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公開番号2024083503
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-21
出願番号2024062126,2023005579
出願日2024-04-08,2019-05-22
発明の名称組織切除のためのデバイス及びシステム
出願人ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド,BOSTON SCIENTIFIC SCIMED,INC.
代理人個人,個人,個人
主分類A61B 17/115 20060101AFI20240614BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】患者の体管腔における組織切除のためのデバイス、システム、及び方法を提供する。
【解決手段】軸202に沿って延びる本体205と、本体の遠位に配置される遠位キャップ217であって、軸に沿って延びるシャフト210に結合された遠位キャップとを含み得る。本体及び遠位キャップは、互いに相対して移動可能である。係留機構215は、体管腔内での切除のために、選択された組織に近接して本体及び遠位キャップを係合することが可能である。組織捕捉デバイス235は、切除されるべく選択された組織が組織捕捉デバイスによって捕獲可能であるように、組織切除デバイス245から展開可能である。組織切除装置は、切除のために選択された組織を切除するための組織切除装置をさらに含み得る。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
体管腔内の組織を切除する、組織切除デバイスにおいて、
一定の軸に沿って伸びる本体と、
前記本体の遠位に配置され、前記軸に沿って延びるシャフトに結合された遠位キャップであって、前記本体と前記遠位キャップは、互いに相対して移動可能である、遠位キャップと、
前記本体と前記遠位キャップを体管腔内で切除されるべく選択された組織に近接して係合する係留機構と、
前記切除されるべく選択された組織が組織捕捉装置によって捕捉可能であるために、前記組織切除装置から配備可能な組織捕捉装置と、
前記切除されるべく選択された組織を切除するための組織切除装置とを備える、組織切除デバイス。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
組織閉鎖デバイスをさらに備える、請求項1に記載の組織切除デバイス。
【請求項3】
前記係留機構は、前記遠位キャップ上に配置された第1のバルーンと、本体上に配置された第2のバルーンとを含み、前記切除されるべく選択された組織が第1バルーンと第2バルーンの間にあるように前記体管腔と係合すべく、前記第1及び第2のバルーンは拡張可能である、請求項1又は2に記載の組織切除装置。
【請求項4】
前記組織捕捉デバイスは、前記本体の表面の周りに円周方向に配置され、前記切除されるべく選択された組織を前記遠位キャップに対して固定するために前記軸に沿った方向に前記本体から伸長可能な1つ以上のポストを含む、請求項1~3のいずれかに記載の組織切除デバイス。
【請求項5】
前記組織閉鎖デバイスは、前記体管腔の部分を接合するための閉鎖機構を含む、請求項2~4のいずれかに記載の組織切除デバイス。
【請求項6】
前記組織切除装置は、前記本体の表面の周りに円周方向に配置され、前記切除されるべく選択された組織を切除するために、前記軸に沿った方向に前記本体から伸長可能なブレードを含む、請求項1~5のいずれかに記載の組織切除装置。
【請求項7】
前記組織切除装置は、前記遠位キャップの表面の周りに円周方向に配置され、前記切除されるべく選択された組織を切除するために、前記軸に沿った方向に前記遠位キャップから伸長可能なブレードを含む、請求項1~5のいずれかに記載の組織切除装置。
【請求項8】
前記組織切除装置は、外側シャフトに配置され、前記遠位キャップは、内側シャフトに配置され、前記組織切除装置は、前記内側シャフトが前記外側シャフトに対して相対移動可能であることに応じて、前記遠位キャップから延伸可能である、請求項7に記載の組織切除装置。
【請求項9】
体管腔内の組織を切除するための組織切除システムにおいて、
組織切除装置であって、
一定の軸に沿って伸びる本体と、
前記本体よりも遠位に配置され、及び、前記軸に沿って延びるシャフトに結合されている遠位キャップであって、前記本体と前記遠位キャップは、互いに相対して移動可能である、遠位キャップと、
前記体管腔内で切除すべく選択された組織に近接して前記本体と前記遠位キャップを係合する係留機構とを備える組織切除装置と、
前記切除されるべく選択された組織に相対した、体管腔内の前記組織切除装置の配備を視覚化するための視覚化装置とを備える、組織切除システム。
【請求項10】
前記切除されるべく選択された組織が組織捕捉装置によって捕捉可能であるように、前記組織切除装置から配備可能な組織捕捉装置と、
前記選択された組織を切除のために切除するための組織切除装置と、
組織閉鎖装置とをさらに備える、請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内視鏡処置を実行するためのデバイス、システム、及び方法一般に関し、より詳細には、内視鏡粘膜切除(EMR)及び/又は内視鏡粘膜下郭清(ESD)処置のための組織切除デバイス、並びにそのようなデバイス、システム、及び方法に関し、このようなデバイス、システム又は方法には、部分的又は完全な円周にわたる内視鏡的全層切除術(eFTR)、組織の閉鎖及び/又は組織の並置を達成するためのものが含まれる。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
内視鏡的粘膜切除術(EMR)及び/又は内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の処置は、良性又は病変組織、例えば病変、癌性腫瘍、及び/又は他の異常を患者の胃腸系から切除するために使用される。一部の患者では、胃腸系の粘膜層のみを除去するのではなく、体管腔内の部分的又は完全に一周する全層切除(FTR)が病変組織の完全な除去を確実にするために必要になる場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ただし、全層切除の処置では、重要な内臓や他の敏感な構造物に隣接する組織を解剖学的に取り除くことが困難になるほか、術後に漏出のリスクが生じる可能性があり、全層切除処置を受けている患者の健康リスクが高まる可能性がある。
【0004】
これらの及び他の考慮事項に関して、本発明の改善が有用となり得る。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この概要は、以下の詳細な説明でさらに説明される概念の選択を簡略化した形式で紹介するために提供する。この概要は、特許請求の範囲に記載された主題の、主要な特徴又は本質的な特徴を必ずしも特定することを意図したものではなく、特許請求の範囲に記載された主題の範囲を決定する助けとして意図されたものでもない。
【0006】
本発明の例示的な実施形態によれば、体管腔における組織切除のためのデバイスは、軸に沿って延びる本体と、本体の遠位に配置され、軸に沿って延びるシャフトに結合される遠位キャップとを含み得る。本体及び遠位キャップは、互いに対して相対移動可能である。組織切除のためのデバイスは、本体及び遠位キャップを、体管腔における切除のために選択された組織に近接して係合することができる係留機構をさらに含み得る。組織切除のためのデバイスは、組織切除デバイスから展開可能な組織捕捉デバイスをさらに含み得、切除のために選択された組織は、組織捕捉デバイスによって捕捉可能である。組織切除のためのデバイスは、切除のために選択された組織を切除するための組織切除デバイスをさらに含み得る。
【0007】
本発明の上記の及び他の実施形態の種々において、組織切除デバイスは、組織閉鎖デバイスをさらに含み得る。係留機構は、遠位キャップ上に配置された第1のバルーンと、本体上に配置された第2のバルーンとを含み得る。第1及び第2のバルーンは、切除のために選択された組織が第1及び第2のバルーンの間にあるように、体管腔に係合するように拡張可能である。組織捕捉デバイスは、本体の表面の周りに円周方向に配置され、切除するために選択された組織を遠位キャップに当接して固定するために軸に沿った方向に本体から伸長可能な1つ以上のポストを含み得る。組織閉鎖デバイスは、体管腔の部分を接合するための閉鎖機構を含み得る。組織切除装置は、本体の表面の周りに円周方向に配置され、切除のために選択された組織を切除するために軸に沿った方向に本体から伸長可能なブレードを含むことができる。組織切除デバイスは、遠位キャップの表面の周りに円周方向に配置され、切除のために選択された組織を切除するために軸に沿った方向に遠位キャップから伸長可能なブレードを含み得る。組織切除装置は外側シャフトに配置されてもよく、遠位キャップは内側シャフトに配置されてもよい。組織切除デバイスは、内側シャフトが外側シャフトに相対移動可能であることに応答して、遠位キャップから伸長可能である。
【0008】
本発明の例示的な実施形態によれば、体管腔における組織切除のためのシステムは、組織切除デバイスを含み得る。組織切除装置は、軸に沿って延びる本体と、本体の遠位に配置され、軸に沿って延びるシャフトに結合された遠位キャップとを含み得る。本体及び遠位キャップは、互いに相対して移動可能である。組織切除装置は、体管腔における切除のために選択された組織に近接して本体及び遠位キャップを係合することができる係留機構を含み得る。システムは、切除のために選択された組織に対する体管腔内の組織切除装置の配置を視覚化するための視覚化装置をさらに含み得る。
【0009】
本発明の様々な上記及び他の実施形態において、システムは、組織切除デバイスから展開可能な組織捕捉デバイスをさらに含み得、切除のために選択された組織は、組織捕捉デバイスによって捕獲可能である。システムは、切除のために選択された組織を切除するための組織切除デバイス、及び組織閉鎖デバイスをさらに含み得る。係留機構は、遠位キャップ上に配置された第1のバルーンと、本体上に配置された第2のバルーンとを含み得る。第1及び第2のバルーンは、切除のために選択された組織が第1及び第2のバルーンの間にあるように、体管腔に係合するように拡張可能である。組織捕捉デバイスは、本体の表面の周りに円周方向に配置され、切除するために選択された組織を遠位キャップに対して固定するために、軸に沿った方向に本体から伸長可能な1つ以上のポストを含み得る。組織切除装置は、本体の表面の周りに円周方向に配置され、切除のために選択された組織を切除するために、軸に沿った方向に本体から伸長可能なブレードを含むことができる。組織切除デバイスは、遠位キャップの表面の周りに円周方向に配置され、切除のために選択された組織を切除するために軸に沿った方向に遠位キャップから伸長可能なブレードを含み得る。組織切除装置は外側シャフト上に配置され、遠位キャップは内側シャフト上に配置されてもよい。組織切除デバイスは、内側シャフトが外側シャフトに対して相対移動可能であることに応答して、遠位キャップから伸長可能である。
【0010】
本発明の例示的な実施形態によれば、体管腔内の組織を切除する方法は、体管腔内の切除のために選択された組織の位置に組織切除装置を送達することを含み得る。組織切除装置は、軸に沿って延びる本体を含み得る。組織切除装置は、本体の遠位に配置され、軸に沿って延びるシャフトに結合された遠位キャップをさらに含み得る。本体及び遠位キャップは、互いに相対して移動可能である。組織切除装置は、切除のために選択された組織に近接して本体及び遠位キャップを係合するための係留機構をさらに含み得る。係留機構は、遠位キャップ上に配置された第1のバルーンと、本体上に配置された第2のバルーンとを含み得る。この方法はさらに、第1のバルーンを拡張して遠位キャップを体管腔に係合し、遠位キャップ及び本体を軸に沿って互いに距離を置いて延ばし、第2のバルーンを拡張して体を体管腔に係合することを含み得る。
(【0011】以降は省略されています)

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