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公開番号2024087254
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022201976
出願日2022-12-19
発明の名称コネクタ
出願人日本圧着端子製造株式会社
代理人個人
主分類H01R 13/639 20060101AFI20240624BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コネクタハウジングとは別体に設けられたロック部材が、コネクタハウジングから脱落することを阻止すること。
【解決手段】コネクタ10は、少なくとも1つのコンタクト400と、内部にコンタクト400を保持しており、外面の一つに固定スロット150と、当該固定スロット150に対してコネクタの嵌合方向の後方側において導通する導入開口部160と、を有するコネクタハウジング100と、導入開口部160から嵌合方向に沿って挿入されることにより固定スロット150に圧入固定され、相手方コネクタ90の被ロック部920に係止された場合に相手方コネクタ90との嵌合状態を保持するロック部材200と、嵌合方向とは異なる方向から挿入されることにより導入開口部160に固定され、ロック部材200の嵌合方向の後方への移動を阻止する抜止め部材300と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つのコンタクトと、
内部に前記コンタクトを保持しており、外面の一つに固定スロットと、当該固定スロットに対してコネクタの嵌合方向の後方側において導通する導入開口部と、を有するコネクタハウジングと、
前記導入開口部から前記嵌合方向に沿って挿入されることにより前記固定スロットに圧入固定され、相手方コネクタの被ロック部に係止された場合に前記相手方コネクタとの嵌合状態を保持するロック部材と、
前記嵌合方向とは異なる方向から挿入されることにより前記導入開口部に固定され、前記ロック部材の前記嵌合方向の後方への移動を阻止する抜止め部材と、を備えるコネクタ。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記導入開口部は、前記嵌合方向の後方側と、前記嵌合方向に直交する上下方向の一方側との両方が外部に導通している、請求項1記載のコネクタ。
【請求項3】
前記導入開口部は、前記嵌合方向に対して直交する幅方向の長さが、前記嵌合方向の後方側において、前記抜止め部材の幅方向の長さよりも短い、請求項2記載のコネクタ。
【請求項4】
前記導入開口部は、前記幅方向の長さが、前記嵌合方向と前記幅方向との両方に直交する挿入方向における手前側が奥側よりも幅狭であり、前記抜止め部材は、前記幅方向の長さが、前記挿入方向における奥側が手前側よりも幅広である、請求項3記載のコネクタ。
【請求項5】
前記抜止め部材は係止爪を有し、前記導入開口部は前記係止爪に対応した被係止突起を有し、前記係止爪と前記被係止突起は互いにスナップ式の係止構造によって係合される、請求項4記載のコネクタ。
【請求項6】
前記ロック部材は、前記嵌合方向における後端に、前記嵌合方向と当該嵌合方向に対して直交する幅方向との両方に直交する挿入方向の手前側に屈曲して前記抜止め部材に当接する当接部を備える、請求項1から5のいずれか1項に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記ロック部材は、前記嵌合方向の後方側に前記挿入方向の手前側に屈曲した位置決め突起を有し、前記抜止め部材には、前記位置決め突起を受け入れる位置決め開口を有する、請求項6記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ、特に、相手方コネクタに対して嵌合された際に、当該相手方コネクタとの嵌合状態を保持又はロックするコネクタに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、互いに嵌合し合う雄雌コネクタの嵌合状態を保持するため、雌コネクタのハウジング上面には片持ち状のロックアームが一体形成されていた。このロックアームは、雄コネクタのハウジングの対応する被ロック孔に係止され、嵌合された雄雌コネクタのハウジング相互を外れないようにする。しかし、ハウジングと一体に形成された樹脂製のロックアームは、強度を保持するためには、嵌合方向と直交する高さ方向に十分な厚みが必要であった。そこで、高さ方向の厚みを薄くするため、雌コネクタのハウジングとは別体の金属製のロック部材を雌コネクタのハウジングに圧入固定するものがある。
【0003】
また、下記特許文献1に記載された発明の金属ロックは、雌ハウジングの上面と側面を覆う本体部にスリットを切り込み形成することにより設けられ、本体部は側方に突出し、雌ハウジング側面に圧入されて保持される抜止め部が設けられている。
【0004】
特許文献1記載の金属ロックは、圧入のみで雌ハウジングに取り付けられており、容易に脱落する恐れがある。また、この金属ロックの脱落防止構造は大がかりなものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-197184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、コネクタハウジングとは別体に設けられたロック部材が、当該コネクタハウジングに取り付けられた際に、コネクタハウジングから脱落することを阻止する脱落防止構成を備えたコネクタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明のコネクタは、
少なくとも1つのコンタクトと、
内部に前記コンタクトを保持しており、外面の一つに固定スロットと、当該固定スロットに対してコネクタの嵌合方向の後方側において導通する導入開口部と、を有するコネクタハウジングと、
前記導入開口部から前記嵌合方向に沿って挿入されることにより前記固定スロットに圧入固定され、相手方コネクタの被ロック部に係止された場合に前記相手方コネクタとの嵌合状態を保持するロック部材と、
前記嵌合方向とは異なる方向から挿入されることにより前記導入開口部に固定され、前記ロック部材の前記嵌合方向の後方への移動を阻止する抜止め部材と、を備える。
【0008】
また、本発明の一態様において、前記導入開口部は、前記嵌合方向の後方側と、前記嵌合方向に直交する上下方向の一方側が外部に導通している。
【0009】
また、本発明の一態様において、前記導入開口部は、前記嵌合方向における後方側における前記嵌合方向に対して直交する幅方向の長さが、前記抜止め部材の幅方向の長さよりも短い。
【0010】
また、本発明の一態様において、前記導入開口部は、前記幅方向の長さが、前記嵌合方向と前記幅方向との両方に直交する挿入方向における手前側が奥側よりも幅狭であり、前記抜止め部材は、前記幅方向の長さが、前記挿入方向における奥側が手前側よりも幅広である。
(【0011】以降は省略されています)

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