製造例を示す図である。
シースが屈曲した状態を模式的に示す図である。
シースの屈曲部での中空管の変位例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ、本実施形態に係るカテーテルの構成例について説明する。なお、図面における各部の形状、寸法等は模式的に示したもので、実際の形状や寸法等を示すものではない。また、以下の説明では、カテーテルのオペレータからみて遠い方を遠位側と称し、オペレータからみて近い方を近位側と称する。
(【0011】以降は省略されています)
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